最近の女性のメイクで目を引くのが「チーク」です。入れ方一つで顔の印象も変わってしまいます。美人顔を作るのに欠かせない「チーク」。雑誌などを見たりしながら、色の入れ方をかえてみたりするけど、しっくりこないという方も多いはずです。
美人顔を作る為に、まずは自分の顔の形がどんな形なのかということをしっかりと知っておきましょう。正しいチークの入れ方を、パウダー、クリーム別にご紹介いたします。
まずは自分の顔の形をチェック
ヘアスタイルを決める時などに、顔の形をチェックしたことがある人も多いのではないでしょうか。顔の形は、
・卵型
・ベース（四角）型
・逆三角形型
・面長
・丸顔
この5つに分けられます。卵型には美人が多いというのを聞いたことがありませんか？卵型は縦と横の割合が1:1と、理想的な形なのです。バランスが整っていることから、とてもきれいに見えます。
卵型を基本とすると、
・ベース（四角型）1：2
・逆三角形 3：2
・面長 3：2
・丸顔 2：3
となっています。縦は、眉と口を結ぶ長さ。横は、唇の両端から顔の外側に線を引いて頬に当たる所までの長さになります。メイクをする前に、自分がどの顔型に当てはまるのかを知っておくことで、これからのメイク方法が変わってきます。
正しい色の入れ方～パウダーチーク～
みなさんもご存知だと思いますが、チークを入れる部分は、頬骨の一番高い所からこめかみの方へ、円を描くようにブラシを使って塗ります。これがベースとなりますが、顔型によって少し違ってきます。
卵型
バランスのとれた理想的なこの卵型は、先に書かせていただいた頬骨の一番高いところをスタート地点にして、こめかみの方へ、円を描くように入れていきます。このとき、黒目の幅よりも内側にしてしまうと子供っぽくみえるので、黒目よりも外側に入れるようにしましょう。
ベース（四角型）
エラを少しでも目立たなくするようにしたいですよね。にっこりとほほ笑んだ状態で、頬骨が一番高くなる所をスタートにして、横長の楕円形を描くように塗ってください。
さらに、気になるエラ部分は影になるようにすることで、きれいな輪郭を作ることができます。
逆三角形
顎が目立ってしまうこの顔型の場合は、頬骨よりも少しだけ上に円を描くように入れて下さい。あまり大きく描きすぎてフェイスラインの所まで色を入れないようにしてください。
面長
顔の縦の長さが気になるこの顔型は、チークを少しベースよりも下目に入れるのがおすすめです。頬骨の少し下辺りに、横長に楕円を描くように入れて下さい。この時も、あまりフェイスラインにまで広げ過ぎないよう注意してください。
丸顔
元々が丸いので、チークを丸く入れると少し太って見えてしまいます。チークを入れる時は、頬の真ん中あたりから、こめかみの方へ斜め上に細長く入れるのがおすすめです。
正しい色の入れ方～クリームチーク～
最近流行りのクリームチークですが、意外にも入れ方が難しいという声がたくさんあります。軽くのせただけなのに、まるで酔っ払いメイクのように濃く入ってしまったという経験をお持ちの方も多いはずです。
クリームチークは、パウダーファンデーションをつける前に入れます。順番からすると、下地を塗った後にクリームチークを入れ、その上からパウダーファンデーションをつけるといった感じになります。
１．クリームチークを適量手の甲部分にのせて少しのばします。
２．指の腹に少しとって、チークを入れる真ん中部分にのせ、優しくぽんぽんと周りを馴染ませていきます。この時スポンジを使っても大丈夫です。
３．パウダーファンデーションやパウダーをのせて完成です。
チークを入れる部分は、パウダーチークの所でご紹介したとおり、顔型別に入れる部分と同じになります。クリームチークを顔に乗せる時は、必ず少量ずつのせていき、色の濃さなどを調整するようにしてください。
薄いピンクだからといって多くのせてしまうと、薄いピンクも濃く入ってしまうので注意が必要です。
チークの色をキープする方法
チークは、メイクが完成した時は納得の出来栄えなのに、時間の経過とともに、メイク直しをしないままだと落ちてしまいますよね。
せっかく入れたチークの色を少しでも長くキープする為の方法として、パウダーチークとクリームチークのダブル使いがおすすめです。
１．下地までがすんだら、先にご紹介したやり方で、クリームチークを入れていきます。
２．パウダーファンデーションやパウダーを重ねてから、パウダーチークを先ほどクリームチークを入れた部分に重ねづけしていきます。
重ねづけをすることで、驚くほどに色がおちにくくなるので、是非お試しになってみて下さいね。
チークは入れる部分に注意！
チークを入れる部分はだいたい決まっていますが、流行によってチークの幅を広げたり、狭くしたり、まんまるに入れたりと、様々に変化します。ですが、どの入れ方でも、基本のチークを入れる部分をしっかりとマスターしておくことが必要です。
色を濃くしすぎたり、入れる部分などを間違えると、顔が大きく見えたり、子供っぽい印象になったりしてしまいます。ここでご紹介した入れ方をしっかりとマスターして、美人顔を作ってくださいね。
