ダイエットはキツイものだと
思っていませんか?
そんな思い込みを払拭する
ダイエット法があります。
胆汁酸の働きを活用したのが
「 胆汁酸ダイエット 」
です。
胆汁酸を働かせることで
内臓脂肪を減らして、
基礎代謝をアップさせてくれるのです。
この胆汁酸ダイエット、
一体どんなダイエット法なのでしょうか?
胆汁酸とは
そもそも胆汁酸とは
胆のうから小腸に分泌される消化液で、
食物脂肪の消化吸収を
しやすくしてくれる働きがあります。
食べた脂質が、腸管壁に脂質が
吸着するのを防いでくれるのです。
それだけではなく、近年の研究では、
血中内で脂肪燃焼の指示を出すことが
分かっています。
血液中に良い胆汁酸が増えることにより、
基礎代謝がアップするということです。
基礎代謝をアップする
三大スイッチといわれるものは・・・
「肝臓」 「筋肉」 「褐色脂肪細胞」
で脂質をエネルギーに変えて、
基礎代謝をアップさせるのです。
胆汁酸は古くなって長時間腸内に
とどまることも良くないことで、
脂質の消化吸収を妨げ、
新しい胆汁酸が作られづらくなります。
なので、古い胆汁酸は
なるべくさっさと排出させて、
新しい胆汁酸を作って、
基礎代謝を高めて脂肪を減らすことが
重要になります。
ちなみに、
胆汁酸は生薬としても使われます。
「熊胆」などがそうで、
熊の胆嚢が古来より生薬として
活用されてきました。
ダイエットのやり方
先程もお話ししましたが、
古くなった胆汁酸を排出させて
新しい胆汁酸を分泌させるのに、
古くなった胆汁酸を排出させるのには
「アスペルロシド」
という成分を摂取することが重要です。
胆汁酸が新しく増えることによって、
基礎代謝がアップして
ダイエットに効果的になるのです。
これを生かせば、
1時間ウォーキングするのと同じ位の
脂肪燃焼効果になるのです。
では、どんな方法が良いかというと
1.食べ物で効果を出す
(1)こんにゃく
こんにゃくには、
胆汁酸吸着作用があります。
(2)舞茸
舞茸に含まれるMXフラクションという
他のキノコ類には含まれない成分で、
余分な脂肪を胆汁酸と共に
排出してくれる働きがあります。
舞茸は割と使い回しの利く食材ですね。
(3)杜仲茶
先程の「アスペルロシド」が
杜仲茶には入っているので、
胆汁酸排出効果が高いのです。
毎日のお茶を杜仲茶に切り替えることも
出来そうですね。
その他、食物繊維の多い食材が
効果的とのことです。
2.腸揉み
腸揉みをすることで、
古い胆汁酸を排出することが出来ます。
(1)
浅く椅子に腰かけ、
脚を軽く開きます。
(2)
臍の下3cmのところに、
両手指を入れ込んで大きく息を吸います。
(3)
息をフッーと吐きながら、
上体を倒します。
(4)
指先を時計回りに3回回します。
(5)
息を吸いながら上体を起こします。
尚、入浴後、起床時、寝る前に
行うと効果的です。
見た目で身体に脂肪がついているのも
気になりますが、
見た目はそんなに太っていなくても、
内臓脂肪がついた「隠れ肥満」の方も
結構多いのです。
この胆汁酸ダイエットは、
辛い食事制限、
キツイ運動も必要ありませんが、
効果は急に出るわけではなく
ゆっくり効果が出るので、
まずは内臓脂肪を減らして
基礎代謝をアップして
体質を変えていきましょう。