キューティクルを復活させる!髪の念入りケア方法

CMに出てくるモデルさんのように
つやつやの髪になるためには

「 キューティクルが大事  」

と聞くけれどいったい何のこと?

分かっているようで知らない
キューティクルについてそしてケア方法も
知っておきたいですよね。

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キューティクルとは

キューティクルとは簡単に言うと
髪の保護膜です。

私たちの肌で言う皮膚のような
役割をしています。

皮膚、つまり保護膜が整っていれば
ダメージが髪の毛までとどかないので
健康な髪が保てるのです。

一方、保護膜がダメージを受けて
剥がれてしまったり傷むと
ダメージヘアにつながります。

キューティクルは
魚のうろこの様な形をしていて
髪のしなやかさを保つものです。

うろこ状になっているキューティクルは
肉眼では分からないほど小さく

一片が50ミクロン、厚さが0.5ミクロンの
細胞から出来ています。

ミクロンと言われても
ピンと来ないかもしれませんね。

ミクロンという単位は、
1ミリの1000分の1です。

つまり、一片が0.05ミリ厚さ0.0005ミリ。

ものすごく小さな細胞だというのは
イメージできましたか?

この細胞が集まった層が1つではなく
3つ存在し、髪を守ってくれているのです。

キューティクルの材料は髪と同じ
たんぱく質です。

一番外側の層は、水やアルカリを弾く
特徴を持っており、もっとも強い層です。

少し予断ですが、
カラーリングをするときに使用する
あの酸化染毛剤が髪の内側にまで
浸透するのを防いでいるのも
キューティクルなのです。

キューティクルの特性

キューティクルを復活させる!髪の念入りケア方法

キューティクルのお手入れをするのに
特性や弱点を知っておく必要があるので

もう少しキューティクルと髪について
知識を深めましょう。

まず私たちの髪の構造を少し
ご紹介しますね。

髪は一番内側に存在する
“芯”である「メデュラ」。

そしてその上に、栄養分となる中間部分の
「コルテックス」があります。

そしてその外側が、「キューティクル」と
なっているわけです。

つまりキューティクルが
ダメージを受けたり剥がれると、

そこから髪の栄養分である
水分やたんぱく質が漏れ出してしまいます。

そして髪へ充分な栄養が
届かなくなるのです。

髪に刺激となるものには
何があるのでしょうか?

まずは、外気の空気などによる乾燥です。
紫外線の光もダメージとなります。

さらにキューティクルは熱に弱い
ということを知っておきましょう。

熱といえば、ドライヤーの熱ですね。
髪が耐えられる限界の温度が60度ですが
ドライヤーの熱はその倍の120度です。

かなり強いダメージが髪に
与えられているわけですね。

そういう意味では、ドライヤーを
髪から離して当てる
ということはもちろんですが、

髪のことを考えると
低温ドライヤーに変えることも
必要でしょう。

ただし熱が良くないからと
自然乾燥をするのはNGです。

シャンプーなどで髪が濡れると
キューティクルが開くので乾くまでの間

キューティクルが無防備となり
ダメージがひどくなってしまうからです。

このようにキューティクルは
乾燥、紫外線、熱、

さらには無理なブラッシングや洗髪で
ダメージを受けます。

もちろん強い薬剤を使用する
カラーリングやパーマも同様です。

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お手入れ方法

髪にとって非常に大切なキューティクルを
どのようにケアしていけばいいのでしょうか?

まずはブラッシングからです。

からまった髪を無理矢理に
とかしてはいけません。

毛先から優しくとかしましょう。

シャンプー前には忘れずにホコリなどを
取り除いてくださいね。

ホコリや小さなゴミがついていると
それらを髪に擦り付けてしまい
キューティクルを傷つけてしまいます。

シャンプーをするときに
髪の毛を育てる為のシャンプーブラシを使い
頭皮を刺激するのもおすすめです。

髪を乾かしやすくする為には
シャンプーやトリートメントをしっかりと
洗い流すことです。

すすぎ残しはべたつきにつながり
乾きにくくなりますし、

それがキューティクルをいためる原因にも
なるのです。

次に髪を乾かすときのポイントです。
まずは頭の上側と根元から乾かしましょう。

そこが乾いていないと、
上から内側から水分が流れ続け、
ひどく時間がかかりますし
生乾きになります。

髪の毛を持ち上げるようにして風を当て
中が乾いてから表面を乾かしましょう。

こうすると、生乾きも防げますし
早く髪を乾かす事が出来ます。

この方法で乾かすと
美容院で乾かしてもらったあとの
ツヤツヤ髪が手に入ります。

傷んだキューティクルのケア

キューティクルを復活させる!髪の念入りケア方法

キューティクルは一度傷むと
再生が難しい部位でもあります。

そこで髪の外からと身体の中からのケアが
必要なのです。

まずは、キューティクルを保護する
シャンプー剤やトリートメントに変えること。

そしてお風呂上りに自然派のオイルで
しっかりと保湿してやることです。

いろいろなオイルがありますが
あんず油はライトでべた付かないので
髪が細い方にもお勧めです。

オイルケアをしたまま紫外線を浴びると
油明けを起こすので
朝は避けてくださいね。

髪に良い栄養素を取ることも大切です。
主成分のたんぱく質に加えて

成長を促進するミネラルやビタミンを
取りましょう。

豆類、海藻類、ゴマ、お野菜、お魚
しいたけなどがお勧めです。

つやつやの天使のわっかを守るために
日頃から正しいヘアケアを意識しましょう。