赤ちゃんの寝ぐずりする2つの原因、対処と対策について

 

赤ちゃんは、眠くなるといつの間にか寝ていることもあるのに、眠いはずなのに、泣いてぐずることもありますよね。いわゆる「寝ぐずり」というものです。どうして眠いのにすんなり寝てくれないのかな?と困ってしまうママさんもいらっしゃるでしょう。

寝ぐずりの原因がわからなくて、子育ての悩みになってストレスを感じてしまうのは困ります。そこで、寝ぐずりの原因や対策を知って、不安を少しでも取り除きましょう。

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赤ちゃんの寝ぐずりの原因

赤ちゃんの寝ぐずりの原因は、ハッキリとは解明されていません。まずはどこかの痛みが原因なのか、何か病気が原因なのか、その点をチェックする必要があります。

眠いのに、なかなか寝付けなくてグズグズと泣くのではなく、火のついたように泣く場合は体温を計測するなどして、異常がないかどうか確認しましょう。病気の心配がないのに、寝ぐずりする原因として、三つのことが考えられます。

不快のサイン

赤ちゃんの寝る環境が、不快に感じていることを泣いて知らせている可能性があります。とくにはじめての育児だと、それほど寒くないのに沢山着せてしまうこともあり、暑くて寝つけません。

おむつが気持ち悪いとか、かゆいところがある時も寝ぐずりすることがあります。

不安を感じている

赤ちゃんの自我が芽生えてくると、ママの存在が近くにないことを泣いて知らせることも出てきます。寝ぐずりするのは、そんな自我の芽生えから、「寂しい」とか「不安」を訴えていることもあります。

眠りのサイクルの変化

一日のほとんどを眠って過ごしていた月齢から成長すると、目を覚ましている時間が長くなります。そのサイクルの変化の段階で、眠くなったタイミングを逃してしまうと寝ぐずりしてしまうことがあります。

赤ちゃんの寝ぐずりする2つの原因、対処と対策について

 

寝ぐずりした時の対処法

育児中のママは、赤ちゃんが寝ている時に済ませなくてはいけない家事も多いので、寝ぐずりが多いとなかなか家事もスムーズにできなくて、時間に追われることもあります。ママの睡眠時間が少なくなってしまうのも困るので、寝ぐずりした時の対処法を頭に入れておきましょう。

明るさを調整する

昼寝のたびに寝ぐずる時は、部屋を暗くするようにしてみると、すんなり寝つくことがあります。日中の屋内の日光が強い部屋で寝かせないようにしたり、遮光カーテンなどを使ってみましょう。

音と振動に注意する

音と振動をさせないように静かにし過ぎると、逆に音や振動に敏感になってしまうことがあります。赤ちゃんはお腹の中で振動や音を聞きながら成長するので、多少の音や振動では寝付けないわけではありません。静かな環境を作り過ぎると過敏になる恐れがあります。

添い寝する

添い寝をするのは、子供だけで寝られなくなるからと、かたくなに一人だけで寝かせようしている時に寝ぐずりをしたら、しばらくは泣かせておいてもいいですが、なかなか寝ないのなら、添い寝をして安心させてあげるのも一つの方法です。それがクセになると困るからと、泣いても抱っこしないようにするなど、あまり堅苦しく考えないように柔軟に対応してあげましょう。

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寝ぐずりを防ぐ対策

寝ぐずりの原因がハッキリとわからないので、防ぐ対策方法を見つけ出すのも難しいのですが、寝ぐずりしないでスムーズに寝る時もあるのなら、その日の出来事を思い返してみましょう

その中に、寝ぐずりを防ぐためのポイントが隠れているかも知れません。例えば、いつもは部屋の中で過ごすことが多いけど、たまたま外出時間が長くなった時にぐずらずに寝たとしたら、家の中ばかりで過ごすことが原因だと考えられます。

他にも、来客があった日など、いつもとは違う出来事があった時に、寝ずぐったり、スムーズに寝たりしたら、そこから原因を探ってみます。基本的には、二つの予防方法があります。

運動量を増やしてあげる

子供の成長段階では、適度な運動も必要です。公園まで散歩して遊ぶ時間を少し長くしてみるのも、寝ぐずりを防ぐために良い方法です。歩き出すくらいになると、運動量が急に増えるので、寝ぐずることもパッタリと無くなるケースも珍しくありません。

歩き出す前は、屋外で遊ぶことも限られてしまいますが、家の中だけで小さなスペースで過ごすよりも屋外に出てみましょう。

昼寝の時間を調整してあげる

赤ちゃんは、長い時間まとまって睡眠することはできないので、昼寝は欠かせませんが、昼寝の時間が長すぎると寝つきが悪くなります。夕方17時以降には目が覚めているようにして、寝かしつけたい時間の2時間くらい前に入浴を済ませておくのが理想的です。体温が下がる時に、眠くなるメカニズムがあるので、寝かしつけたい時間から逆算してお風呂に入れてあげましょう。

赤ちゃんの寝ぐずりする2つの原因、対処と対策について

 

子供の睡眠時間が短くなっている問題

現代の日本の乳幼児は、夜型になっていることが問題視されています。遅い時間に大人の都合で乳幼児を連れ歩くのは、体内時計を乱してしまう原因になります。

育児だけでストレスが溜まるからと言って、子供を大人の生活サイクルに巻き込むのはやめましょう。子供の成長は睡眠がとても大切だということを忘れないようにして、きちんと眠りの環境を整えてあげれば、寝ぐずりもいつの間にかなくなっていくのでゆったりと見守りましょう。