マヌカハニーをご存知でしょうか?
ハチミツと何が違うの?と思うかもしれません。
マヌカという、ニュージーランドにのみ自生しているフトモモ科の低木の花から摂れる蜜です。
このマヌカはニュージーランドの先住民マオリ族が、「古くから癒しの木」 「復活の木」として、外傷や病気の治療や健康増進に利用してきたそうです。
また、その昔ヨーロッパからの航海者キャプテンクックが高熱を出した仲間の乗組員に、マオリ族からもらったマヌカの葉を煎じて飲ませたことも有名な話です。
マヌカの木からは、11月〜12月の一か月間、白やピンクの可憐な花を咲かせます。その花の蜜だけで作られた貴重なハチミツがマヌカハニーなのです。
マヌカハニーの効果
古くから薬草として飲用されたり、抗菌作用や外傷の治療、整腸作用、疲労回復などがあるとされたマヌカハニーにはどんな効果があるのでしょうか?
【 1.高い抗菌活性成分 】
メチルグリオキサールという抗菌活性成分が含まれています。
ニュージーランド国立ワイカト大学の生科学研究所の研究で、一般のハチミツに比べて8倍もの抗菌活性力があり、腸内の大腸菌やピロリ菌、サルモネラ菌などの悪玉菌の働きを抑制して殺菌する効果があるのです。
【 2.胃潰瘍や胃がんの原因のピロリ菌に 】
日本人の約半数が感染しているといわれる胃潰瘍や胃がんの原因菌になるピロリ菌をマヌカハニーは殺菌し、乳酸菌などの善玉菌を助けてくれる働きがあるのです。
【 3.胃の不調に 】
二日酔いにも良いと言われています。
【 4.風邪の予防や喉の痛みに 】
風邪薬を避けたい妊婦さんや産後のママには、マヌカハニーで風邪予防をしてる方が多いようです。
また、1歳以上の子供もマヌカハニーが食べられるようになります。食べさせていたら、なかなか風邪を引かなかったなどの声を聞くそうです。
【 5.ニキビ 】
殺菌作用があるのでニキビにも効果的です。
【 6.外傷・口内炎 】
クレンジング効果があり、傷口の汚れを除去し殺菌効果があるので傷口の回復も早いのです。
包丁で指を切ってしまった、火傷、擦り傷などに塗ったら傷が早く治ったなどという場合もよくあるそうです。傷口のところに塗って、絆創膏を貼るだけです。
1日1回取り換えればいいのです。塗っても良いのですね!
【 7.虫歯 】
虫歯に甘いものでは更に虫歯を増やしてしまいそうですが・・・、マヌカハニーの殺菌成分が虫歯を予防したり歯のエナメル質やその中にあるリン酸カルシウムを不安定にすることを防ぐのです。
ニュージーランドの国立ワイカト大学のマヌカハニーの研究第一人者の教授モラン博士は、オーラルケアとして就寝前にマヌカハニーを食べて歯を磨かずに寝るということを実践しているそうです。
【 8.副作用がない 】
副作用がないので、安心して食べられて、しかもこの万能さが素晴らしいですね。その他様々な効果があるようです。
食べ方
1.基本的な食べ方
マヌカハニーの効果を一番感じられる食べ方です。
①食べる回数、量
1日3〜4回、1回あたり5ml〜15mlのマヌカハニーをそのまま食べます。口の中に残らないようしっかり飲み込みます。食べ終わった後は、飲み物など飲まないようにします。
②食べるタイミング
食前1時間前や就寝1時間前などの空腹時に食べると、最も効果的なのだそうです。
2.美味しい召し上がり方
ホットミルク、ヨーグルト、 パンに付けて、コーヒー、 デザートにかけて、大学芋、 カレーライスの隠し味にもいいようです。
味は、一般のはちみつのようなクセのない味とは違い、生キャラメルのような食感とユニークマヌカファクター芳醇な花の香りが特徴です。
クックパッドにはマヌカハニーのレシピもたくさんありますので、参考に見てみると良いでしょう。
3.おすすめのマヌカハニー
マヌカハニーは通販で販売されていることが多く、ニュージーランド以外のものはまがい物が多いので気を付けて下さい。
選び方は・・・
UMF(ユニークマヌカファクター)と 表記されているものを選んで下さい。
UMFは、マヌカハニーの活性基準で5+、10+、15+、20+の4種類あり、数値が高いほど活性パワーの量が多く希少なのです。
おすすめは、ニュージーランド政府公認のこちらのマヌカハニーです。100%天然で、無添加・無農薬なので政府公認なので間違いありません。