睡眠とお肌の切っても切れない関係

睡眠は、人生の中で、約3分の1もの時間を占めています。

人間は、睡眠をとることによって
副交感神経が優位になる状態を作り出し
日中の活動している状態とのバランスをとっています。

日中、お肌は、紫外線や外気ストレスなどの
ダメージを常に受け続けています。
人間の身体の細胞は、睡眠している間に
新陳代謝を行なっていて
肌を復活・再生させるのが、睡眠です。

十分に睡眠がとれていないと
お肌の細胞の修復や再生がうまくいかず
肌荒れを起こしたり、老化が進むことにつながります。

ですから、体に合った時間帯に睡眠をとることは
美しい肌を保つためにとても大切なのですね。

このように美肌作りと深く関わりのある睡眠ですが

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良質な睡眠とは、どのような眠りなのでしょうか?

成長ホルモンは、日中にはあまり分泌されず
夜、しっかりと身体を休めてリラックスして眠った
熟睡状態で分泌されます。

特に、寝始めてから3時間は
成長ホルモンが最も多く分泌されます。
最も深い眠りは、寝始めてから30分後に始まります。

夜10時から2時までのゴールデンタイムに
リラックスした状態で熟睡ができるよう心掛けましょう。

夜更かしをしたり、睡眠時間が不規則になると
ホルモンバランスや体内リズムが崩れたりしますので
乾燥やくすみ、しみ、シワ、たるみといった
肌トラブルにつながります。

 

理想的な睡眠時間は何時間なのでしょうか?

肌の細胞分裂を促して新しい細胞を作り出す時間は
寝始めてから3時間ぐらいという説が一般的です。

可能であるなら、12時前に寝て
8時間ぐらい睡眠時間をとるのが良いですが
寝る時間よりも熟睡することの方が大切なようです。

良質な睡眠は、成長ホルモンの分泌量に影響します。

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適した睡眠環境とはどのような環境なのでしょうか?

室温は、夏は25~27℃
冬は18~23℃を目安にして調整します。
とはいっても、寝ている間中
エアコンを使用しているのは身体にあまりよくありません。

タイマーを2、3時間つけて寝て
起きる1時間前にタイマーが入るようにするなど
工夫するのも良いですね。

快適と感じる理想的な湿度は
50~60%が快適です。
加湿器や洗面器にお湯を張って調節するのも良いでしょう。

 

参考動画

 

余談

午後4時を過ぎたらカフェインの多い飲み物は避けて
ノンカフェインのハーブティーや
お白湯を飲むのをお勧めします。

乳製品は、深い眠りを守る働きがありますから
ホットミルクもぐっすり眠れるとされています。

 

お酒を飲むと、眠り始めてから2時間ほど経つと
体温が上がってきて覚醒するため、睡眠の質が下がります。

晩酌の習慣がある人は
就寝の3時間前までにすると良いでしょう。