夏目前!美肌に近づく びわの葉茶

初夏の時期は、
甘酸っぱいびわが美味しい季節です。

このびわの葉は、古くから民間療法で
様々な治療に使われてきました。

健康茶の一つとしても
愛飲され続けています。

どんな効果があるのでしょうか?

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びわの葉茶とは

バラ科の植物で、
橙色の甘い実が初夏になり、
店頭でもよく見かけると思います。

そのびわの木の葉は
様々な症状に効果的で、

その葉を乾燥させて
お茶にしたのがびわの葉茶で、
古くから親しまれているお茶です。

ノンカフェインなので、
カフェインを気にする方にも
安心して飲めます。

夏目前!美肌に近づく びわの葉茶

びわの葉茶の効果

(1)抗ガン作用

びわの種子と葉には
アミグダリンという、

最近ではガン予防に繋がる
とされる成分が入っています。

(2)抗アレルギー作用

びわの葉茶に含まれるサポニンに
抗アレルギー作用があります。

また、アトピー性皮膚炎にも効果的です。

(3)疲労回復効果

クエン酸が疲労回復に良く、
食欲増進効果もあります。

ブドウ糖も入っているので、
エネルギーを補給してくれます。

(4)抗酸化作用

ビワの葉茶には
タンニンやクロロゲン酸が豊富なので、
アンチエイジング効果もあります。

(5)利尿・去痰作用

タンニンやサポニンに
利尿・去痰作用があります。

(6)整腸作用

タンニンが胃腸の調子を整えてくれます。

夏バテや食中毒の予防に
昔から愛飲されてきました。

(7)鎮痛効果

アミグダリンに鎮痛効果があり、
神経痛や捻挫、末期ガンの痛みも
和らげるとの報告もあります。

(8)抗炎症効果

サポニンに炎症を抑える働きがあります。

(9)抗菌作用

黄色ブドウ球菌に
作用すると報告されています。

(10)肌荒れ改善

にきびや肌荒れに効果があります。

解毒作用があるので、
身体の中からきれいになります。

昔からにきびのあるところに
葉の液をつけたり、

入浴時にお風呂に入れれば
背中のにきびにも
効果的だったようです。

ちなみにアミグダリンは
ビタミンB17ともいわれます。

他にも、気管支炎など咳を鎮める作用、
高血圧、肝臓病、切り傷など

比較的広い範囲でいろいろな
症状に効く、万能薬のようなお茶です。

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びわの葉茶の作り方、淹れ方

市販でも販売されていますが、
自宅にびわの木がある方は、

びわの木の葉でびわの葉茶が
簡単に作れます。

1.
びわの葉をよく洗います。

2.
葉を1cm角位に切ります。

3.
切った葉をビニール袋に入れて、
温かいところに置いておきます。

5日間ほど発酵させると
茶色に変色してきます。

時々撹拌します。

4.
茶色く色が変わったら、
ザルに葉を並べて2日程乾燥させます。

5.
紙袋などに入れて、
湿気には気を付けて保存します。

6.
使う際には数回分を
フライパンで焦がさないように
万遍なく弱火で炒ります。

7.
鍋に2L程の水を入れて、
火にかけて煮出して飲みます。

びわの葉はびわの葉茶としても、
またお灸や化粧品や入浴剤にも
昔から使われているのです。