お顔のくすみがあるとせっかく華やかにお化粧をしたとしても、それを半減させてしまいます。また生活疲れしてみえたり、暗いイメージを与えてしまいますよね。

老け印象を払拭し、若々しい印象をいつまでもキープするために、外せないお顔のくすみに着目し解消法を探っていきましょう。

くすみのカバーに必要な化粧品

まずは、くすみのカーバに欠かせない化粧アイテムを3つご紹介しますね。

1.コンシーラー

シミを消すためのアイテムという印象が強いコンシーラーは、くすみをカバーするのにも最適です。例えば以下のような部分のくすみに効果的とされていますよ。

・目の下
・小鼻
・口角

いずれの部位も、くすみや黒ずみができやすい部位ですよね。これら影ができやすい部分は、コンシーラーの得意分野なのです。

ここで知っておきたいのが、ご使用される方のお肌の色と同色もしくはオレンジ系のコンシーラーを使用することです。どうしても明るい色のコンシーラーを使ってしまいがちですが、余計にくすみを目立たせてしまうので避けることが大切です。

2.イエローハイライト

続いてご紹介するのがイエローハイライトです。立体的なイメージを出し小顔効果を演出することで人気のアイテムですね。特に使いたいのが、まぶた部分です。年齢を重ねるにつれてくすみが気になる部位です。何もつけていないのに、茶色っぽくアイシャドウをつけたようになるのは、実はくすみが原因なのです。

まぶたはさわると非常に柔らかい部位ですが、それは皮膚が非常に薄いのも特徴で、摩擦により色素沈着がつきやすいのです。ラメやパールなどが入っていないシンプルなアイテムを使用すれば、アイシャドウのノリもよくきれいに発色させることができますよ。

3.コントロールカラー

最後にご紹介するのはコントロールカラーです。くすみはもちろん、しみや赤み、ニキビの跡といったお肌の悩みを解消させてくれる人気アイテムですよね。厚化粧にならず自然に美しいお肌を作り出せるのが特徴です。その一方で、自分のお肌の色に、またくすみのイメージにどれが合うのか分からず悩んでいる方も多いかと思います。

ご自分がなりたい肌の色になれるのが魅力のコントロールカラーは、くすみケアに是非使いこなしていただきたいアイテムです。以下にあなたのくすみの種類によってお勧めの色をご紹介しますので参考にしてくださいね。

グレーっぽいくすみがある方

お顔全体がなんとなくグレーっぽくくすんでいるというあなたにおすすめなのは「イエロー」のコントロールカラーです。イエローを使うことでナチュラルな肌色に補正することができ、グレーっぽいくすみを消すことができますよ。

黒ずんだくすみがある方

黒ずんだお顔色、つまり血色の悪さが原因の方におすすめなのは「ピンク」のコントロールカラーです。目の下に青クマができてしまうという方は、その青クマが影響して血色の悪さが目立ちがちですので、ぜひ「ピンク」をを取り入れてみて下さい。血色あるお肌の色に補正することができるので、ナチュラルな明るい肌色に仕上げることができ、もちろんくすみも消すことができますよ。

黄色っぽくくすんでいる方

お顔全体に透明感がなく、黄色っぽくくすんだ感じがあるというあなたにおすすめなのが「パープル」か「ブルー」のコントロールカラーです。これらの色は、黄色っぽいくすみをおさえることができ、透明感をプラスすることが可能ですよ。

茶色っぽくくすんでいる方

年齢とともに茶色っぽいくすみがお顔全体にでてしまう方もいらっしゃいます。この茶色のくすみは老けた印象を感じさせるやっかいなくすみですね。そこで「オレンジ」のコントロールカラーを使用してください。健康的でかつ若々しい印象に変えることができますよ。

先生

くすみの種類は一種類とは限りません。そこで、複数のくすみが混在している場合は、部位によってご紹介した色のコントロールカラーを使っていくといいですよ。

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メイクでくすみをカバーする手順

ではここからは、メイク方法を工夫することでくすみをカバーする手順をとポイントをご紹介しましょう。

1.メイク下地

まずはメイク下地から塗っていきましょう。

  1. 手にひらに下地を適量、その商品の推奨量をのせます
  2. 続いて、おでこ、左右の頬、鼻、あごに下地をのせます
  3. 指の腹で、内側から外側に向かって伸ばします
  4. 口元、小鼻、目の周りなど細かい部分は指先をつかい丁寧に伸ばします
  5. スポンジでメイク下地をお顔全体になじませたら、完成です

メイク下地のポイント

手順はみなさんご存知の通りかと思いますが、いくつかポイントがありますのでチェックしておきましょう。

意外と忘れやすいのが目の周りの下地です。クマができるなど疲れがでやすい部位ですので、忘れてしまうので老けた印象が際立ってしまいます。目の周りはとっても大切ですのでどこからどこまでを塗るべきかを以下にご紹介しますね。

