大きな目、つけまつげ、カラコンなどを使ったギャルメイクは、しっかりと塗り込むため派手な印象があります。メイクの流行は毎年変わり、さらに年齢を重ねていくのに昔のままのギャルメイクでは、だんだん似合わなくなる、また浮いてしまうということもあります。そんな中で、ギャルメイクから一歩進化した大人ギャルメイクが注目を集めています。ギャルメイクがクールに進化した大人ギャルメイクの方法について、ご紹介します。
「大人ギャルメイク」とは?
大人ギャルメイクとは、ギャルメイクが進化した新しいメイクのことで、派手で可愛いギャルメイクから、一歩進んで大人の色気やクールさが盛り込まれたメイクのことをいいます。
大人ギャルメイクとギャルメイクの違い
ギャルメイク
・カラコンを使う
・つけまつげを上下に付ける
・アイラインは太くオーバー気味に描く
・アイシャドウの色を重ねて目を強調する
・リップの色は肌になじむピンクやベージュ
大人ギャルメイク
・ベースメイクをしっかりする
・眉は髪の毛の色に合わせてナチュラルに
・アイメイクは濃くしない
・チークは控えめ
・リップは上品なカラーを使い分ける
基本的にギャルメイクの基本を押さえつつ、落ち着きのあるクールなメイクを目指すのが大人ギャルメイクです。また、濃くないポイントを押さえたメイクをするのがポイントです。
大人ギャルメイクのやり方~ベースメイク~
大人ギャルメイクで一番の重要ポイントはベースメイクです。特に素肌がきれいでないとベースメイクがのりませんので、普段から肌のお手入れもしっかりしておきましょう。シミやくすみを隠すために、ベースが厚塗りになってしまうことのないよう注意が必要です。
ファンデーションはリキッドやBBクリームを使う
ベースメイクで使うファンデは、リキッドがお勧めです。マット系を選べば、肌にツヤ感を出しながら、ナチュラルに仕上がります。カバー力のあるものなら、崩れにくく自然に重ね塗りが出来ます。
下地もしっかり作る
毛穴などが気になる場合は、下地にもこだわりましょう。皮脂を吸収してくれるタイプなら、化粧崩れも防いでくれます。
ハイライトは肌になじむ色で
ギャルメイクの場合は、ベースメイクを立体的に見せるために、頬にハイライトを入れますが、大人ギャルメイクでハイライトを入れると逆効果なので、立体的に見せる場合はハイライトでも肌になじむアイボリー系を選ぶようにしましょう。
大人ギャルメイクのやり方~ポイントメイク~
大人ギャルメイクでもポイントはアイメイクです。ただしデカ目メイクでも、ナチュラルに仕上げることがポイントになります。
アイシャドウは多色使いでグラデーションに仕上げる
ブラウン系やベージュ系のものを使いましょう。まぶたに一番薄い色を乗せてしっかり伸ばします。
次に濃い色をアイホールに乗せ、さらに目の二重部分にそれよりも濃い色を乗せます。ブラシで仕上げると自然なグラデーションになります。
アイラインは服に合わせる
アイラインは黒だけでなくブラウンも使ってみましょう。ブラウンはナチュラルに仕上がりますので、普段使いにお勧めです。黒のアイラインはクールに見せたい時や、夜のお出掛けの時など、使い分けるといいでしょう。
ギャルメイクと同じく、大人ギャルメイクでもアイラインはしっかり引くことが大切ですが、大人ギャルメイクでは太くしないでしっかり引くのがコツです。まつげとまつげの間、そしてまつげの際を意識して引きましょう。最後は軽く跳ね上げると目が強調されるのに、不自然ではない仕上がりになります。
チークはレッド、ベージュ系で
ピンクのチークではメイクが浮いてしまうので、肌を立体的にナチュラルに見せるレッド系で血色良く見せるか、ベージュ系で控えめに塗りましょう。
リップは上品なカラーで
オレンジやベージュ系の落ち着いた色でもいいのですが、上品なレッドで大人っぽく仕上げるのもお勧めです。
大人ギャルメイクでは、アイラインは太くせず、メイク全体が肌になじむナチュラルなメイクを心掛けることが必要です。アイシャドウの塗り方で目元が強調されますので、きれいなグラデーションが作れるように工夫しましょう。
つけまつげやカラコンを使わないで大人ギャルメイクをする方法
ギャルメイクの基本はつけまつげとカラコンですが、カラコンが出来ない人や、つけまつげに抵抗があるという人もいます。つけまつげやカラコンを使うと、手軽に目を強調することが出来ますが、もちろんこの2つを使わなくても大人ギャルメイクをすることは可能です。
眉メイクで目を大きく見せる
眉を目に近づけることで、目を大きく見せるテクニックを使います。眉の目に近い側をペンシルで描いた後、アイブロウでぼかすことで眉の位置を目に近づけます。外国人のメイクを参考にしてみましょう。
アイシャドウを広めに入れる
アイシャドウをまぶただけでなく、目の上から眉近くまで塗ります。眉に近くなるほどだんだん色を薄くし、ぼかすのがコツです。濃い色を目の際と目尻に入れると、目を大きく見せることが出来ます。
アイラインで眉と目のバランスを取る
アイラインは細く引きますが、目を囲ってしまうのではなく、目の縁から少し伸ばし、端をぼかすと目を強調することが出来ます。
アイシャドウは黒などの濃い色ではなく、ブラウン系のものを使うと、ぼかしやすくナチュラルに仕上がります。眉毛は髪の毛の色に合わせ、少し太めに描くと目が大きく見えます。
大人ギャルメイクはギャルメイクをナチュラルに、大人っぽく見せるテクニックを使ったメイク方法です。普段ギャルメイクをしない人でも、チャレンジしやすいのでぜひ試してみましょう。