整腸作用だけじゃない、お腹に優しい「乳酸菌」のミラクル効果

 

「乳酸菌」の効果というと一番に思いつくのが、便秘解消をはじめとする整腸作用でしょう。しかしそれだけではない嬉しい効果が盛りだくさんなのです。

乳酸菌の種類とその効果について詳しくご紹介します。

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乳酸菌の種類

乳製品売り場で、さまざまな乳酸菌の名称が記載された商品を目にする機会がありますよね。実に乳酸菌の種類は350種類以上に及びます。

その中でもプロバイオテクス効果がある乳酸菌を取ることが大切です。ちなみにプロバイオテクスというのは、簡単に言うと腸内環境を良くし人体に良い作用をもたらす腸内細菌のことを指します。

では、有効とされる乳酸菌の種類をご紹介していきます。

BB536株

生きたまま腸に届いてくれる乳酸菌です。腸内で殺菌パワーを発揮し、免疫力を向上させます。腸管内の免疫細胞の過剰反応が原因で起こる花粉症の症状を和らげる効果もあるといわれています。

BE80株

酸に強いので生きたまま腸に届きやすい乳酸菌で、食後にお腹が膨らんでしまうのを改善する効果もあります。これは腸内細菌のバランスを整える働きによるものです。

整腸作用だけじゃない、お腹に優しい「乳酸菌」のミラクル効果

 

LB81乳酸菌

本場ブルガリアで古くから使われているサーモフィラス菌1131株とブルガリア菌2038株を組み合わせたもので、便秘や肌荒れに効果があります。

シロタ株

O-157の定着を防止し、花粉症症状の軽減に働きます。また大腸がんの発がんリスクを下げる可能性もあるとされています。

LGG菌

生きたまま腸に届き、花粉症の鼻づまりアトピー性皮膚炎の発症率低下に効果をもたらします。

SBT2928株

腸内に定着してくれることが立証されており、O-157の感染リスクを低下させます。

それぞれの乳酸菌の特徴を知り、どれが自分に合ったものかを選ぶ参考にしてくださいね。

整腸作用だけじゃない、お腹に優しい「乳酸菌」のミラクル効果

 

植物系乳酸菌と動物性乳酸菌

さて、乳酸菌は2つの分類が存在することをご存知でしょうか?植物性乳酸菌と動物性乳酸菌が存在し、それぞれに特性があるのです。その違いとはどんなものでしょうっか。

植物性乳酸菌

植物性乳酸菌は、どんな過酷な環境でも対応することが出来、生命力が非常に強いのが特徴です。その為、腸まで到達する率も非常に高くなっています。また、様々な微生物と共存することもでき、ブドウ糖、ショ糖、果糖、麦芽糖をはじめとする多糖類を分解することが出来ます。

含まれている食べ物は、キムチやお醤油、味噌、酒、ザーサイ、サワークラフトといった主に発酵食品です。

動物性乳酸菌

動物性乳酸菌は、一定の環境が整っていないと順応できない為、腸に到達するまでに胃酸に負けてしまうものが多く見られます。また、ほぼ単独で存在し他の菌との共存はしません。また分解できる糖は乳糖のみとなります。

含まれている食べ物は、乳からできた製品であり、チーズやヨーグルトなどの乳製品がそれに当たります。

乳酸菌は乳製品だけでなく発酵食品にも多く含まれており、そちらの方がより高い効果をもたらしてくれます。

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免疫力アップ効果

では乳酸菌がもたらしてくれるうれしい効果のうち、免疫力アップについてご紹介しましょう。

これは免疫システムのうち大部分を腸が担っており、腸内環境が免疫システムに大きく影響するからです。ここで免疫力低下を防ぐのにもってこいなのが先ほどご紹介した植物性乳酸菌です。

植物性乳酸菌がどんな環境でも生息できる強さがあることから、腸内まで生きて届き、腸内の他の細菌とも共存しながら、善玉菌を助けてくれるのです。

ちなみに植物性乳酸菌は、お漬物にも含まれています。お漬物も発酵させて作ります。ただ塩分が多いため、取り過ぎには注意が必要ですが、食物繊維がたっぷりな野菜と植物性乳酸菌が同時に取れるという意味ではお勧めの食べ物です。

腸内環境がいい状態というのは、善玉菌の数が悪玉菌の数よりも多い状態を指します。つまり、善玉菌を増やすことが出来れば、悪玉菌が弱くなり負けて少なくなるのです。

善玉菌は、腸内の毒素や有害物質を体外に出す働きを持っており、酸菌やビフィズス菌などが代表的なものです。悪玉菌は、腸内でたんぱく質を腐らせ、ガスを発生させたり、発がん性物質まで生み出してしまいます。

整腸作用だけじゃない、お腹に優しい「乳酸菌」のミラクル効果

 

アレルギー改善効果

最後にご紹介する乳酸菌の効果は、アレルギー症状の緩和です。

腸管の中には体内の約6割にもあたる免疫細胞が生存しています。そしてこれらが腸内環境の正常化をし、整えます。それにより免疫力があがり、花粉症をはじめとしたアレルギー疾患にも効果を表すのです。

特にアレルギーを生み出すとされている「Th1細胞」と「Th2細胞」といった免疫細胞のバランスが整うとアトピー性皮膚炎などの症状の緩和にも効果が期待できるようになります。

また、それだけではなく免疫力が高まるとインフルエンザなどにかかるリスクも減少するといううれしい効果もあるのです。

私はそんなに便秘気味でもないから乳酸菌なんて取らなくてもいいわと思っているあなた、いかがでしょうか?乳酸菌って素晴らしい効果があることをお分かりいただけたのではないでしょうか?

乳製品だけに限らず、お漬物や、ヨーグルト、納豆などの発酵食品を毎日の食事に組み入れて健康な毎日を送りましょう。