20代女性の薄毛が年々増加していると報告されています。
一般的な抜け毛は、頭皮や毛母細胞の老化によって起こります。
ところが薄毛になると、ヘアサイクルが何らかの理由で正常に機能しなくなってしまうのです。
びまん性脱毛症とは
びまん性脱毛症とは、部分的に頭髪が薄くなるというより、頭髪全体が薄くなる症状を言います。
びまんというのは、広範囲といった意味があります。
成人女性の約4割が、生涯に一度は発症すると言われます。男性は部分的に薄くなることはよくありますが、女性はどちらかというと全体に薄くなることが多いようです。
髪の毛のボリュームが減り、地肌が透ける、髪が細くなってきたり、コシがなくなってきた、抜け毛が増えてきた、ツヤがなくなってきた、などという症状があるようなら、このびまん性脱毛症について気にかけたほうがいいでしょう。
主に、更年期前後から症状が気になる方が増えてきます。最近は若い20代の女性にも見られるようになりました。
びまん性脱毛症の原因は・・・
・女性ホルモンのエストロゲンの減少
・無理なダイエット
・自律神経の乱れ
・栄養バランスの悪さ
・カラーやパーマなどで毛根を痛めること
・頭皮の汚れ
・ポニーテールやお団子スタイルで髪を引っ張ることによる物理的な刺激
・血行不良
・薬剤によるもの
などが挙げられます。
中でも無理なダイエットによって、ホルモンバランスが崩れ、栄養状態が悪いとたちまち気付いたら発症していることもあります。
近年では、カラーやパーマが当たり前の時代になっています。毎月毎月これを行うと、当然頭皮や髪の毛を痛めてしまいます。
特に頭皮は自覚がない方が多いでしょう。
薄毛予防
【 1.頭皮の汚れをしっかり落とす 】
整髪料が残ったままや長時間ついた状態もよくありません。シャンプーの仕方を見直しましょう。
濡らしてシャンプーする前に、まずしっかりお湯だけで予洗いします。これだけで汚れの8割は取れるといいます。シャンプー剤も今までより少なくて済むので、シャンプー剤で頭皮を痛めることも減るはずです。
【 2.低刺激のシャンプーを使いましょう 】
安い大量に売られている洗浄力の強いシャンプーを使っていませんか?弱酸性の刺激の少ないシャンプーを使いましょう。
【 3.ヘアカラーやパーマは極力控える 】
ヘアカラーやパーマはやらないことに越したことはありませんが、どうしてもやりたい場合は2か月以上期間を空けるといいでしょう。
【 4.生活改善 】
ストレスや睡眠不足は自律神経を乱し、ホルモンバランスも崩したり、血行不良を招いたりします。睡眠不足も髪の毛が育ちません。
どんなことにも言えますが、規則正しい生活が理想です。
【 5.頭皮マッサージ 】
血行が良くなると、髪の毛が育ちやすくなります。マッサージをして血行を良くしましょう。
【 6.育毛剤を使ってみる 】
育毛剤と聞くと男性のモノというイメージが以前は強かったですが、同じように薄毛で悩まれている女性が増えてきたことから、女性専用の育毛剤も数多く販売されるようになってきました。
中でもおすすめなのは、東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ院長が開発をされた育毛剤「ミューノアージュ」です。
ミューノアージュの良いところは、美容液と育毛剤が2本セットになっているところ。美容液で頭皮環境を整えて、育毛剤で太い髪を育てていくという発想から、92%もの人が効果を実感しています。
またアルコールフリーなので、パーマやカラーをしている方でも問題なく使用できます。
2週間のお試しキットもありますので、低価格で効果を試すことができますよ。
おわりに
何をしても薄毛が気になることもあると思います。自分自身が鏡を見て落ち込んだり、他人の視線が気になるかもしれません。髪型を変えて隠そうとしている人も少なくないかと思います。
今回ご紹介した方法を参考に、一度できそうなところから取り組んでみてください。あなたのお役に立てればうれしく思います。