花粉が飛散するピークはいつからいつまで?

暖かい春がやってきた!
でも、それと同時に
襲ってくるものがありますよね。

そう、花粉です。
毎年花粉症に悩まされる人は
自分の身体の感覚で

「もう花粉が来ている!」

とわかる人もいるでしょう。

ですが、花粉症に
かかったことのない人は

よくわからずにそのシーズンを
過ごしてしまうこともあります。

花粉症になったことがない人も、
あるとき突然花粉症になってしまう
可能性はあります。

花粉症の人も、そうでない人も、
花粉対策を始めていきましょう!

広告

花粉が引き起こす花粉症の原因と症状

まず、どうして花粉症になるのでしょうか。

花粉が人間の身体の中に入ると、
人間の身体は花粉が異物かどうかを
判断します。

異物と判断された場合は、
くしゃみや鼻水と一緒に
外へ出されるのです。

それが呼吸をする度に入り込むので
たくさんのくしゃみや鼻水に
悩まされてしまうのですね。

でも、どんな人間でも異物が入れば
このような症状が起きます。

花粉症を起こさない人は
どうしているのでしょうか。

実は、人間には、それぞれ花粉を
貯めこむことができる量が決まっています。

それが満タンになってしまうと、
花粉症を発症するのです。

花粉症の人は、毎年このタンクの量から
花粉が溢れているのです。

貯めこむことができる量は、
遺伝で決まっています。

両親が花粉症だと子どもも花粉症に
なる可能性は高くなるのです。

症状は、くしゃみや鼻詰まり、
目の痒みで、粘膜への影響が
とても大きいです。

毎年、花粉のせいで仕事や勉強はおろか、
睡眠もとれないという人がたくさんいます。

広告

大人になってから発症するケースも

子どもの頃は花粉症ではなかったのに、
大人になってから発症した!
という人は多いです。

花粉症というと、
子どもの頃からかかるアレルギー症状
という認識が強いのですが、

実は全く逆で、昔は大人になってから
発症するのが普通だったようです。

それはなぜかというと、
前述の通り人間の身体には
花粉を貯めこむタンクがあり、

それが満タンになってしまうと
花粉症を発症するのですが、

このタンクが大人になってから
満タンになることがあります。
それで発症してしまうのですね。

タンクの大きさは人それぞれなので、
大きなタンクを持っている人もいれば
小さなタンクを持っている人もいます。

タンクが満タンにならないまま
一生を終える人もいれば、

子どもの頃にタンクが満タンになって
毎年の春が憂鬱になってしまう人も
いるのです。

花粉が飛散するピークはいつからいつまで?

飛散のピークはいつからいつまで?

花粉が飛んでいるから春!
というわけではなく、
なんと2月頃から花粉は飛んでいるのです。

知らない間に吸い込んでいても
おかしくないのですね。

飛散のピークは、だいたい2月頃~4月頃
と考えておけば間違いないでしょう。

花粉症が重い人は
鼻詰まりなどに悩む時期の
目安になりますね。

春から初夏に変わるくらいには
花粉症のピークは過ぎて、
症状も落ち着いているはずです。

スギの花粉は、
一度初夏に落ち着きますが、

木々の成長により秋頃からまた
少しずつ飛散を始めます。

真夏を過ぎると、また花粉症に苦しむ人が
増えてくるのもわかりますね。

スギ、ヒノキ、ブタクサなど
色々な花粉がありますが、

花粉によって微妙にピーク時期が
ずれているのも特徴です。

もしかしたら、
今までスギの花粉症だと思っていたのに、

実はヒノキだったということや、
2種類の花粉によるアレルギーだった
ということもあります。

検査は病院でできますので、
自分がどの花粉症なのか
調べてみるのもいいかもしれません。

花粉が飛散するピークはいつからいつまで?

各地によって花粉の量は違う

どこの地域も花粉の量は
同じということはありません。

もちろん、花粉症のピークの時期も
各地域によって誤差があります。

例えば、関東地方や東海地方などの
海沿いや都市だと花粉の量が少ない割に
ピーク時期が半月ほど長いです。

逆に、森林がたくさんある内陸だと
木々の成長などにより
ピークの時期は短くなるのですが

花粉の量は都市よりも
多い傾向にあります。

よく、大学の春休みで東京から
田舎に帰省すると
花粉症の症状が重くなった、

逆に都会に旅行に来たら症状が落ち着いた
という話を聞きます。

それは各地域による花粉の量や
ピークの違いにより出てくるのですね。

ちなみに、北海道と沖縄は
スギの木が少ないので
スギによる花粉症が少ないそうです。

各地域の花粉の量の予想もありますが、
多かった次の年は少なくなったり、

少なかった次の年は多かったりと
交互に量が変わっているそうです。

なんとなく症状が軽かった次の年は、
花粉が多いことを覚悟した方がいい
ということですね。

1年中花粉症という人も

花粉症は春特有の病気
と考えている人が多いのですが、

人によっては1年中花粉症に
苦しんでいる人もいます。

春以外で花粉症を発症しやすいのは、
実は夏です。
イネ花粉の飛散ピークなのです。

スギの花粉から解放されて
一息つきたいところですが、
花粉が待ってくれることはありません。

スギの花粉も、
真夏以外はピークとまではいかなくても
飛散しているので、

いつも鼻声でしゃべることが多かったり、
なんとなく毎日花粉症っぽいなという人は、

少しの花粉にも身体が
反応しているせいなのですね。