かなり目に悪い!?ブルーライトの正体と対策

最近では、パソコン作業を行う際、
ブルーライト低減メガネ、

ブルーライトを軽減させるフィルムなど
様々なブルーライト対策商品が出ています。

そもそも、ブルーライトって
どういったものなのでしょうか。

そして私達にどんな
悪影響があるのでしょうか?

今回はブルーライトについて
ご紹介します。

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ブルーライトとは

私達は普段様々な光を
浴びて生活しています。

紫外線、赤外線、
可視光線と呼ばれる

赤・橙・黄・緑・青・藍・紫

などの光が存在しています。

中でも青色の光(ブルーライト)は
目や身体に悪影響があると言われています。

日中の白く輝いて見える太陽光も、
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫など

様々な光が合わさることで
白色に見えるのです。

太陽光にもブルーライトが含まれています。

最近では、エネルギー効率が良いことから
白色LED‭ライトが増えていますが、

この白色LEDは青と黄色の光を
かけ合わせて白色の色を作っていて、

ブルーライトが多く
発せられているのです。

蛍光灯よりもLEDライトのほうが
ブルーライトが多いのです。

ブルーライトは400~495nmと波長が短く、
光が散乱しやすいため、
実は身体に有害なものです。

ブルーライトは
私達の生活にも広く使われていて、

白色LEDだけでなく
パソコン、テレビ、携帯ゲーム機、
スマホや携帯電話の画面など様々です。

かなり目に悪い!?ブルーライトの正体と対策

ブルーライトを浴びることの影響

(1)疲れ目

目の中の水晶体のピントを
合わせるのに負担がかかる為、

疲れ目、視力低下、ドライアイなどの
症状が出やすくなります。

(2)加齢黄斑変性の原因

ブルーライトが目に入ることで、
水晶体の奥の網膜まで入り込み、

活性酸素がそこで発生してしまい
そこで酸化が進んでしまうのです。

これが長く続くと、
加齢黄斑変性へと進行しやすくなります。

この加齢黄斑変性は
目の網膜の中心の黄斑部分が
変性してしまい、

最悪な場合は失明することもあるくらい
危険な疾患なのです。

(3)睡眠妨害

ブルーライトが目から入ることで、
眠気となるメラトニンの分泌量が
少なくなってしまいます。

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ブルーライト対策方法

1.日々の生活でブルーライトをカットする

当たり前ですが、
ブルーライトを発する機器を
あまり注視しないことです。

気になるようなら、
日中はサングラスをかけて
紫外線や太陽光をカットしたり、

ブルーライトを軽減させるメガネ、
パソコンから発せられるブルーライトを

軽減させる液晶に貼るフィルムなども
あるので使ってみると良いでしょう。

パソコンの画面も、
背景の画面をブルー以外にすると

ブルーライトをある程度
減少させることが出来ます。

一番カットするなら黒がお勧めです。

2.食品でケア

(1)ルテインやゼアキサンチン

目の黄斑部には、
ルテインやゼアキサンチンからなる
黄色いカロノイド色素があり、

このルテインやゼアキサンチンが
ブルーライトを吸収・遮断する
働きがあります。

また、疲れ目にも効果的です。

ルテインは
緑色の葉物野菜である

ブロッコリーやほうれん草に
多く含まれています。

そしてゼアキサンチンは

オレンジ色の野菜、果物の柿、
パパイヤ、パプリカ、卵の黄身

などに多く含まれています。

(2)チェリー

チェリーには自然な眠りを導く
メラトニンが含まれています。

ブルーライトによって
分泌が抑えられてしまったメラトニンを
補うことが出来ます。

寝る前にスマホを操作していて、
余程疲れている時以外は

案外逆に目が冴えて眠れなくなった
ことはなかったでしょうか?

ブルーライトは目に悪いとは
何となく知ってはいたかもしれませんが、

これでなぜブルーライトが
よくないといった理由が
分かったと思います。

せめて、寝る直前はブルーライトが
目に入るのは避けたいものですよね。