早期発見なら9割以上が完治!絶対見逃せない乳がんの初期症状

女性なら誰でも気をつけておきたい、乳がん。ですが意外にその原因や初期症状は知らないものです。今回は早期発見につながる初期症状はもちろん、早期発見するために気をつけたいことをご紹介していきます。

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乳がんの原因

乳がんはその他のがんと同じく、細胞の遺伝子異常の蓄積によって起こることがわかっています。そして乳がんの場合原因として大きく関わっているのが、女性ホルモンの一種のエストロゲンです。

これは月経を起こす、妊娠しやすい体を作るなどの性機能をつかさどり、健康的で女性らしい体つきを維持してくれるものです。しかしこのエストロゲンが過剰に分泌されたり、体が長くエストロゲンにさらされることで乳がん発症リスクが高まることが研究の結果解明されています。エストロゲンの血中濃度が発症に大きく関わっているのです。直接的には、以下の3つが乳がんになりやすい原因として挙げられます。

肥満

高脂肪で高タンパクな肥満を作りやすい食生活は、同時にホルモンバランスを崩しやすくなります。肥満の場合は脂肪細胞がエストロゲンを作り出すのに関係しているため血中のエストロゲン濃度が高くなります。

妊娠出産経験がない

妊娠経験がないとエストロゲンにさらされる時間が長くなり、乳がん発症率が上がります。また初産年齢が低いほど乳がんリスクは低いと言われています。

授乳経験がない

授乳も乳がんリスクを減らすという研究結果が発表されています。これは授乳を行うことによりエストロゲンを低下させるなど様々な理由があります。授乳期間が長い人ほど乳がん発症リスクが低いこともわかっています。

早期発見なら9割以上が完治!絶対見逃せない乳がんの初期症状

乳がんの初期症状

症状は様々ですから、人によって出方が異なり自覚症状がないこともあります。ですが代表的な症状をご紹介しておきますので、参考にしてみてください。

しこり

乳がんの症状として誰しもがすぐ思いつくのがしこりです。乳がんの場合しこりに痛みがあることは稀で、固く石ころのような感触のものが多いでしょう。目に見えないほどの小さながん細胞から発生し、次第に大きくなっていきます。

ですので、小さいから大丈夫、大きいから悪性ということではありません。また乳がんからくるしこりは、触ってもあまり動かないのが特徴です。1センチ以上のしこりになれば自覚できる人も多いのですが、がんか否かの判断は困難ですので、しこりを見つけたらすぐに医師の診断を受けましょう。

片側の乳頭からの異常分泌

乳頭からの異常分泌を引き起こす疾患は乳がん以外にもありますが、乳がんの初期症状として気をつけたいのは、片側の乳頭の一つの穴から分泌がある場合です。特に血液の混じった分泌物が見られる場合は要注意です。

皮膚の変化

乳房の皮膚にエクボに似た凹みがある場合も乳がんを疑わなくてはいけません。他にも腫れやむくみ、熱や痛みがある場合も注意が必要でしょう。また腕を上に上げた時にひきつれを感じる場合もあります。

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早期発見するためには

乳がんは、セルフチェックによって見つける事ができる可能性が高いがんです。早期発見によって9割以上が完治すると言われているので、月に一度日にちを決めて行いましょう。

セルフチェックのやり方

上記の初期症状を早めに見つけるためには、「見て・触って・つまんで・横になって」の4つの方法でチェックすること確認することが大切です。

まず「見て」では、ひきつれやくぼみ、左右の形や大きさの違いなどがないかをチェックします。鏡の前に立ち、手を上げて頭の後ろで組むようにして見てみましょう。

次にしこりチェックのための「触って」では、乳房や脇の下までを4本の指でのの字を書くようにして優しく撫でて調べます。

そして次は乳首の根元を「つまんで」みましょう。血が混じったような分泌物がないかのチェックです。

最後に仰向けに横になり、背中の下にたたんだタオルなどを入れ、乳房を触ってもう一度しこりを調べましょう。

早期発見なら9割以上が完治!絶対見逃せない乳がんの初期症状

しこりイコール乳がんではない

「セルフチェックでしこりが見つかった!乳がんだ!」と思われがちですが、しこりの症状は乳がんだけが引き起こすとは限りません。念のため専門医を訪ねるのがもちろん一番ですが、がんと思い込まないようにも、しこりを伴う代表的な病気を知っておきましょう。

乳腺炎

授乳中に胸のしこりが見つかった場合、乳腺炎の可能性があります。しこり以外には発熱や乳房が赤らむ場合があります。

乳腺症

両方の乳房にしこりが現れるほか、痛みや乳頭から分泌物があるのも特徴です。しこりを触ると動きます

乳腺線維腺腫

20代の女性によくみられ、腫瘍ではなく乳腺組織の異常増殖によるものです。弾力のあるしこりで、よく動きます

早期発見なら9割以上が完治!絶対見逃せない乳がんの初期症状

乳がん検診

セルフチェックと並行して、40歳以降は2年に一度受診すべきなのが乳がん検診です。問診や触診などの他には、検診方法にはマンモグラフィー検診と超音波(エコー)検診があります。

マンモグラフィー検診とは

マンモグラフィーとは、乳房用のレントゲン検査で、少量の放射線量でがん検出ができるものです。圧迫板で乳房を挟む時に痛みが多少ありますが、一時的なものです。

若く乳腺が発達していると異常が分かりにくいため、現在マンモグラフィー検診の対象は40歳以上となっています。

しこりのない早期乳がんの発見に有用です。

超音波検診とは

超音波検査ではがんは黒く映り、そのほかの異変も知ることができます。そのためがんなのか、それとも治療の必要のないものなのかを診断する必要があります。

主に20代・30代の検査に用いられます。

早期発見なら9割以上が完治!絶対見逃せない乳がんの初期症状

他人事ではない乳がん

いかがでしたか?女性のがんとしては最も多い乳がんは、20歳過ぎから現れ、40歳代~50歳代がピークとなっています。

また日本においては、乳がん死亡者数は年々上昇傾向にあります。

ですが早期発見により9割が死亡を回避できると言われているので、他人事と思わず毎月のセルフチェック、そして年齢に応じて乳がん検診を受診することが非常に大切です。