気になる二の腕のたるみ。ダイエットをしてもなかなかスッキリしません・・・。
二の腕を引き締めるには、筋肉をきたえるのが一番です。
とはいっても、激しい運動や重いものを持ち上げる必要はありません。あまり使われないせいで衰えがちな、上腕三頭筋(力こぶの反対側の筋肉)を意識して使うようにするだけです。
上腕三頭筋は普段使っていない分、意識して使うようにすれば効果が現れやすい場所でもあります。この筋肉は上腕の後ろ側にあり、腕をのばしたり、ものを押すときに使います。
それではどうすれば上腕三頭筋を鍛えられるかと言うと、、、、いくつかおすすめのエクササイズをご紹介いたします。
二の腕体操
道具などを何も使わず行える、二の腕を引き締める体操です。家で簡単に行える方法なので初めての方にはオススメです。
1.胸の前で手をあわせ、ぎゅーっとおさえる感じです。ゆっくり10秒間数えます。
2.両手を上下で組むようにし、今度は外側に向けて引っ張ります。またゆっくり10秒間数えます。
3.後ろで手を組みくるっと一回転させる、そして伸ばせるところまで伸ばします。気持ちがいところでやめてください。無理にやりすぎると痛めてしまいます。
4.最後に両腕を上に思いっきり伸ばして、両手の指を絡ませ、手のひらを上に向けて、ぐ〜っと伸びてください。ゆっくりと30秒間数えます。
5.30秒間数えたら、ゆっくり両腕をさげます。呼吸を整えます。
深呼吸を意識しながらゆっくりと行うことがポイントです。
体操といっても、ほぼ体操という感じはしません。普段からこの動きを自然と出来るように癖がつくと良いと思います。この動きの中には、肩甲骨を動かす動作もあるので、とても健康に良いです。
また、全てのことに言えることですが、「呼吸を整える」ことを意識してください。ゆっくりと深呼吸します。鼻から吸って、口からゆっくりはきます。深い呼吸はそれだけでもお腹痩せの効果があるので、身体を全体的に細くすることができます。
この体操ならテレビを見ながらでも出来ますので、スキマ時間を利用して取り組んでいきましょう。
お掃除ダイエット
二の腕の筋肉は普段あまり使うことがない筋肉です。だから、ぶよぶよになりやすいのです。そこで、日々の掃除の仕方を変えます。家のお掃除は定期的にされていますよね。そのやり方を少し変えてみてください。
雑巾がけ
床は、掃除機をかけたあと、雑巾で一生懸命拭きます。右手と左手を交互に使って行ってください。力をこめて、1・2、1・2としっかりと拭きます。雑巾の水を絞る動作も腕に良い刺激を与えます
窓ガラス掃除
窓ガラスなんて毎日掃除しない!と思われるかもしれませんね。ただ窓ガラス掃除も、腕を伸ばしたり曲げたりと、普段使わない筋肉も適度に刺激をしてくれるので良い運動になります。右手と左手を交互に使って行いましょう。
高いところは脚立など使ってまでやらなくて問題ありません。届く範囲を無理なく掃除してください。
二の腕が引き締めにくく太りやすいのは、普段の生活であまり使わない筋肉だからです。そのため、逆に普段の生活に、二の腕を使うような動作を盛り込むことがポイントとなってきます。
昔の女性は二の腕が細かったなんて話を聞きますが、掃除機が一般的じゃなかった時代の女性は毎日雑巾がけをしていたからだと思います。私達も小学校の頃には毎日床を雑巾がけしていましたよね。
最初のうちは筋肉痛にもなるかもしれませんが、家をキレイにしつつ、自分も磨かれるのは一石二鳥だと思います。
壁腕立て伏せ
筋トレと聞くと、自分にはできない!と思われる方もいるかもしれませんが、このやり方はとても簡単にできます。
壁を使って行う、腕立て伏せです。やり方はとっても簡単です。
1.壁から歩幅一歩分くらい離れて立ちます。
2.壁に手をつき、腕立て伏せ同様に腕を曲げます。
3.ゆっくりと元の姿勢に戻ります
これを1日10〜15回ほど行います。
思ったよりも、簡単そうではありませんか?最初の内は10回を1セットとし、慣れてきたら10回を20回と回数を増やしていくと良いでしょう。
さらに慣れてきた場合は、壁から、床に変更します。いわゆる普通の腕立て伏せですね。
腕立て伏せ
次は、ノーマルプッシュアップ、いわゆる腕立て伏せです。腕は肩幅より少し広めにする。足は伸ばしてつま先と腕で体を支えるイメージです。
1.なるべく、足から首にかけて一直線になるようにイメージしてください。
2.肘を曲げ、ゆっくりと体を床ギリギリまで下げます。この時に、胸が開いていることをイメージしましょう。
3.ゆっくりと1の態勢に戻ります。
ポイントは、背中を反らせたりしない、お尻をつきだしたりせず、呼吸をしっかりすることです。
腕立て伏せですので、普段あまり運動をしていないのに、急に取り組もうとしても難しいと思います。自分ができるところから少しずつしていきましょう。
最初は、膝をつけて腕立て伏せを行うと負荷が軽減されるので良いでしょう。回数も自分で決めて、少しずつ増やすようにするといいと思います。
ちなみに、今回ご紹介したこと以外にも、シャンプーをするときは背筋を伸ばし、ヒジを高くあげる。鞄を持つときは少し後ろに引くようにして持つなどといったことも効果的ですよ!
脚やお腹は服装で見られにくいようにカバーできますが、二の腕はどうしても半袖などを着るとひと目についてしまいます。あんまり腕を見られたくないなと思っている方は、ぜひ今回ご紹介したエクササイズに取り組んで、二の腕を引き締めていきましょう。