デパート、ドラッグストア、
バラエティショップには
たくさんの様々な化粧品があります。
何となく日頃スキンケアはしていても、
意外ときちんとしたスキンケアを
知らないものです・・・。
きちんとスキンケア方法を行うことで
5年後、10年後の肌が変わってきます。
今回はスキンケアのポイントについて
ご紹介いたします。
スキンケアで大切なこと
スキンケアで一番大切なのは、
メイクや皮脂・角質などの汚れを
しっかり落とす事です。
肌には、メイク、皮脂、角質、埃、花粉、
大気の汚れなどが付いています。
これらの汚れが
きちんと洗顔で落ち切れていないと、
いくら高価な良い化粧品を使っても
有効成分が中まで入っていかず、
効果も半減となってしまいます。
また、汚れが残ることで
毛穴が詰まったり、肌荒れ、ニキビ、
古い角質が溜まってしまうという
悲しい結果になります。
洗顔を一つとっても、
今は様々なものがあります。
クレンジング洗顔が1本で出来る、
拭くだけメイク落としなど
一見手間が省けそうな魅力的な
商品もあります。
ですが、ここは面倒でも
メイクをしているなら
クレンジングと洗顔と
きちんとW洗顔をするのをお勧めします。
メイクなどの汚れは
油性の汚れになります。
これを洗顔料だけで落とすとなると、
完全に落ち切れません。
クレンジングによって
浮き上がらせて落とす必要があります。
油は油で落とすといった感じです。
クレンジング料だけでは
当然汚れは落ち切れないので、
それ以外の残りの汚れを落とす
洗顔料が必要になってきます。
クレンジング料・洗顔料でW洗顔をしたら、
洗いっぱなしでは肌も乾燥します。
洗顔時に失われた水分油分を
補う必要があります。
これらが外側からのケアになります。
またいくら外側から頑張っても、
バランスの摂れていない食事をしていたり
不規則な生活リズム、睡眠不足では
美肌にはなれません。
栄養バランスの整った食事、
十分な睡眠、
運動して新陳代謝を促したりするなど
内側からのケアも美肌には必要です。
スキンケア化粧品の役割
市販のスキンケアの化粧品は
たくさんの種類があって、
何を選んだらいいのか、
どんな順番でつけたらいいのか、
どんなことに使う化粧品なのか
迷うこともあると思います。
ある化粧品メーカーは乳液が一番先、
また違う化粧品は美容液が先、
このオイルは化粧水の前など、
メーカーや商品の特徴によっては
混乱してしまうこともありますよね。
スキンケア化粧品のそれぞれの
役割をご紹介します。
1.クレンジング料
日焼け止め、メイクなどの油性の汚れを
落とすものです。
クレンジングの種類は、
一般には大まかに
乾燥肌ならクリームタイプ、
脂性肌ならオイルタイプが
それぞれの肌質に適しています。
他には、ミルクタイプ、
ジェルタイプなどがあります。
2.洗顔料
空気中の汚れ、汗皮脂、
角質などを取り除きます。
多くのメーカーでは、
よく泡立てて洗うように指示されています。
3.化粧水
肌に水分と潤いを与えます。
化粧水をつけることで、
後に使う美容液や
乳液などの浸透がよくなります。
化粧水というと、多くは洗顔後に
水分を補うものが多いですが、
中には拭取り化粧水と
いうものもあります。
これは、洗顔で落ち切れなかった汚れを
拭取って落とす為の化粧水になります。
目的が違うので気を付けましょう。
4.美容液
有効成分が濃縮されたもので、
肌悩みに合った美容液を
選んでつけることで、
肌悩みの改善へ導きます。
保湿、美白、エイジングケアなど
様々な目的の美容液があります。
化粧水後につける美容液が多いですが、
中にはブースター美容液といって
化粧水前につける美容液があります。
これは洗顔後にこわばった肌を
一端柔らかくして、
化粧水の浸透を良くさせる美容液です。
5.乳液
これまでつけてきた化粧水や美容液を
