首を寝違えてしまったらしい、今後のための原因究明と予防策

首を寝違えて痛い時には
湿布を貼って冷やしたり、

マッサージをしたりして
痛みを解消しようとするのが
一般的な方法です。

でも、本当の寝違えの原因を探ると
予防策や痛みがある時の対処法も

今までの認識がガラッと変わるのです。

首を寝違える原因と予防のために
役立つ情報を探ってみましょう。

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寝違えの原因

寝違えは首コリや肩コリが
原因になっていると思われてきました。

あとは枕が合わないとか、
変な姿勢で寝てしまったとか。

ところが、寝違えの原因は
首や肩ではなく、

脇の下の腋窩(えきか)神経が
圧迫されていることが
主な原因になっているのです。

脇の下にある腋窩神経は
首を支える筋肉につながっています。

首を支えている筋肉の痛みが
寝違えを起こすので、

原因の多くは直接首の筋肉ではなく
わきの下の神経の圧迫にある方が
可能性としては高いのです。

もともと肩こりや首こりがある人は
腕を動かすことが少なく、

肩から肩甲骨にかけて血流が
悪くなっています。

わきの下の腋窩神経を取り巻く
血行不良は首の痛みに直結するのです。

首を寝違えてしまったらしい、今後のための原因究明と予防策

寝違えの予防策

寝違えの原因がわきの下にあるとなれば
腕を動かす運動や、

肩甲骨の可動域を大きくする
ストレッチなどを習慣にすると
予防効果が高まります。

寝違えの予防に、寝る前に
ストレッチをするようにしましょう。

ストレッチの方法は簡単です。

1.腕のストレッチ

・腕を後ろに回し腰に手の平をつける
・ひじを背中の真ん中に向けるように
・そのまま10秒間キープ

左右交互に3セット行います。

2.肩甲骨のストレッチ

・身体の前で合掌し肘を合わせる
・そのまま肘の高さをキープ
・肘を大きく開き肩甲骨を開く
・そのまま10秒間キープ

3セット行いましょう。

これだけでも腋窩神経の周辺の
血行不良を予防できます。

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寝違え予防の枕

首を寝違えてしまったらしい、今後のための原因究明と予防策

寝違えの予防には寝ている間に
らくに寝返りができることも大切です。

そのために枕選びも重要ですが、
自分の首のカタチに合った枕に出会うのは
意外と難しいものです。

枕選びに大切なポイントは

首の骨のカーブに沿った形になるものが
理想的だと言われています。

横向きになった時には
肩幅もポイントになりますから

本当は一人ひとりの身体に合わせて
オーダーメイドで作るのが良いのですが

費用も高くなるし、
簡単ではありません。

そこでバスタオルなどを使い、
自分の首に合わせた枕を作ることで

寝返りしやすい寝姿勢を
サポートできます。

タオルを丸めたり重ねたりしながら
色々と工夫して実際に寝てみると
しっくりとする枕になります。

今使っている枕の高さを
タオルを重ねてみると

意外と寝違え予防になったというケースも
あるので、試してみてもいいのでは。

参考動画