生徒

昔からひどい冷え性で、夏場も厚手の靴下が欠かせません

先生

冷えは万病の元という言葉があるように、身体の不調の原因になります。身体をしっかりと温めてていきましょう。

就活、婚活、妊活など様々な活動がある中、「温活」という言葉をご存知でしょうか?

読んで字のごとく、身体を冷やさないように温める活動です。

昔から「冷えは万病の元」と言われます。この温活は冷え性予防改善はもちろん、ダイエット、免疫力アップ、血行促進など、様々な効果があります。

冷え性の原因は?

「冷えるから温める」のですが、そもそもの冷えの原因についてご説明したいと思います。

冷えにはいくつかの原因があるのですが、大きな原因の1つとして「骨盤内の混雑による、血流やリンパの流れの滞り」があります。

骨盤のなかには膀胱、直腸、(子宮)、下半身に血液を届けるための動脈、下半身から血液を戻すための静脈とリンパなどがあります。骨盤内の混雑は胃下垂などによって引き起こされますが、胃腸が骨盤内を圧迫してしまい、血液の流れ、リンパの流れが滞るのです。

胃下垂は、体質、猫背、ストレス、乱れた食生活などが原因となるため、温活をして、規則正しい生活をしていくことがポイントとなります。

温活とは

さて、温活とは、身体を温めて体温を上昇させ、身体機能を高めて健康や美容の維持や増進を目的とした活動のことです。

芸能人だと、安田美沙子さんもブログで温活をしていることを書かれていたりと、温活という言葉もかなり認知されてきているように思います。

以下のような症状に心当たりがある方は、温活を取り組まれると良いでしょう。

  • 脚のむくみをよく実感する
  • 首、肩などがよく凝る
  • 手や足先が冷たいとよく感じる
  • お腹、お尻、太ももが触ると冷たい
  • 目の下にクマが出来やすい
  • 鼻の頭が赤い
  • 顔がほてりやすい
  • お風呂で温まってもすぐ手足が冷たくなる
  • いつも寒さを感じる環境にいる
  • 温めると凝っている部分ラクになる
  • 季節の変わり目は何となく身体が辛い

ほとんど当てはまるという方は要注意です!

温活の効果

代謝アップ

身体が冷えてしまうと身体の末端にいくほど血液が届きづらくなり、基礎代謝や脂肪燃焼効果が弱くなるのでダイエット効果が出にくくなってしまいます。身体が冷えることでむくみも出やすくなります。体温を上げて 代謝が良くなることで、ダイエット効果が出やすくなります。

血行が促進される

血行が促進されることで肌に栄養や酸素が行き渡り、美肌効果が期待でき、肩こりや腰痛などが緩和されます。

免疫力アップ

基礎体温が1℃上がることで、 免疫力が上がり、 様々な病気にかかりにくくなります。

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温活ダイエットのやり方

身体を温めて冷やさないようにすることで、ダイエット効果を更に上げましょう。

以下の事を意識して守ってみて下さい。

1.冷たい飲み物は極力控える

冬は温かい飲み物を飲むことは多くなりますが、夏や暑い地域ではつい冷たい飲み物を飲みたくなりますよね。

あまり冷えるという自覚がないので、つい夏場は冷たいものを飲んでしまいますよね。

冬は温かい飲み物、 夏場も温かい飲み物がベターですが、せめて常温程度にして 冷たい飲み物は控えましょう。

2.身体を温める飲み物や食べ物を

夏に旬の野菜や果物は、夏の暑い時期のほてった身体を冷やす働きのある野菜や果物が多いです。

トマト、キュウリ、ゴーヤ、スイカなどの夏の野菜や果物の食べ過ぎは気を付けましょう。冬に旬の野菜や果物は、寒い冬の時期の冷えた身体を温める働きがある野菜や果物が多いです。

白菜、ネギ、人参、生姜、 ニンニク、山椒、リンゴ、ミカンなどの冬に旬の野菜果物を しっかり摂りましょう。飲み物では、ココア、紅茶、赤ワイン、日本酒などが冷えた身体を温めて代謝を促してくれます。

お料理や飲み物に 生姜を加えるととても身体が温まります。

◆関連記事:飲んで冷え性を改善!体をポカポカ温める飲み物

3.お風呂で温まる

入浴時シャワーだけで済ませていませんか?

39℃前後のぬるめのお湯に20〜30分程半身浴をします。少し長めに入ることを心がけてみて下さい。温活中の方は、入浴剤にもこだわりましょう。冷え解消効果のある入浴剤を使うと良いでしょう。おすすめは、ホテルニューオータニなどのホテルでも採用されている入浴剤「生薬のめぐり湯」です。

また湯船から出たら、以下の温冷方法を試してみてください。足先がとてもポカポカ温まります。冬場はこれをやるだけでポカポカが長い間持続します。

  1. 膝下に冷水をかける
  2. また湯船に入る
  3. 冷水をかけるを繰り返す

 

4.靴下を履いて末端を冷やさないように

家で素足でいたくなりますが、足が蒸れて不快にならない程度に出来るだけ靴下を履きましょう。

冷え性おデブの方はすぐ実践すべし。温活であったかダイエット

5.お灸

鍼灸院に行くのもお勧めですが、市販の貼るお灸を買って行ってみるのも手です。自律神経を整えてくれるツボに お灸をすることで、 冷えにくい身体になってきます。おすすめのツボはこちらです

(1)合谷

手の親指と人差し指の間の角の所にあるツボです。

(2)外関

手の甲から手首より少し下がった位置にあるツボです。

(3)三陰交

内踝の少し上にあるツボです。

(4)太衝

足の親指と人差し指の間にあるツボです。

冷え解消に効くエクササイズ

身体を動かすと温まるのは誰もが経験していることですよね。寒い、寒いと縮こまっていては身体が温まりません。

外に出られるなら、軽く準備運動をしてジョギングをする、もしくはスロージョギングといってジョギングまではいかないゆっくりしたスピードで走ってみるのもお勧めです。

ご自宅で行うのであれば、スクワットがおすすめです。スクワットを行うことで、大腰筋を活性化し、血流、リンパの流れの
良くすることができます。

  1. 足は肩幅の倍くらい広げて立ち、つま先を外に45度くらいの角度に向ける
  2. 手を腰に当てて、膝がつま先より前に出ないようにし、お尻を突き出す
  3. 呼吸を止めず、できるだけゆっくりと5秒位かけながら腰を落とす
  4. ゆっくりと5秒かけて戻す

膝や腰が辛い場合は無理をしないでくださいね。1日10セットくらい行って下さい。

身体を温めて体温を上げるだけで、様々な病気にかかりにくくなりますし、今までなかなかダイエット効果が上がらなかった方も効果が出やすくなりますよ。日々の生活で、まずは身体を 冷やさないようにする努力を 始めてみましょう!

先生

いかがでしたか?

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