あなたの彼氏は当てはまる?亭主関白な男性の8つの特徴

亭主関白というと、やたらとプライドが高くて自分勝手なわがままを言ったり、理不尽で暴力的というイメージがあるかもしれません。「夫が外ではたらき、妻が家を守る」という時代は一昔前のものになり、「草食系男子」という言葉も生まれて久しくなりましたが、そんな亭主関白な男性もまだまだいらっしゃいます。

そこで今回は、亭主関白な男性の特徴や上手な接し方を詳しくご紹介していきましょう。亭主関白になりそうな男性は避けたいという方も、亭主関白な夫を手のひらで転がす妻になりたいという方も、ぜひ参考にしてみてください。

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そもそも「亭主関白」とは?

「関白」という言葉は、学校の歴史の時間で習いましたよね。天皇に代わって政治を行う職で、実質的に公家の中で最も権力のある立場になります。

その権力の高さから、権力が強い者のことをたとえる言葉として使用されており、家庭の中で関白のように権力を振りかざして威張っている夫のことを「亭主関白」と言うようになりました。ちなみに、その逆のパターンは「かかあ天下」といいます。

あなたの彼氏は当てはまる?亭主関白な男性の8つの特徴

亭主関白な男性の特徴

亭主関白な男性には、ある程度共通した特徴があります。代表的な8つの特徴をご紹介しますので、彼氏やご主人に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

1.家事や育児は女性の仕事と思っている

男は外で仕事をし、女は家庭を守るもの」と信じている亭主関白な男性は、一切の家事は女性の仕事と思っているので、自分からは何もしようとはしないどころか、そもそも自分が家事をするという発想がありません。子どもができても「育児は母親の仕事」と、積極的に世話をすることはありません。

外からはなかなかわからない特徴ですが、彼氏と同棲していたり部屋に行ったときなどに、女性が全ての家事をやっている状態になっていれば、彼は亭主関白かもしれないと疑った方が良いでしょう。

2.女性より男性の方が優秀だと思っている

亭主関白な男性は、女性は劣っていて男性は有能だと思っています。男女平等の現代で表立ってそんな差別的な言動を取ることはなくても、心の底では女性を見下しているという男性もいるんです。

これは、「男は外、女は家」という考え方はもちろん、「自分はお金を稼いでいる」というプライドが根本にある場合もあります。特に高給であったり責任の重い立場だったりする男性に顕著で、家の中にまで仕事の上下関係や責任感を持ち込み、妻に対してまるで上司と部下のような関係を求めてきます。

肩書きや立場で人を判断するので、社会的立場の高い人や「先生」と名のつく人にはペコペコしたり、自分より高給取りの女性や女性の上司に抵抗があります。自分が女性より劣る部分があることを認められないので、強い女性を避けたり、女性の得意分野での勝負はあれこれ言い訳をして徹底的に避ける傾向があります。

また、妻に肩書きが付くのを嫌い、それがたとえ「PTA役員」であっても「偉そう」と抵抗感を見せることも。

こういった男性の場合、仕事はできるので外からでは亭主関白であることに気付きにくいです。

3.自分の言いなりになる女性が好き

亭主関白な男性は、「女は三歩下がって影踏まず」「黙ってニコニコして自分の言うことを聞く女性が好き」という考え方を持っています。

デートや旅行も自分の希望が最優先で、女性の意見を取り入れることはまずありません。もちろん、結婚式や新婚生活についても同様です。たまに聞いてくれたと思ったら「聞いてやった」と非常に上から目線で恩着せがましく言ってくるので、女性側はだんだん希望を伝えるのも馬鹿らしくなってきます。

一見、押しが強くて自分をリードしてくれる頼りがいのある男性に見えてしまうので、女性側が目を覚まさなければなりません。付き合いが長くなるうちに、だんだん話を聞いてくれなくなったり、自分の世話をさせるようになったり、女性を顎で使うようになったりしてきたら亭主関白注意報発令です。

あなたの彼氏は当てはまる?亭主関白な男性の8つの特徴

4.母親が甘やかしている

母親から甘やかされて育った男性は、なにもかも母親がやってくれるので自分で何かをする必要がなく、いつまでも精神的に子どものままです。家事や自分の世話は母=女性がするものという意識も抜けません。特に、一度も一人暮らしをしたことがない男性は、ご飯を炊いたり洗濯機を回すことすらできないこともあります。

できるだけ彼を甘やかさないことが改善への第一歩ですが、女性がどれだけ彼のためを思って家事を教えようとしても「お母さんはそんなこと言わなかった」と母と比較されたり、彼ママから「そんなことさせないで」と苦情を言われてしまうともう末期です。改善は相当難しいでしょう。

彼と彼ママの関係をよく観察しましょう。

5.父親が亭主関白

小さな子どもは、一番身近な大人である親の真似をしながら成長するものです。亭主関白な父親の元で育った男性は、そうでない男性より亭主関白になってしまう可能性が高いです。

心の中では「父親みたいにはなりたくない」と思っていても、小さい頃からの環境や習慣はなかなか変えられません。そうとう意識をして自立していなければ、つい女性に対して辛く当たってしまったり、父親と同じような態度を取ってしまいます。

結婚後に専業主婦になって欲しいと言われたり、家庭を任せるようなことを言い出したら要注意。彼の父親がどんな人なのかを聞いてみるのも良いですね。もし彼自身が、父のようにはなりたくないと本気で思っているのなら、時間はかかるかもしれませんが二人三脚で改善していくことも不可能ではありません。