最後に乳液をつけることで、
油分で肌にフタをします。
それと同時に肌を柔らかくします。
メーカーによっては、
洗顔後に化粧水ではなく
乳液を一番先につける商品もあります。
これは、洗顔後に化粧水をつける前に
油分で肌を柔らかくして
浸透の良い状態にしてから
化粧水、美容液を
つけるといったものになります。
6.クリーム
最後に基本的には
乳液かクリームをつけることで
油分で肌にフタをします。
クリームも肌が柔らかくなります。
乳液とクリームなら
クリームのほうが保湿効果が高いです。
スキンケアの方法
スキンケアの順番や方法をご紹介します。
1.クレンジング
クレンジングには、
ポイントメイク落としと
顔全体を落とすものがあります。
ポイントメイク落としは、
目や口の周りに使います。
(1)目の周り
コットンに規定量を取り、
瞼の上にのせて
ゴシゴシ力を入れずに拭取ります。
上手くコットンを折り曲げたり、
マスカラは綿棒を使って落とします。
目にクレンジング料が
入らないようにしましょう。
(2)口の周り
コットンに規定量を取り、
口角から中央に向かって
力を入れずに拭取ります。
唇の大きい方は、
下唇は下から上へ、
上唇は上から下に向かって
縦ジワに沿って落とします。
(3)顔全体
多くのクレンジングが
乾いた手肌にとって使います。
濡れた手肌では
クレンジング効果が半減してしまいます。
メーカーの規定量を手に取り、
目や口の周りは避けて、
顎・鼻・両頬・おでこにのせ、
伸ばして広げていきます。
マッサージするように
クルクルとなじませていきます。
指先が軽くなったら、
ぬるま湯で洗い流します。
落としたいが余りに、
力を入れすぎないようにしましょう。
2.洗顔
洗顔料を使うのは夜だけでもOKです。
朝使う場合は、
脂性肌でTゾーンが気になる時に
部分的に使うと良いでしょう。
(1)
顔と手を濡らします。
(2)
レモン1個分の泡を立てます。
キメ細かい泡を立てます。
洗顔ネットで泡立てると
簡単にたくさんのキメ細かい泡が
簡単に出来ます。
(3)
顔全体に広げます。
(4)
指先の力でゴシゴシ洗わず、
指の摩擦を与えないように
泡で洗います。
(5)
ぬるま湯でよく濯ぎます。
3.化粧水
(1)
化粧水をコットンに
500円玉大含ませます。
※メーカーによっては、
手に取ってつける指示もあります。
(2)
頬、目の周り、口の周り、顎、おでこ、
鼻の順番に肌の乾燥しやすいところから
化粧水をつけます。
足りなくなったら化粧水を足します。
(3)
時間があるなら、
コットンに化粧水を含ませて
肌が冷たくなるまで
顔全体をパッティングしたり、
コットンマスクをしましょう!
4.美容液
メーカーの規定量を手に取り、
顎・鼻・両頬・おでこにのせ、
伸ばして広げていきます。
指先で塗らず、
指の腹全体でのばしていくと
均等になじみます。
5.乳液かクリーム
メーカーの規定量を手に取り、
顎・鼻・両頬・おでこにのせ、
伸ばして広げていきます。
指先で塗らず、
指の腹全体でのばしていくと
均等になじみます。
尚、美容液とクリームが
塗り終わりましたら、
両掌で顔全体を包み込むように
プレスすると、
しっかり浸透させることが出来ます。
6.アイクリーム
目の周りの乾燥が気になるなら、
目元専用のアイクリームを
最後に目の周りに塗ります。
1日の汚れをしっかり落とし、
保湿をしっかりするのが大事です。
肌が乾燥し潤っていない状態だと、
美白化粧品を使っても効果も薄く、
日焼けもしやすくなります。
肌が疲れたなと思ったら、
シートマスクをしたり、
古い角質が溜まっているなと思ったら、
古い角質を取るパックなどもあります。
基本的な方法をご紹介しましたが、
メーカーによっては
順番や方法が違うこともあるので、
メーカーの指示に従いましょう。