体重が劇的に増えたわけでもないのに、顎周りのお肉が気になり始めた時は、3つの原因が関係していることがあります。二重顎は、決して肥満だけが理由なわけではありません。
原因をしっかりと知り、それを解消していくとともにエクササイズやマッサージでも解消をサポートしてあげましょう。
二重あごの原因
まずは先ほどお話したように、二重顎を引き起こしてしまう原因を3つご紹介していきます。
1.姿勢
姿勢の悪さと二重顎は一見関係のないように思いますね。では、試しに今猫背のような姿勢をとってみてください。猫背になると首の裏側に頭の重心が傾き、顎が上へ突き出るような体勢になるのが分かると思います。
この時の顎がどんな状態にあるか、鏡で確認してみましょう。二重顎になっていませんか?この姿勢を続けると、首の表部分にあたる皮ふが下へひっぱられるようになり、脂肪を溜まりやすくさせてしまうのです。
2.表情筋が使われていない
痩せ型なのに顎周りだけたっぷりと脂肪がついているという方は、普段から表情を変えないことが癖になっている恐れがあります。人と話す時でも、表情がころころ変わる人とそうでない人がいますね。
表情を変えるだけで筋肉は動き、鍛えることができます。口角を上げたりというように、動きがほとんどない方はどんどん顔の皮ふが下へ垂れ、顎にたまるようになってしまうのです。
3.加齢による首の筋肉の弱り
首にはたくさんの筋肉が重なってできていて、その力で頸椎をサポートしています。年をとるとともにどうしても筋肉は衰えてしまうのですが、強さや弾力がなくなると、首と顎のきれいなカーブを整えることも難しくなってしまいます。
これら3つの原因を解消するためには、姿勢を改善するよう意識するのはもちろん、エクササイズやマッサージを行っていくことが大切です。
リフトアップクリーム
エクササイズやマッサージに入る前に、フェイシャルクリームの準備もしてください。
手で直接顔に触れるということは、その部分に「摩擦」が生まれて、肌に負荷がかかっている状態となります。その結果、小顔になろうとしているのに、余計なシワやくすみが生まれてしまうことにもなりかねません。クリームをつけて摩擦を減らしつつ、美容成分でお肌へのケアをするようにしてください。
おすすめのクリームは「EBMスキンクリーム」です。
全国展開しているスキンケアサロンで、実際に使われているクリームです。オリコンの顧客満足度ランキングで最優秀賞を受賞している実力派サロンが開発したものでうsので、間違いがありません。
もし使ってみてちょっとでも違うなと思った場合は「返金保証」もついているので、まずは気軽にお試しください。
エクササイズのやり方
それでは、具体的なエクササイズの方法についてご紹介いたします。
エクササイズ1
1.まずは舌を前に伸ばします。自分の目から見えるところまで伸ばすようにしましょう。
2.その状態のまま、両方の肩を下へひっぱられているかのように引き下げ、5秒保ちます。
3.次は舌を前ではなく下へ突き出します。また両肩を下げて5秒。続いて上へ出し、同様に5秒保持してください。
4.最後は舌を左右に出していきますが、右に出したら左肩のみを下げる、左に出したら右肩のみを下げ、キープしましょう。
エクササイズ2
1.背筋を伸ばし、顎を自然に引いた正しい姿勢を意識して立ちます。
2.親指、人差し指を使い顎の骨を挟みましょう。
3.内側に押し込みながら耳の方へさすりあげます。
4.次は上を見上げ、あ~おまで声に出しながら口を大きく開けて行っていきます。
5.そのまま舌を出し、鼻へくっつけるイメージで突き上げましょう。
エクササイズ3
1.猫背にならないよう姿勢を正します。
2.息を吐き出しながら上を向き、天井へ届くようイメージしながら口をすぼめて前に出します。
3.首の表側が伸ばされていることを意識してキープ。
4.次は右、左と順番に行っていきます。筋肉が伸びているのを感じながら行いましょう。
5.ここまで終わったら、エラから肩まで優しくさすってください。
エクササイズ4
1.顔は正面に向け、デコルテに両手を重ねておきます。
2.下へ軽く引っ張るようにしながら、首筋を立てて“ひっひっひ”と発音します。
3.休憩を一拍はさみながら続けて5回行ってください。
マッサージのやり方
マッサージ1
1.手のひらを耳下へおき、鎖骨まで3回さすります。
2.次に逆側の手を同じ耳下へあて、肩先までさすります。
3.反対も同じように行ってください。
4.両方の手の人差し指・中指を使って顎~フェイスラインまで5回さすりあげます。
5.顎の骨をつかんでつまむように押していきましょう。
6.最後に両手で顔全体を引き上げるようにたたきこみます。
マッサージ2
このマッサージはお顔全体を整えるのにも効果的です。顎周りだけをマッサージしても、老廃物やむくみは中々改善されません。リンパの通り道や詰まりやすいところを全体的にほぐしていくことで余分なものを排出するサポートができるマッサージです。
1.まずは頭皮をほぐして血流をよくします。
2.次は耳を伸ばすよう引っ張り、揉みこみましょう。
3.こめかみから首筋を3回なぞっていきます。
4.続いては目の疲れを解消するために、目と眉の間をほぐします。
5.目の上の骨を優しく押し上げることでまぶたもすっきりしてきますよ。
6.目の下の骨を刺激し、下まぶたのむくみもとっていきます。
7.親指を小鼻の横に当て、頬骨をなぞるようプッシュします。
8.痛みが出た所の筋肉をほぐしましょう。
9.唇を前に引っ張ります。
10.ほっぺを上へ引き上げたるみを撃退します。
11.顎下から耳の後方へむかいフェイスラインを整えます。
いかがでしたでしょうか。エクササイズとマッサージをいくつかご紹介いたしました。マッサージは起床時のスキンケアのときや、夜眠る前に行うのが理想です。
肌がやわらかくなっている入浴後に、たっぷりのクリームを塗りながら行うとリラックス効果も得られるため寝付きが良くなることも。表情の筋肉や姿勢を意識するとともに、エクササイズなども取り入れ年齢に負けない綺麗な顎のラインを目指していきましょう。