最高の結婚式にするために知るべきトラブルの事例と注意点4つ

愛する人と結ばれ、周囲から祝福される結婚式は人生で最高の瞬間です。和やかに終われば大切な思い出になりますね。しかし、残念なことに結婚式をめぐるトラブルが後を絶ちません。全国楷書の相談窓口には年間1000件以上もの相談があります。

今回は結婚式のトラブル事例や、トラブルを予防するための注意点を解説します。結婚式の準備をする前に、一度確認しておきましょう。

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結婚式のトラブルの相談が後を絶たない現状

結婚式におけるトラブルは、毎年1000件以上寄せられています。年によっては1500件を超えるほどです。相談内容は些細なミスから深刻なトラブルまで様々で、場合によっては裁判にもつれ込むこともあります。たとえ裁判になっても、式場利用者の主張を通すのは難しく、予防することが一番の対応策です。

結婚式のトラブルは契約に関することが多く、その他披露宴の段取りやクオリティに関するもの、打ち合わせに関するものなどがあります。

最高の結婚式にするために知るべきトラブルの事例と注意点4つ

 

結婚式トラブルの事例

結婚式はカップルによって十人十色のバリエーションがあります。そのため起こりうるトラブルも様々です。結婚式のトラブルで多いものを紹介します。

式場予約に関するトラブル

結婚式場を選び、まずは初回打ち合わせの予約をします。この予約の時点でもトラブルは潜んでいます。

結婚式場と契約することを決めたら、契約金の一部を頭金として払ったり、予約の料金を支払うことがあります。まだ式場を予約するか決めていないのに契約金の支払いを求められたり、契約したつもりがないのにキャンセルしたら解約金を求められた、というトラブルがあります。

仮予約なのにお金の支払いを求められる、仮予約時の内金を返してもらえないなどのトラブルも報告されています。

解約に関するトラブル

契約する際に解約料の発生について十分な説明を受けておらず、知らずに解約したら高額な解約料がかかった、というトラブルです。半年前に解約したら契約金の20%を支払うなど、結婚式の日が近づくにつれて解約金が上がる式場が多いのです。この場合、式場と契約する際に説明を受けずに、解約金の期間や料金が分からないまま進んでしまいます。

ウエディングプランナーとの打ち合わせに関するトラブル

結婚式場を予約すると、専属のウエディングプランナーがつきます。式の内容から衣装、各アイテムにかかる費用に至るまで、結婚式の関わるほとんどのサポートをしてくれます。円滑な意思疎通ができれば、とても頼もしい存在です。残念なことに、プランナーとのやり取りでトラブルが起こることも多いです。

・プランナーが変わり引き継ぎがされていなかった
・結婚式当日の宿泊予約をしたが予約されていなかった
・もらった見積書が、実際のプランとまるで違った
・パック料金に含まれない商品ばかり勧められて高額になった
・招待客の情報が間違って伝わっていた

プランナーとのトラブルは、コミュニケーションの問題から金銭的トラブルまで様々です。「変更や追加を事前に言っておいたのに反映されていない」というトラブル未遂もあります。

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結婚式当日のトラブルも

結婚式準備が順調に進み、いよいよ挙式当日という時にもトラブルの事例があります。

進行や演出の質が低い

事前にしっかりと確認したにも関わらず、司会や演出の動きがスムーズではないことがあります。招待客や親族の名前を間違える、余興の段取りがうまく行かない、予定の演出が実行されないなど式場スタッフの質の低さが目立つトラブルです。

料理やサービスが予定と違う

結婚式は、美味しい料理や心を尽くしたサービスが魅力です。新郎新婦としても、招待客をもてなして共に幸せな雰囲気を味わってもらいたいものですよね。料理や招待客への対応が、事前の打ち合わせや式場パンフレットと違っているというトラブルがあります。

・勝手に料理の内容が変わっていた
・フリードリンクにしたのに十分な量のお酒がサービスされない
・招待客への気遣いがない
など、サービスに関する想定外のトラブルです。

最高の結婚式にするために知るべきトラブルの事例と注意点4つ

 

結婚式トラブルを回避するための注意点

高額な費用をかけてきちんと準備をしてきたのに、トラブルが起きては嫌な思い出になってしまいますね。結婚式のトラブルを未然に防ぐポイントを心得ておきましょう。

解約金や契約頭金は事前に確認する

式場を予約したり、ブライダルフェアなどで式場を訪れる際には、いつからいくらの解約料がかかるのか、頭金はいくらなのか確認しておきましょう。料金を知っていれば他の式場と比較する際にも焦りませんし、よく分からないまま契約させられるのを防げます。

見積書は複数取ってもらう

結婚式の見積書は、その後の準備に影響する重要な要素です。見積もりの時点である程度具体的な数値を出しておきましょう。例えば、「やりたいことを全て盛り込んだ」見積もり、「最低限これだけはやりたい」時の見積もりなど、複数の見積もりを出してもらうと参考になります。

また、打ち合わせの最中で変更が生じたとしても、その都度変更した見積書を出してもらいましょう。金額の誤差が少なくなります。

結婚式の方針をプランナーに伝える

結婚式はカップルによって様々です。打ち合わせの際に、プランナーにどんな方針で挙げるのか話しておきましょう。

・好みの雰囲気
・演出の豪華さ
・招待客の性格やNG演出
・譲れないところ

など、新郎新婦が結婚式に対してどんなスタンスで臨むのか明確に示します。方針が分かればプランナーも提案がしやすく、勘違いや連絡ミスによるトラブルを防げます。

結婚式場スタッフの様子を観察する

ブライダルフェアや初回打ち合わせなど、結婚式場に行く際に近くのスタッフの動きを観察してみましょう。テキパキと動いているか、笑顔があるか、お客さんに目を配っているかなど、観察しているうちに雰囲気が分かります。

素敵なスタッフが多い式場であれば、式当日にちょっとしたハプニングが起きたとしても、トラブルになる前に解決できます。