必ず抜かなければいけないの?意外と知らない親知らず抜歯の基準

親知らずは抜かないといけないものなのでしょうか?多くの人が抜歯した方がいいと思っているようですが、抜歯しないといけない人としなくてもいい人がいるのです。

親知らずというのがどんなものか、抜歯する人、しない人とはどういう状態なのかをご紹介していきましょう。また、親知らずを抜歯することでのメリットとデメリットも併せてご紹介いたします。

最近の歯医者は、昔と違って待っている人のストレスを軽減させる為に、様々な設備が整えられています。子どもから大人まで、通いやすい歯医者さんが増えています。親知らずをどうするべきか悩まれている方は参考になさってください。

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そもそも「親知らず」とは?

親知らずは誰でもはえてくる可能性がある歯です。そもそもどうしてこんな名前をつけられているのでしょうか?なんだか親不孝者のような感じもしてしまいます。

親知らずが生えてきやすいのは、18~20歳頃になります。昔は今ほど長寿社会ではなかったので、その年になったら親が亡くなっている方もいました。親が生きているうちに生えてこなかった方も多いことから、「親知らず」というふうに呼ばれるようになりました。

親知らずと呼ばれる歯が生えるところは決まっていて、上下左右一番奥のその奥に生えてきます。全てはえそろうと、上下左右1本ずつで合計4本です。はえ方は真っすぐなこともありますが、横向きにはえていたり、うまっていたりする場合もあります。

先ほども書いた通り、はえてくる人とはえてこない人がいます。はえる本数も人によって違いがあります。

必ず抜かなければいけないの?意外と知らない親知らず抜歯の基準

 

抜歯しなくても良い人

1.はえ方がまっすぐである

親知らずのはえ方は皆さん違います。まっすぐにはえていれば歯磨きもしやすく、細菌がたまったり炎症を起こしたりする可能性も非常に低いので、抜歯しなくても大丈夫です。

2.上下しっかり噛んでいる

上下の親知らずがしっかりと噛みあわさっていれば、わざわざ痛い思いまでして抜歯する必要はありません。しっかりと噛み合わさっているなら、歯としての機能を果たしているので、そのままにしていて問題はありません。

3.歯茎が被っていない

親知らずに歯茎が被っていない状態であれば、歯磨きの時にしっかりと磨くことができる為、虫歯や歯周病の心配もありません。少しくらいの被りなら大丈夫です。気になるなら歯医者さんに相談してみてください。

4.虫歯

親知らずは、奥歯のその奥に出てくる歯です。親知らずを除いて、一番奥の歯が虫歯になって抜歯をしたら、その奥にある親知らずを移植したりすることもあるのです。その為に、親知らずを残す形をとる傾向にあるといえます。

5.影響がない

親知らず自体が歯茎や歯に影響がないと判断されたら、特に抜歯する必要はありません。

これらにあてはまれば、抜歯しなくても大丈夫です。また、特に歯や歯茎のトラブルがおこらないのであれば、抜歯する必要はありません。

必ず抜かなければいけないの?意外と知らない親知らず抜歯の基準

 

抜歯が必要な人

1.傾斜がある

親知らずが、横向きや内側に傾いてはえていたら、抜歯がおすすめになります。しっかり磨いているようでも、磨き残しが多くなってしまう傾向にあり、虫歯になりやすい歯でもありますので、そうなる前に予防的な措置として、抜歯をしておきましょう。

2.腫れや痛みがある

この場合は、抜歯がおすすめです。一度治まっても、この痛みや腫れは繰り返し襲ってきます。ひどくなる前に抜歯するようにしましょう。

3.周辺の歯が虫歯や歯周病

親知らずのはえ方が横向きであったり傾きがあったりすると、特にその前の歯が虫歯になったり、周辺が歯周病になりやすくなります。その兆しがみられたら、抜歯することをおすすめします。

これらのほとんどは、歯医者さんを受診して初めて気づくことが多いです。長期間受診していないという方は、一度歯医者さんに足を運んでみてください。

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親知らず抜歯のメリット・デメリット

メリット

・虫歯になる確率が低くなる
・歯周病や口臭予防になる
・頭痛や肩コリがなくなる
・歯並びが悪くなる可能性が低くなる
・小顔になれるかもしれない

親知らずを抜歯することはこれだけのメリットがあります。抜歯に一番適している年齢は20歳前後です。痛みも少なくてすみますし、骨の回復も早く、小顔になれる確率もアップします。若ければ若いほど回復力もあるので、抜歯後の回復も早いというメリットがあります。

デメリット

・抜歯後完治までの口臭が気になる
・親知らずを移植するという方法ができなくなる
・顎の神経に影響があるかもしれない

デメリットは少ないですが、抜歯後の口臭は約1ヶ月程度を覚悟しておいてください。また、
親知らずは、移植して奥歯として利用したりすることがあります。抜歯をしてしまうとそれができなくなってしまいます。

メリットとデメリットがありますが、あきらかにメリットの方が多いので、今20代前後のお子様がいるなら、是非抜歯をおすすめしてあげてください。

必ず抜かなければいけないの?意外と知らない親知らず抜歯の基準

 

早めの対策を

親知らずを抜歯するなら、早いうちにしてしまってください。年齢が上がるほど、痛みも強く感じてしまいますし、回復までにも時間がかかります。先にも書きましたが、20歳前後が、抜歯をするのに理想的な年齢です。

痛みや腫れが出てからの治療となると、苦痛に耐えなければならなくなるでしょう。歯医者さんから遠ざかっているなら、まずは受診し、今どのような状態になっているのか確認してもらいましょう。親知らずの抜歯についても相談してみることをおすすめします。