子どもを保育園に預けることが決まったら、入園準備に取り掛かりましょう。特に必要最低限のものはできるだけ早く用意しておくのがおすすめです。
今回は一般的に保育園で必要なグッズを10個ご紹介いたします。保育園によって必要なものも少しずつ異なるため、詳しくは説明会などで確認してくださいね。
保育園入園までの一般的な流れ
入園までの流れは認可保育園と無認可保育園で異なります。
認可保育園
認可保育園は入園の手続きを市町村などの地方自治体が行っています。そのため、入園したいときは役所の窓口に行き、申請をしなければなりません。
4月入園の場合、申請期間は年内であることが一般的。地方自治体によって期間は異なりますが、11月から12月に一次選考の申し込みが締め切られることが多いです。
4月以外に入園したい場合は役所の保育課などに問い合わせて申し込みをしますが、希望通りに入園を受け付けてもらえるかは市町村の状況によって異なります。
特に1月から3月は入園を受け付けていない地方自治体も多く、保育園探しが難しいです。
無認可保育園
無認可保育園の場合は直接保育園に問い合わせし、入園を申し込むことが一般的。クラスに空きがあれば受け入れてもらえることが多いですが、希望者が多い4月入園は申込期間が限られていることもあります。
入園前にも保育園に行く機会がある
認可保育園も無認可保育園も入園が決まったら面接や説明会が開催されることが多いです。
この時に必要な持ち物や保育園のルールについて説明されるため、できるだけ出席して疑問を解決しておきましょう。
入園準備で用意すべきアイテム
認可保育園の場合、一次選考の結果がわかるのは2月中旬ごろです。それから4月までの間に必要なものを揃えなければならないため、できるかぎり早めに準備をすると安心でしょう。
時間があるときに用意をしておけば、忙しい時期に慌てる心配もありません。
まずは全学年で必要なものを確認していきましょう。
1.着替え
保育園では一日に何度も着替えることもあります。肌着や服は着替えやすく、安全性が高いものを選びましょう。
肌着
毎日必要で汗をかいて着替えることも多い肌着は3枚以上準備しておくと便利です。汗を吸収してくれる素材を選べば風邪の予防にも役立ちます。
パジャマ
お昼寝の時にパジャマに着替える保育園もあります。ボタンが付いているものは着替えにくいため、簡単に着替えられるものを準備しましょう。
季節に合った服
私服で通園する場合はTシャツ、トレーナー、ズボンなど季節に合った服を用意します。服選びに迷ったときは着替えやすさと安全性の高さを確認すると良いでしょう。
保育園によってはフード付きの服やスカートが禁止されていることもあるため、事前に確認することが重要です。
2.着替え入れ
着替えを入れるためのバッグインバッグも用意しておきましょう。巾着タイプのものかビニール袋が使われることが多いです。
3.タオル類
タオル類も必要です。手を拭くためのループ付きタオル、汗を拭くためのタオル、プール遊びに使うバスタオルなど必要に応じて準備しましょう。
毎日1枚以上を使うため、タオルは5~6枚程度用意しておくと便利です。
4.お昼寝グッズ
お昼寝用のグッズは保育園が用意してくれる場合と個人で準備しなければならない場合があります。購入する前に保育園に確認しましょう。
掛け布団と敷布団
掛け布団と敷布団はサイズを確認してから購入しましょう。寒い時期は毛布が必要なこともあります。
タオルケット
暑い時期はタオルケットも必要です。薄めのバスタオルを使っても良いでしょう。
布団カバー
敷布団用と掛布団用の布団カバーを用意しましょう。手作りの指定がある場合、早めに準備をしておくと安心です。
布団用バッグ
布団を持ち運ぶためのバッグも必要です。お昼寝用の布団を購入するとバッグが付いてくることも多いです。
5.通園バッグ
通園バッグは子どもが自分で持つ場合、斜め掛けかリュックが指定されることが多いです。子どもが小さい間は親が持つことになるため、好きなものを選びましょう。
パパが持つことを考えてシンプルなトートバッグを選ぶのもおすすめです。
6.コップやお箸
給食やおやつの時などに使うコップやお箸も用意しましょう。コップはプラスチック製で持ち手があるもの、お箸は子どもが使い慣れたものを選んであげると良いでしょう。
7.お食事用エプロン
食べこぼしをする場合はお食事用エプロンが必要なこともあります。汁物をこぼさないようにポケットが付いたものを選ぶと便利です。
8.おむつ
おむつをしている場合は多めに用意します。紙おむつか布おむつのどちらを使うかは保育園の指示に従いましょう。
9.雨具
通園や遠足で使う雨具も必要です。子供用の傘とレインコート、長靴を用意しておくと良いでしょう。
傘
傘は子どもが持ちやすく、黄色や赤で目立つものがおすすめです。一部が透明になっているものを選ぶと子どもの視界も確保できます。
レインコート
レインコートは目立つ色で動きやすいものを選びましょう。
長靴
通気性が高く、歩きやすい長靴を用意しましょう。
10.遊び用グッズ
遊びに使うグッズも持参しなればならないことがあります。遊び用のグッズは必要に応じて買い足していくのがおすすめです。
クレヨンなどのお絵かきセット
手が汚れにくいものや子どもでも握りやすいものを選びましょう。
季節の遊びグッズ
プール遊びや泥んこ遊び、雪遊びなど季節に合ったグッズも必要です。保育園から指示されたものを順次購入しましょう。
乳児クラスの場合は?
乳児クラスに入園する場合は他にも必要なものがあります。
哺乳瓶
普段使っているものと同じタイプを選ぶと安心です。
粉ミルクか母乳
一般的には必要な量の粉ミルクを用意することが多いですが、保育園によっては母乳を預かってくれることもあります。母乳を飲ませたい場合は事前に確認しておきましょう。
離乳食グッズ
離乳食が始まったら、必要なグッズを用意しましょう。
食器
離乳食用の食器は食べさせやすく、便利です。スプーンとフォークをセットで準備しましょう。
マグ
持ちやすいマグも必要です。普段使い慣れているものと同じマグを用意すると赤ちゃんにとっても使いやすいです。
名前を書くためのグッズも便利!
保育園に入園することが決まったら早めに準備を始めましょう。
基本的にすべての持ち物に名前を書く必要があるため、お名前スタンプやお名前シールなども用意しておくと便利ですよ。
子どもと相談しながら楽しく準備を進めて入園を待ちましょう。