このなかなか聞き慣れない名前の
「 ゴジベリー 」
をご存知でしょうか。
ラズベリーやブルーベリーみたいなもの?
とついベリー系のものではないかと
考えてしまいますが、
おそらく皆さんも
何度か口にしたことが
あるものかもしれません。
小さな果実ながらも
スーパーフードとして
古くは楊貴妃が食べていた
として有名で、
最近ではハリウッドセレブの間では
注目されているのが
このゴジベリーなのです。
このゴジベリーって一体??
ゴジベリーとは
ゴジベリーとは、
クコという木になる実のことです。
クコの実ですね。
ウルフベリーとも呼ばれます。
ピンとこないかたは、
よく飲食店などで出される
杏仁豆腐や中華粥の上に
チョコンとのっている
あの赤い細長い実です。
薬膳料理に使われることが多いですね。
原産地は中国で、
日本でも栽培されています。
本場中国の呼び方では
果実は枸杞子(くこし)、
葉は枸杞葉(くこよう)、
根皮は地骨皮(じこっぴ)、
といい、漢方薬として使われています。
昔から、命を養う薬として、
滋養があって
老化防止に効果がある妙薬として
伝えられています。
妙薬?ということは、
味は苦いのかと思いきや、
クランベリーの様なチェリー様な味で
甘酸っぱくて美味しいです。
食べ方は、そのままで
食べることが多いですが、
スムージーに入れたり、
サラダやドレッシングに加えたり、
スイーツやお菓子に混ぜたりすると
美味しいです。
ゴジベリーの効果効能
1.どんな栄養素があるのか
このゴジベリーは、
最も栄養素を含む
フルーツといわれています。
ビタミンA・B群・C、ミネラル、鉄分、
プロテイン、カリウム、カルシウム、亜鉛、
セレン、リノレン酸、食物繊維、ルチン、
ベータカロチン、アルギニン、ニコチン酸、
グルアタミン酸、アスパラギン酸
などの栄養素が含まれています。
鉄分はほうれん草の約15倍もあり、
プロテインは全粒小麦よりも
多く含まれています。
2.アンチエイジング効果
中国でも
「 不死の実 」
といわれるくらい、
ゴジベリーには
解毒効果や免疫調整効果、
また疲労回復や滋養強壮もあります。
アンチエイジングに効果が
絶大と言われています。
3.活性酸素を除去
ゴジベリーに含まれる
ルチン、タンニン、βカロテン、
ゼアキサンチンなどの成分が
病気の原因とされる活性酸素を
除去する働きがあります。
ゴジベリーは、
ミラクルフルーツともいわれる
アサイーやノニよりも
抗酸化力が高いので、
活性酸素を更に除去してくれます。
注意事項として
ゴジベリーには、月経促進や
人工中絶薬の作用をするベタイン
という成分が含まれているので、
妊娠中や授乳期の摂取は避けて下さい。
ゴジベリーは
ドライフルーツのような感じで
販売されています。
品質に関しては、
市販で売っている物の中には、
加熱によって栄養素が
壊れてしまっているものや、
砂糖などが添加されているものもあるので、
オーガニック栽培のものが
安全で栄養価が高いといえます。
ヒマラヤの標高の高い地域で
育っているゴジベリーは、
過酷な環境でもたくましく育っていて
栄養価が抜群に良いので、
海外セレブが注目して食しているのが
ヒマラヤ産なのだそうです。