ガサガサの唇の荒れを美しくケアするぞよ

肌荒れもそうですが、
秋冬になると特に気になるのが
唇の荒れですよね。

せっかく、ぷるるん・うるるんな
ツヤありの口紅をつけても、

荒れた唇のささくれが見えるなんて
台無しですよね。

唇はなぜ荒れてしまうのでしょうか?

荒れた唇をケアする方法を
まとめてご紹介します。

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唇の皮膚

まず、唇の皮膚についてお話していきます。

唇にもお肌にも表面を覆っている
皮膚があります。

角質細胞・真皮細胞・皮下組織
といった3つの層から成り立っています。

しかし、唇だけは角質細胞が
とても薄いそうです。

ですので、真皮細胞の中を流れる
血液の色が透けて見えて、
唇は赤いという訳です。

さらに、角質細胞の上には乾燥を
防ぐために皮脂膜が存在するのが皮膚ですが
唇にはこれがないのです。

つまり、乾燥しやすい構造になっている
ということですね。

唇が荒れてしまう原因

1.乾燥

構造の所でもご紹介したとおり
皮脂膜がないので
非常に乾燥しやすい場所です。

そして乾燥してしまうのは
冬場などの空気の乾燥もありますが

何気なくしている習慣が
原因なんです。

「 唇を舐める行為 」

知らず知らずにしている方、要注意ですよ。

それに加えて、口呼吸や紫外線、さらには
水分補給の不足などによって起こります。

2.刺激物

続いての原因は、
食べ物などによる刺激です。

香辛料やスパイス、また辛いもの
さらに熱いもので火傷などをする事も
唇の荒れに繋がります。

3.栄養不足

インスタント麺やスナック菓子などを
頻繁に食べていませんか?

バランスが悪い食生活も、
ダイレクトに唇の荒れを
引き起こす原因となります。

4.胃腸の荒れ

胃の中の不調は、
肌や唇に顕著に表れます。

暴飲暴食やストレス、生活リズムが
崩れる事が要因となります。

5.摩擦

唇は皮膚が薄い部分ですので
繰り返し摩擦を繰り返されることで
荒れが起こります。

食事の後にナプキンで口を拭く、
口紅を落とすといった行為も
負担となるのです。

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唇の荒れをケアする方法1

ガサガサの唇の荒れを美しくケアするぞよ

では、これら様々な要因で引き起こされる
唇の荒れをケアする方法をご紹介します。

1.リップで保湿する

唇の荒れというと一番に思いつくのが
リップですよね。

ただ、リップにも様々な種類があります。

唇が荒れないように予防するものと
唇の荒れを治す為のものは違います。

そこで、リップはワセリンが
含まれているもので

医薬品と表示があるものを
使うようにしましょう。

ちなみに薬用と書かれているものは
医薬品ではありません。

よく表記を見ると「医薬部外品」という
記載がありますよね。

これらのリップは治す為ではなく
予防のためのものなのです。

また、紫外線から唇を守る為には
普段からUV対策用のリップで予防に
努めましょう。

2.リップ塗りのポイント

リップはただ塗ればいい
というものではありません。

唇にあるシワの間にもきちんと
保湿効果をもたらす為には、

「 縦方向に塗ること 」

が大切なのです。

さらに、冬場はリップも固まりがちです。
そこで、少し温めてから
塗り込むようにしましょう。

リップが硬いまま、
何度も唇にこすりつけることは

唇が苦手な摩擦を起こしてしまうので
要注意です。

また一見、効きそうに感じがちですが
メンソール入りのリップは
唇への刺激となるのでNGです。

口紅の落とし方

ガサガサの唇の荒れを美しくケアするぞよ
毎日の口紅をオフする時にも
大事なポイントがあります。

メイクを落とすついでに、
メイク落としでオフしていませんか?

口紅の荒れをケアする為にも
また予防する為にも、口紅専用の
リムーバーを使用しましょう。

またリムーバー液は
直接唇につけるのではなく

ちゃんとコットンに取り、
優しくオフして行きましょう。

ここでもう1工夫です。

より早く荒れた細胞を
新しい細胞にする為に

優しく指の腹を使って、
マッサージしてあげましょう。

くるくると円を描きながら
マッサージしてやる事で、

血液の流れが促進され、
より早く細胞の活性化に
繋げる事が出来ますよ。

ハチミツパック

ガサガサの唇の荒れを美しくケアするぞよ

続いてご紹介するのは、
ハチミツを使った唇のパック法です。

★準備するもの

・ハチミツ
・ワセリン
・ラップ

★やり方

1.
ハチミツとワセリンを1対1の割合で
手のひらの上で合わせます

2.
指を使って唇に優しく塗っていきます

3.
ラップで唇をおおい、5~10分置く

4.
ぬるま湯で洗い流す

とても簡単で効果がありますよ。

ビタミンを取ろう

最後に食生活を見直しましょう。

唇の皮膚、つまり粘膜の
補修に最適なのはビタミンB2です。

納豆、たまご、レバー、うなぎなど
に豊富に含まれます。

納豆やたまごは手軽ですので
日頃から意識して食べるようにしましょう。

またナイアシンも不足してしまうと、
口内炎や皮膚のカサツキを
引き起こす栄養素です。

ナイアシンを多く含んでいる栄養素は、
サバ、アジ、イワシといった魚類や
レバーです。

これらの栄養素を多く含む食材を食べるか
サプリメントなどを利用して補うのも
いいでしょう。

魅力的な女性の象徴ともいえる
潤いのあるきれいな唇。

食生活の改善やストレスなどを
回避して行くことに加えて、

日頃からの唇ケアに重点をおきましょう。

参考動画