【健康的に痩せたい方必見】内臓機能を高める食事のポイント6つ

ダイエットをしたい、ダイエット中だという女性は多いと思いますが、病的にガリガリに痩せるダイエットは全く美しくありません。また体調も崩してしまうので健康的ではありませんね。健康的にダイエットするなら、食事に工夫をし、内臓機能を高めるのがおすすめです。そこで今回は健康的に痩せたい方必見の内臓機能を高める食事のポイントをご紹介していきます。

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内臓機能とダイエットの関係

内臓は目に見えるものではありませんから、何か不調があらわれない限りは特にケアをすることがないという方がほとんどではないでしょうか。

でも内臓機能が低下すると、太りやすくなってしまうんです。

逆にいえば内臓機能を高めれば、痩せやすくなるということ。

ダイエットに欠かせない基礎代謝。これは安静にしているときに意識とは関係なく消費されるエネルギーですから、基礎代謝がアップするとボーっとしていてもエネルギーが消費されます。

この基礎代謝、実は肝臓、脳、腎臓、心臓といった内臓が約63%も占めています。よくいわれる筋肉は約18%ほどなので、筋肉を鍛えるより内臓機能を高めるほうがダイエットに効果的なんです。

以前は「基礎代謝アップ=筋肉を鍛える」と考えられてきましたが、筋肉の消費量よりも内臓の消費量のほうが3倍ほどもあることがわかりますね。

特に肝臓は基礎代謝の30%近くを占めているので、健康な肝臓を保つことはダイエットにとても有効です。

【健康的に痩せたい方必見】内臓機能を高める食事のポイント6つ

内臓機能を高める食事のポイント

それでは具体的に内臓機能を高める食事のポイントをご紹介しましょう。

バランスの良い食事

ダイエット中であっても食事を抜かずに3食きちんと食べたり、食べる時間を毎日同じ時間に調節することが大切です。

だらだらと食事の時間を気にせずに食べ続けると、胃腸などが休まる時間がなく、内臓に大きな負担を与えることになります。決まった時間に食事をして、内臓を休ませてあげることが結果的に内臓機能を高めることになります。

タンパク質や食物繊維を積極的に摂る

タンパク質は摂取するとその30%がエネルギーとして消費され、代謝をアップできます。

そして食物繊維は、腸内の善玉菌の餌にもなりますから善玉菌が増えて腸内環境も整います。また便秘改善にも効果がありますから自然な排便を促してくれます。

塩分を控える

塩分が多い食事は特に腎臓に負担をかけ機能を低下させ、体をむくませます。できるだけ塩分を抑えた食事を意識しましょう。

塩分は調理で使用するものだけではなく、ハムなどの加工品にも多く使われていますから、厚労省が推奨する1日の摂取分よりも低めを意識するようにしましょう。

よく噛んで食べる

何かと忙しい現代人。

食事はささっと済ませるという方も多いのではないでしょうか。特に早食いの方はあまり噛まずに飲み込むという習慣がついてしまっていますが、それでは食べ物を消化するのに時間がかかってしまい、消化器官に大きな負担をかけてしまいます。

一口当たり20~30回しっかり噛んでから飲み込むようにしましょう。

アルコールを控える

アルコールは肝臓で分解され、その都度、肝臓に大きな負担がかかっています。アルコールの摂取量が多くなればなるほど負担は大きくなりますから、普段からお酒をよく飲み方は休肝日を設けるなど調整しましょう。

冷たいものを避ける

喉が乾いたときや運動後、入浴後など冷たい飲み物が飲みたくなりますね。冷たい飲み物は急激に内臓を冷やし、内臓機能を低下させてしまいます。内臓機能を高めるためには常温か温かい飲み物がおすすめです。

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食事以外でできる内臓機能を高める方法

それでは次に食事以外でできる内臓機能を高める方法をご紹介しましょう。

血流をアップさせる

血流がアップするということは、内臓の細胞に必要な酸素や栄養素がしっかりと行き届くということです。血流をアップさせるには、運動や入浴がおすすめです。

また運動や入浴で血流を一時的にアップしても、普段姿勢が悪いとその効果は半減します。姿勢が悪いと内臓が圧迫されてしまい血流が悪くなります。それに姿勢の悪さは骨格のゆがみや筋肉の衰えで内臓の位置がずれ内臓機能が低下してしまいます。

姿勢をよくするとインナーマッスルも鍛えられ、見た目にも美しいので、常に姿勢は意識するようにしましょう。

運動を取り入れる

内臓機能を高めるためにおすすめなのがジョギングやウォーキングといった有酸素運動です。20分以上続けることが大切ですが、時間の確保が難しいようであれば、20分以下でも良いので毎日欠かさず行うようにしてください。

また運動時間を設けずに、普段の生活に運動を取り入れるのがおすすめです。

エレベーターやエスカレーターを避けて階段を利用したりすると良いでしょう。

【健康的に痩せたい方必見】内臓機能を高める食事のポイント6つ

肝機能を高めてくれるサプリメント

食事だけで内臓機能を高めることができれば一番良いのですが、忙しい現代人の食生活を考えるとなかなか難しいのが現実ですね。そこで食事にプラスしたいのがサプリメントです。

特に基礎代謝が大きい肝臓の機能を高めてくれるサプリメントがおすすめです。

肝機能を高めてくれるサプリメントは次のような成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

・タウリン
・オルニチン
・クルクミン
・亜鉛
・マルチビタミン

タウリン

タウリンは生命維持のために必要な栄養素といわれていて、タンパク質の分解時にできるアミノ酸と似ています。肝臓をはじめとするさまざまな内臓に含まれている成分です。

弱った肝細胞の再生を促して、正常な肝機能に戻す働きがあります。また肝臓にたまった不必要な脂肪をデトックスする働きもあるので脂肪肝を改善できます。

タウリンは肝機能アップのためには1日500mg必要といわれています。タウリンが多く含まれる牡蠣やエビ、ホタテ、たこなどを意識して食べるようにしましょう。

オルニチン

オルニチンは解毒・糖代謝作用があるので肝機能を補助する働きがあります。疲労感を取り除いてブドウ糖の生成をサポートし、活動的な体へと導いてくれます。

シジミやヒラメ、チーズ、エノキなどに多く含まれています。

クルクミン

ポリフェノールの一種であるクルクミンは、ウコンの色素成分です。肝機能を改善させ、中国やインドでは古来より薬として利用されてきました。

クルクミンは胆汁の分泌を促し、解毒作用を強力にサポートします。カレー粉やウコンに多く含まれています。

亜鉛

亜鉛はアルコールを分解する際、大量に必要となる成分です。

亜鉛不足になると皮膚炎や脱毛症、味覚障害などに繋がります。また子供は成長障害などを引き起すこともあります。高野豆腐や牡蠣、レバー、たらこ、アーモンド、ささみなどに含まれている成分です。積極的に摂るように心がけましょう。