顔に現れるからこそ辛い「顔面多汗症」の原因や対処法を解説中

 

体にはそんなに汗をかかないのに、顔だけ汗が噴き出すように出てしまう。それはもしかしたら「顔面多汗症」かもしれません。顔に汗をかくと非常に汗かきな印象を与えてしまうので、恥ずかしい思いをしてしまいますね。今回はあまり知られていない「顔面多汗症」の原因や対処法をご紹介します。

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顔面多汗症とは?

顔面多汗症とは、多汗症のひとつで身体疾患です。

顔だけに異常な程汗をかき、日常生活にも支障を及ぼしますので、一般的な「汗っかき」とは全く別のものです。平成8年4月から顔面多汗症をはじめとする局所多汗症は健康保険での治療が可能になっています。

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顔面多汗症の症状とは?

顔面多汗症の症状は主に3つあります。

*顔に大量の汗をかく
*緊張や不安を感じると、さらに汗の量が増える
*夏場など気温が高くなると、さらに汗の量が増える

ただでさえ顔に大量に汗をかいてしまう顔面多汗症ですが、精神的な負担や気温の上昇により、他の人が気になるほどに顔に汗をかいてしまうので、メイクが崩れるなどの日常生活への支障もありますし、恥ずかしいという思いが強くなります。

つらいことに、この「恥ずかしい」という気持ちが、さらに発汗を促してしまいます。

顔面多汗症の症状は24時間常に出ているというものではなく、症状が出たりおさまったりが交互に起こります。

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顔面多汗症の原因

顔面多汗症の原因は、自律神経が乱れて交感神経が活発になりすぎていることで起こります。ちなみに顔面の汗は頸部から第3肋骨までの交感神経が関係しています。

他の原因としては遺伝があります。

顔面多汗症を含む多汗症は遺伝しますから、両親の両方、もしくは両親の片方が多汗症だと、子供にも多汗症が遺伝してしまう場合が多いです。

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顔面多汗症の対処法

汗が気になる前や汗が出てからの対処法をご紹介します。

こまめに汗を拭く

常にハンカチやタオルを持ち歩き、汗が出てきたらこまめに拭きましょう。汗をこまめに拭くというのは基本的なことですが、汗を放置していると、夏場などは特に汗がかぶれの原因にもなりますから、清潔なハンカチやタオルでこまめに拭くことが大切です。

1枚で心配な場合は、2枚3枚と持ち歩くと安心です。

首の周りを冷やす

首の周り、特に首の後ろを冷やすことで、体温を下げることができますから、顔の汗もおさまってきます。

冷たい缶ジュースや濡れタオルなどで冷やして汗を抑えましょう。

汗を止めるツボを押す

人間の体にはたくさんのツボが存在しています。そのたくさんのツボの中には、汗を止める効果のあるものも存在しています。

顔の汗を止めるために効果的なのは「合谷(ごうこく)」というツボで、手の人差し指と親指の付け根にありますから、指で押したり、ツボ押しなどを利用して刺激しましょう。

制汗剤を使用する

制汗剤は脇や足の裏などに使うものだと思っている方も多いですが、実は顔面多汗症にも効果があります。ただし、顔はデリケートな部分ですから、ドラッグストアなどで適当に買うのではなく、本当に良い物を買うようにしましょう。

顔汗用制汗剤サラフェは、使用者の満足度91.7%とかなりの高評価を得られている商品です。サラフェの特徴は、化粧品ではなく、「医薬部外品」であること。医薬部外品とは、国からその効果を認められていることを指します。

とは言っても、肌質は人それぞれなので、自分に本当に合うか不安な方もいるかと思います。サラフェの場合は、60日間返金保証制度があって、仮に1本使いきってしまっていても返金OKです。金銭的なリスクなくスタートできますので、この機会にいかがでしょうか?

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ミョウバン水スプレーを使用する

殺菌効果や消臭効果の高いミョウバンを顔にスプレーするだけで顔の汗を抑えることができます。

ミョウバンは薬局で簡単に購入することができますから、ミョウバン水を作り、それをさらに精製水で薄めて顔にスプレーしましょう。

自律神経を整える食品を摂る

顔面多汗症の原因のひとつに自律神経の乱れがあります。

自律神経の乱れを整えるために効果的な食品を積極的に摂取することで、顔の汗を抑える効果があります。自律神経を整えるために効果があるのが大豆製品です。大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」が自律神経のバランスを整えるのに非常に効果的です。

ストレスを発散させる

ストレスを感じることで自律神経のバランスを乱してしまうことになります。自分なりのストレス解消方法を見つけて、ストレスと上手に付き合っていきましょう。

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病院での治療方法

あまりにも顔面多汗症の症状がひどい場合には、病院で治療を受けたほうが良い場合もあります。

顔面多汗症で行われる治療方法は、ボトックス注射やボツリヌス注射がメインです。

ボトックス注射は顔のシワを伸ばすイメージがありますが、汗を止めるという効果もあります。通常のボトックス注射の場合には、薬液が皮膚の下で拡散することによって表情筋に影響を与えてしまうため、顔面多汗症で行われるボトックス注射はマイクロボトックス注射で、表情筋には影響せず、皮膚だけに効果があります。

ボツリヌス注射はボツリヌス菌を無毒化してタンパク質を有効成分とするものです。ボツリヌス注射には、汗を出す指令をするアセチルコリンの働きを抑える効果がありますので、顔面多汗症に効果的です。

他にも神経遮断薬や精神安定剤を使って汗を抑えるという治療方法もあります。顔面の汗だけでなく全身の汗を抑える効果があります。