部位別リンパマッサージの効果

全身で600個程度あるリンパ節は、
身体のあらゆる場所にあります。

豆の様な形で0.2~3cmほどの大きさで、
1つの場所に2~10数個集まっています。

リンパ管は、
血管よりもっと細く軟らかい管で、
全身に張り巡らされており、
その中をリンパ液がゆっくり循環します。

そのリンパ管の途中にあるのがリンパ節で、
身体の中を流れている不要物や細菌などを
ろ過する役目を担っています。

リンパは、
血液と違って心臓のポンプ力で流れません。
筋肉や外部の圧力で流れるのです。

疲労、寒さ、ストレスなどで
簡単に滞ってしまいます。

広告

今回は、主なリンパ節がある場所と、
部位別でリンパマッサージをすると
どんな効果があるのかを
お伝えしたいと思います。

ポイント別リンパマッサージ

 

肘の内側

腕の内側、肘の内側になります。
さするだけでは、あまり効果がないので、
少し圧をかけて押します。

手首からさすって、
この肘の内側にリンパを流し込んで、
圧をかけて押します。

手首から肘までがスッキリ軽くなるのを、
実感できると思います。

 

膝の裏

膝の裏側になります。
内臓系リンパと違った、筋肉系リンパです。
ここも押すと痛いです。

足首からさすって、
この膝裏リンパに流し込んでいきます。
少し圧をかけて押します。

ここが流れないと、足が冷えてしまいます。
膝下のむくみに効果的です。

 

脇の下

胸腺のあるところです。
肘から脇の下にさすると、
二の腕シェイプに効果的です。

鎖骨下中央から脇の下へさすると、
デコルテラインをきれいに保てます。

リンパへ流し込んだら、
背中の方から胸へ掴むように
マッサージをします。

広告

鎖骨

鎖骨の骨の部分です。
この鎖骨のリンパ節は、
全身のリンパ節の中でも重要な場所で、
ここが滞ると、
全身の流れが悪くなるとのことです。

PCをやってる人は、
特にここが痛いというかたが多いです。

痛いとリンパが滞ってるので、
しっかり人差し指と中指で、
圧をかけて押しましょう。

鎖骨がスッキリしてくるはずです。

顔のむくみもスッキリしてきます。

首筋から鎖骨に向かってさすって、
この鎖骨の部分を圧をかけて押すことで、
肩こりにも効果的です。

 

鼠蹊部(そけいぶ)

太ももの付け根の位置になります。
ここが張ってる、痛いと言う男性は、
前立腺に気を付けて下さい。

ここもさするだけでなく、
椅子に腰かけてもいいので、
少し圧をかけて押しながら流していきます。

膝から太ももに向かってさすり、
この鼠蹊部に流し込んで、
圧をかけて押していきます。

太もものシェイプに効果的です。

 

参考動画

まとめ

リンパ節がたくさん集まっている場所が
お分かりになったかと思います。

リンパマッサージをする際には、
リンパ節の場所やマッサージをする方向に
気をつけて行って下さい。

的確なマッサージを行ったことによって、
顔のむくみが取れた、腕疲れがなくなった、
脚のむくみが取れた、太もも引き締まった、
埋もれてた鎖骨が出てきたなど嬉しい効果も
期待出来ます。

老廃物が詰まっていると、痛みが出ます。
セルライトも原因のこともあります。

また体調不良の時、病気の時も
リンパに異常が現れることもあります。

ご自身の健康バロメーターとなるでしょう。

痛い時は、
力を入れすぎてゴリゴリマッサージを
しないように注意して下さい。

心地よい程度に行って、
老廃物をうまく流していきましょう。