・目の下の影になる三角ゾーン
・まぶたの上側(眼球にそって丸く塗るのがポイント)
・まつ毛の際

まつ毛の際ってノーマークの方が多いのですが、まぶたよりもさらにくすみが出やすいのがこの場所です。鏡でチェックしてみると分かると思いますので、一度観察してみて下さいね。まぶたを手で引きあげ、しっかりとまつ毛の際部分を補正していくと、見違えるほどイキイキとした目元になるので若々しい仕上げになります。

また、色味が無くなるまでしっかりと下地を塗り込むのは辞めましょう。色味はちゃんと残して、よれないようになじませるのがポイントです。塗り方としては、伸ばすのとは違いって指でポンポンと入れるイメージです。

2.コンシーラー

コンシーラーはくすみを消すのに必須のアイテムですが、厚ぼったくない程度に使用することが大切です。多くの方がしてしまうミスが、くすみをしっかりと消したいと思うあまり、厚塗りをしてしまい、その上のファンデーションのノリが悪くなることです。指を使い少量をなじませるように使いましょう。また色味ですがオレンジ系などお肌の色に近いものを使うと、浮いた印象を与えずに自然に仕上げることができますよ。

もう1点知っておきたいのが、使用する順番がファンデーションのタイプによって変わることです。パウダータイプのものであれば、ファンデーションの前に使用してください。一方、リキッドタイプのものであれば、ファンデーション後に使用するのが効果的ですので、間違えないようにしましょうね。

3.ファンデーション

最後にご紹介するのがファンデーションです。ファンデーションのタイプはご自分の好みや使いやすいものを使うのでokですが、コンシーラーとの使う順番をくれぐれもお間違えなきようお気を付けください。

ファンデーションを塗る際に大切なのが、細かい部位を塗る時です。広いおでこや頬などに比べて雑になりやすい嫌いがあるため、ムラができやすくなります。そこで、ファンデーションのタイプ別の塗り方のポイントをご紹介しますね。

パウダーファンデーションの塗り方のポイント

まずは、パウダーファンデーションの場合。

  1. 塗りやすい大きさにパフを折りたたみましょう
  2. ファンデーションをパフにとったら、余分な粉は手の甲で落としてから使いましょう
  3. 軽く叩くようにして塗っていきます

リキッドファンデーションの塗り方のポイント

続いてリキッドファンデーションの場合のポイントです。

  1. リお顔全体に塗った後に少し残ったものを使用するのが厚塗りを防ぐ方法です
  2. 指で押さえるようにして細かい部位に塗り、スポンジで押さえて馴染ませていきましょう

つまり、リキッドファンデーションの場合は細かい部分を塗ることを考えて少し多めにとって置くとよいですね。また仕上げにフェイスパウダーなどを使うと、より自然にくすみを消すことができますよ。フェイスパウダーは色がついていないものがおすすめですよ。

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メイク前に消せることもある!

メイクでくすみを消すことも大切ですがその前段階として解消していくことも大切です。これをしていくことで、メイクでごまかすことなくお肌に自信が持てますし、朝の時短メイクを可能になりますね。

スキンケアでしっかり保湿

毎日のスキンケアに気を配ることで、くすみを軽減させることは十分可能です。特に朝の忙しい時間って手抜きをしてしまいがちですよね。そこでしっかり保湿をしてあげるようにして下さい。くすみは加齢が原因だから仕方ないと思っている方も多いと思いますが、お肌の水分不足によってお肌が硬くなることも引き金となってしまうのです。

また夜に保湿をしたから大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、既にお肌の細胞に配分されてしまっているので、朝もしっかりする必要があるのです。

もしお時間が朝にあまりとれないという方は、朝専用のシートパックというアイテムも販売されていますので活用してみて下さい。でも、それよりも、おすすめは化粧水と乳液を手に取り、少し手の体温で温めてから使用する方法です。これによってすーっとお肌になじむのでお昼間のお肌の随分と負担も減ってくれますよ。

関連記事:顔にくすみができる原因と改善する方法

頭皮マッサージ

くすみと頭皮マッサージって関係あるの?と思うかも知れませんが、くすみの原因の1つに血流悪化があります。また頭皮もお顔の皮膚も繋がっているので、頭皮の血流がアップすると、お肌の血流も必然的に変わってくるというわけです。

ストレスで頭皮のコリをお持ちの方も多いので、お風呂に入った時にでも2分程度頭皮のマッサージをしてみませんか?それによってくすみもオフできるってうれしいダブル効果ですよね。

  1. 左右のこめかみ部分を耳上から情報に向かってマッサージしましょう
  2. その後は、手の平全体で頭部を包み込み引きあげていきます
  3. 次に首の後ろ側から頭の付け根部分を引き上げましょう
  4. 頭の付け根部分をぎゅーっと押して圧迫します
  5. 耳を外側に引っ張り、大きく回します

痛気持ちいいなという感覚を感じながら血流をあげることを意識して行ってくださいね。

先生

くすみは女性にとってアンチエイジングを邪魔する原因の1つです。メイクなどで目立たなくさせながらもスキンケアや血流改善で、できるだけ進行を防ぐように取り組んでいきましょうね。