年中「冷え」でつらい方は、生姜の正しい食べ方を実践しましょう

 

「冷えは万病の元」と言いますが、冷えに悩まされる女性は多いですよね。

冷えの改善に効く食品の代表選手が生姜ですが、正しい食べ方をしないと冷えを改善するどころか逆に悪化させてしまう恐れがあるんです。

生姜の正しい食べ方を学び、実戦していくことで、多くの女性の悩みである冷えを撃退しましょう。

広告

 

生姜の効能

体を温める食品として有名な生姜ですが、生姜の効能はそれだけではありません。

ほかに、

・血行促進
・新陳代謝の向上
・食欲増進
・疲労回復
・抗菌・抗ウイルス作用
・健胃、解毒、消炎作用
・鎮痛作用
・ガンの予防
・血栓の予防
・免疫力の向上
・発汗・デトックス作用
・抗酸化作用

など、驚くほどたくさんの体に良い効能を持っているんです。

特に、血行促進や新陳代謝の向上、発汗作用は冷えの改善にもってこいですよね。

年中「冷え」でつらい方は、生姜の正しい食べ方を実践しましょう

 

体を温める効果的な食べ方

体を温めたり血行を促進したりと冷えを改善する様々な効能を持つ生姜ですが、ただ生姜を摂れば良いというものではありません。生姜は食べ方次第で効果が変わる食品なんです。

生の生姜は冷えの改善には効果なし

生姜の食べ方というと、うどんやそうめん、冷や奴などにすりおろして生で食べる方法を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

生の生姜にはジンゲロールという辛み成分が多く含まれており、ジンゲロールは血行促進免疫力向上、抗菌・抗ウイルス作用や体の表面温度を上昇させる効能があります。

ただし、すりおろして3分で効果が半減してしまうというデリケートなものである上、体の表面温度を上昇させても、体を中から温めてくれるどころか体温を下げる効能を持っているんです。

風邪のひきはじめや悪寒がするときには生の生姜が効果的ですが、冷え対策にはほとんど効果がないと言っても良いくらいなんです。

冷えの改善のためなら加熱するか乾燥させて

生の生姜に多く含まれているジンゲロールは、加熱または乾燥させると一部がショウガオールという成分に変化します。

ショウガオールには、代謝を上げたり血管を拡張して血行を促進する効能があり、体の奥から熱を作り出すはたらきがあります。このショウガオールとジンゲロールの両方の効能を取り入れることが、冷え解消の近道というわけです。

加熱方法によってもショウガオールの量が変わり、煮ると生の3.8倍炒めると5倍になりますので、炒め物などに使用するのが理想的です。

もっと手軽にショウガオールを摂りたいのであれば、生姜湯や紅茶などに生姜を加えるときに、先におろし生姜をカップに入れてから熱湯を注いで加熱すると良いでしょう。

乾燥させた生姜は、香りは失われてしまいやすいですが漢方でも利用されているほど効果抜群。お料理に入れたり、お茶のパックに入れてそのまま湯船に入れても良いですね。

自家製生姜パウダーの作り方

作り方も簡単で、皮 ごと1~2mmにスライスしたものを並べてカラカラになるまで1~2日天日干しするだけです。カラカラに乾燥したら、ミルサーなどで粉砕すれば、自家製生姜パウダーの出来上がり。

もちろん、市販の生姜パウダーを利用しても構いません。

広告

 

1日の摂取量を守ろう

冷えに抜群の効果を発揮する生姜ですが、食べれば食べるだけ良いというものではありません。

一度にあまりにもたくさん食べてしまうと、胃腸の粘膜を刺激し過ぎて腹痛を起こしてしまう恐れがあります。

生の状態で1日10g(スライスなら6枚、すりおろして小さじ1杯ほど)乾燥生姜で1gが目安です。

年中「冷え」でつらい方は、生姜の正しい食べ方を実践しましょう

 

生活習慣を見直して、さらに冷え対策

生姜の冷え改善効果を利用した上で、生活習慣を見直すことでさらなる冷え対策を行いましょう。

体を冷やす食べ物・飲み物は極力避ける

冷たい飲み物や食べ物はもちろん体を冷やしてしまいますが、白砂糖も体の冷えを引き起こしてしまいます。

清涼飲料水やアイスクリームには大量の白砂糖が使用されており、体の冷えを招くだけでなく過剰な糖分が体を糖化させ、老化を促進させてしまう恐れもあります。

冷えと老いを避けるためには、コーヒーショップの冷たいドリンクよりも白湯や暖かいお茶と心しておきましょう。生姜湯のパックを職場や家に置いておいて、いつでもサッと飲めるようにしておくのも良いですね。

適度に体を動かす

体温の元になる熱のおよそ40%は筋肉の収縮によって発生しています。

日頃から軽く筋肉を動かすことで、体温を作り出す筋肉を活性化させ、その熱を手足などの末端まで運べるよう血液の循環も良くしておきましょう。普段から体を動かすことで筋肉量が増えると、体温が上がるというメリットもあります。

「筋肉を動かす」とはいえ、何も辛い筋トレをする必要はなく、極力歩いたりゆっくりとしたスクワットを行ったり、肩甲骨を動かすといったもので構いません。

デスクワーク中心で座っている時間が長い人は、靴を脱いで足の指をギュッと握ったり開いたりする運動や、つま先を手前に引き寄せたり伸ばしたりする運動など、デスクの下でもできる運動がおすすめです。

寝る時は靴下を脱いで

冬場など、足が冷えて眠れないからと靴下を履いて寝ていませんか?

靴下で足首を圧迫すると、血流が阻害されて逆に冷えを悪化させてしまいます。

布団に入る前に足が冷えきってしまったなど どうしても靴下を履きたい時は、圧迫の少ない足首の緩い靴下を履くようにしましょう。

体を温める食べ物というとまず思い浮かべる生姜ですが、生のまま食べると体を温めるどころか体温を下げてしまいます。

生姜は炒めたり煮込んだりして加熱するか、乾燥させて食べるようにしましょう。

普段から体を冷やす飲食物を避けて適度に体を動かすようにすれば、さらに冷えの改善に効果的です。

上手に生姜を摂って、冷え知らずの体を目指しましょう。