丁寧に美しくメイクをして
綺麗に見られるように作ることは可能です。
ただそれは、素肌を綺麗にしてくれるものではありません。
肌の状態や肌質は、人それぞれです。
皮脂や汗の量は、ホルモンのバランスや年齢
季節、食生活、生活環境などにも影響されますので
一定ではないのですが
肌のタイプというのは・・・
1、脂性肌(オイリースキン)
2、普通肌(ノーマルスキン)
3、乾燥肌・敏感肌(ドライスキン)
4、混合肌(ドライスキンとオイリースキン)
の4つに分けることができます。
化粧が崩れやすいから脂性肌だとか
カサカサするから乾燥肌のはずだとか
自分の肌質を決めてしまわないで
なるべく低刺激で自分の肌に合った化粧品を
選ぶことが大切です。
混合肌は、日本人に多い肌質とも言われていますが
肌質を問わず、万能に使えるものは
ヒアルロン酸です。
もともと体内にある成分なので安心です。
肌の中に水分を溜め込み、潤いを与えてくれます。
では、逆に肌に良くない成分は
どういったものかというと・・・
肌によくない成分
よくないと言われる成分の中に
ガソリンや灯油という名ではないものの
それらと同じ石油から作られた鉱物油が
含まれていることがあります。
・ミネラルオイル(流動パラフィン)
・パラフィン(固形パラフィン)
・ワセリン
・セレシン
・マイクロクリスタリンワックス
これらの成分名は、覚えておきましょう。
この中でも特によく使われているのが
ミネラルオイル(流動パラフィン)です。
ミネラル豊富で体に良さそうな印象を受けますが
石油を原材料とした鉱物油です。
厚生労働省所管の薬事法では
無添加や自然派の定義について
基準は設けていません。
植物成分などを少量でも配合していると
自然派という表現をしているようです。
無添加や自然派のスキンケア用品が
お肌に優しい成分が配合されていて
石油系の化学物質や化合物が入っていないように
思っている人は多いかもしれませんが
そういった区分けは、存在していません。
化粧品の成分の安全性は、無添加や自然派
または、植物由来か化学合成かで決まるのではなく
肌に対する刺激性やアレルギー性
細胞毒性などの有無で決まります。
ゆっくりと優しく肌に作用する
スキンケア用品を選ぶことが大事なポイントです。
参考動画
<お肌のサイクル>
お肌の新陳代謝は、正常なサイクルでいくと
28日で細胞が入れ替わります。
30歳を過ぎると40日ぐらいと言われています。
ですから、1回や2回のケアでは
すぐに綺麗な肌にはなれませんよね。
また、せっかくスキンケアをしていても
気持ちがイライラしていたりして
不機嫌なままお手入れしていると
効果は半減してしまうようです。
肌と心とは、繋がっているのでしょう。
スキンケアは、面倒なものではなく
自分を労わる大切な時間と位置づけることで
穏やかな時間となります。
お肌が綺麗になると信じて
焦らず丁寧にケアを続けることで
素肌美人になりたいですね。