6.常に自分が正しいと思っていて間違いを認められない

自分の意見が何より最優先で、自分の意見は絶対に正しいと思っている亭主関白な男性は、プライドが高く自分が間違っていることを認めることができません。他人に合わせること自体難しく、本当は自分が悪かったと感じていても、人に頭を下げるのが嫌なので素直に謝ることができないタイプです。

喧嘩をしたときに彼に原因があっても女性が折れたり、いつまでもしつこく責め続けたり、いつの間にかうやむやにされてしまったりすることが多ければ亭主関白の可能性大です。

また、「謝ることができない」というのと関連して、お礼や感謝の言葉を口にするのも苦手な傾向があります。

7.内弁慶で外面がいい

外ではいい顔をして誰にでも愛想を振りまき、家に帰ると威張り散らしてプライドを保とうとするタイプです。上司やクライアントに対して気を遣っている反動とも言えますが、当たり散らされる方としては溜まったものではありません。

外面が良いため付き合いはじめの頃はなかなか彼の内弁慶っぷりに気付きにくく、結婚して女性が仕事を辞めた途端に内弁慶を発揮する男性も少なくありません。できれば結婚前にお試しで同棲し、彼が内弁慶かどうかを見抜いたり、内弁慶になる前に指摘して彼の勝手を防ぐことができるとよいでしょう。

8.田舎の出身

田舎の、特に農家の場合、いわゆる「昔の人間」が多く、未だに男尊女卑や亭主関白が根強く残っている傾向があります。

彼が長男なら小さい頃からチヤホヤされていて、周りが自分のために動くのが当たり前になっていたり、「家を継ぐ」という意識があったりして、「結婚」とは「嫁を取ること」「女性が嫁いでくること」であると考えていて、女性との間に上下関係が存在していることも少なくありません。

彼の方が年上であればあるほどこの傾向が強くなりますので、言いなりにならないように女性側が気をつけなければいけません。

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亭主関白な男性の接し方

彼が亭主関白であったり、その可能性があっても付き合いを続けていきたいのであれば、女性が上手に彼を操縦して、手のひらで転がせるようにならなければなりません。

一番のポイントは彼のプライドを傷つけないこと

男性は総じてプライドが高く、否定されることを嫌います。亭主関白な男性のプライドはまるでエベレスト。否定するような発言は御法度です。女性に対して威張りたいだけですので、彼を否定したりコンプレックスを刺激したりせず、「はいはい」と軽く流せるようになりましょう。

父親が亭主関白な場合は早めに方向修正を

父親が亭主関白だったという男性の場合、父の姿こそが男らしさであると勘違いしています。逆に、父親を反面教師としている男性は、モデルとすべき男性がいないために、無意識に父親のように振る舞ってしまう傾向があります。

こういったタイプの男性には、女性が理想の男性像をさりげなく刷り込んでいくことが効果的です。

テレビや雑誌に出ているイクメン男性を「男らしい」「格好良い」と褒めたりしていると、「こういう男性が格好良いのか」と密かに意識するようになってくれます。

母親に甘やかされて育った男性には尽くすか拒否の二択

母親に甘やかされて育ったために、亭主関白になってしまった男性は、「女は男に尽くすもの」と思っているので、彼女や妻にも自分の母親のような対応を求めてきます。

そんな男性は、お母さんのように接してくれている限り特に害はありません。でも、あなたが一方的に尽くすことを良しとしないのであれば、「私はあなたのお母さんじゃない」とハッキリ伝えることも大切です。

また、このタイプの男性は母親のことを絶対視して非常に大切にしているため、母親自慢がはじまったら「マザコン」と否定するのではなく、彼の母親をヨイショしたり、ヨイショしながら「私はお母さんじゃないから」と牽制しておきましょう。

彼の母親と直接やり取りできるのであれば、母親から彼に「彼女に優しくして、大切にしてあげなよ」と一言言ってもらうのも効果アリです。

一人暮らししたことのない男性はプライドを刺激して

ずっと実家暮らしで一人暮らしをしたことのない男性は、家事の大変さがまるわかっていないことが少なくありません。家事を軽く見ていて、「俺は外で必死に働いている。お前はずっと家にいるだけだろ」と思っていることもあるので、彼のプライドを刺激して上手く操縦しましょう。

たとえば、最近はテレビの料理番組でも男性が調理をしているものも多いので、それを見ながら「あなたにはこんなの作れないでしょう?」とちょっと挑発してみましょう。プライドの高い彼は「これくらい自分にだって」とキッチンへ向かってくれたらしめたものです。

凝り性の男性も多く、この方法でいつのまにか料理が趣味になったという方もいるんですよ。

あなたの彼氏は当てはまる?亭主関白な男性の8つの特徴

さりげなく男性を操縦するできる女を目指そう

亭主関白が当たり前で、妻は慎ましく夫に従っていた時代……想像すると女性側が窮屈そうですが、実際は夫の後ろから澄まし顔の妻が手綱を握って上手に夫を操っていたんです。

男性を立てていい気分にさせておけば、亭主関白な男性もわざわざ威張り散らしたりもせず可愛いものです。もし亭主関白な男性との将来を考えているのであれば、上手に男性をコントロールする女性を目指して円満な関係を作っていきましょう。