顔以外の身体に出来やすい
にきびの場所に、背中や肩甲骨のにきび
が挙げられます。
ここも皮脂腺が多く、
衣類に触れることが多いので
炎症を起こしやすく、
なかなか完治しづらい
場所でもあります。
背中や肩が開いた服、
パーティドレス、水着などを着た際に
気になってしまいますよね。
背中にきびの原因とは
このなかなか治らない背中にきび、
一体どんな原因があるのでしょうか?
【 1.ホルモンバランス 】
男性ホルモンが多くなってしまうと、
皮脂分泌が過剰になってしまい
にきびが増えてしまいます。
【 2.ストレス 】
ストレスを感じると自律神経が乱れます。
ホルモンバランスも崩れ、
その結果血流が悪くなります。
そうすると身体の循環が悪くなって
皮脂成分などがたまりやすくなるのです。
【 3.汗皮脂が長時間付着 】
背中は皮脂分泌が身体の中で多い箇所です。
寝ている時も日中も汗をかきます。
長時間そのままの状態が続くと、
毛穴を塞いでしまい
にきびが出来やすくなります。
【 4.睡眠不足 】
寝ている間に
細胞の再生や修復が行われます。
寝不足になってしまうと
なかなかにきびが回復しにくいです。
寝不足になると、自律神経が乱れて
ホルモンバランスが崩れてしまいます。
【 5.食生活 】
甘い食べ物や脂肪分の多い食べ物は
にきびにも良くありません。
【 6.衣服の刺激 】
背中には常に衣服が触れています。
微量ながらも洗濯時の洗剤や柔軟剤が
衣服に残っています。
わずかですが、
これも刺激になってしまうのです。
汗や皮脂がついて汚れていたり、
通気性の悪い衣服も原因になります。
【 7.日焼け 】
日焼けをすると
皮膚の角質が厚く固くなります。
ターンオーバーが乱れ、
にきびが出来やすく治りづらいのです。
また、日焼けで炎症を起こすと
更に赤みが増して
治りづらくなります。
【 8.髪の毛の刺激 】
髪の毛が
肩に全くつかない長さならいいですが、
肩や背中に届いて触れているようなら
注意しなければなりません。
髪の毛自体のチクチクした刺激、
微量に髪に付着したトリートメント剤や
整髪料も刺激になります。
【 9.肌の乾燥 】
肌が乾燥してターンオーバーが乱れると、
にきびが出来やすく治りにくくなります。
背中にきびの治し方
【 1.しっかり睡眠を摂る 】
睡眠は十分摂りましょう。
夜22時から深夜2時は
肌の新陳代謝が活発になるので、
その時間はしっかり
眠れるようにしましょう。
8時間眠るのが理想的です。
【 2.ストレスを溜めない 】
ストレスを溜めないようにしましょう。
ストレスは発散する、
ストレスは極力避けるなど
少しでも減らせるように意識しましょう。
【 3.食生活改善 】
糖分、脂肪分を控えます。
甘いお菓子、洋菓子、油の多い料理は
おいしいかもしれませんが、
にきびの為にしばらく少し控えましょう。
ビタミンの多い食事を意識しましょう。
ビタミンAで皮膚や粘膜を丈夫にし、
ビタミンB2で皮脂を抑制し、
ビタミンCでにきび跡に効果的です。
【 4.保湿 】
ボディクリームなど油分のあるものは避け、
ビタミンC誘導体入りの化粧水で
保湿をするといいです。
【 5.背中の清潔を心がける 】
汗をかいたらそのままにしない、
夏場は朝晩身体を洗うなど
清潔を意識しましょう。
【 6.衣服を清潔に 】
汗皮脂の付いた衣服の着まわしは避け、
常に清潔な衣服を身に着けましょう。
通気性や吸水性の良い衣服がベターです。
【 7.背中や肩に髪の毛を触れさせない 】
髪の長い方は特に肌に髪の毛が
直につかないように気を付けましょう。
【 8.入浴時の洗い方を見直す 】
洗髪してから身体を洗いましょう。
ナイロンタオルなど
刺激のあるもので身体を洗わず、
綿のタオルなど優しいもので洗いましょう。
無添加の石鹸も低刺激でお勧めです。
【 9.日焼けに気をつける 】
日焼け止めはにきびがあるところには
刺激になります。
背中が日焼しないように
衣服でカバーしましょう。
背中にきびがあると服にこすれたり、
カバンを肩にかけた時などに痛くて、
それでいてなかなか治りづらく
本当にやっかいです。
背中や肩の出た服も着たいけど、
背中が出るからダメだと
つい避けてしまいますよね。
まずは背中にきびに刺激を
与えないようにしてみましょう。
少しずつ良い変化が訪れますよ!