女性であれば誰しも小顔になりたいという憧れを持つ方は多いですが、メイクの方法で小顔に近づく方法をご存じでしょうか?
シェーディング・ハイライトを利用することで小顔効果が演出可能です。比較的簡単にできる方法ですので、挑戦してみましょう。
顔の形は主に4種類
基本の形に加え自分の顔に合わせた応用を
人の顔は大きく分けて丸形・面長・逆三角形・ベース型の4種類に分類できます。シェーディングやハイライトで小顔効果を実感するためにも、まずは自分の顔の形がどのタイプに当てはまるのかを把握しておきましょう。
シェーディングとハイライトの基本的な入れ方
シェーデイング
シェーデイングは顔を立体的に見せるため、おでこやフェイスラインを中心に立体的に仕上げ、小顔にみせるメイク方法です。少しでも小顔に見せたいからと、あまりにも濃くシェーデイングを入れてしまうと舞台メイクのようになってしまいます。日常生活では不自然にならない程度の濃さで行ないましょう。
シェーデイングを入れる基本的な位置は
・こめかみからエラにかけてのフェイスライン
・おでこ、髪の毛の生え際
・鼻筋
・あご
です。
この基本的な位置をふまえ、自分の顔の形に合わせてシェーディングを行なうことで高い小顔効果を演出できます。
ハイライト
ハイライトとはシェーデイングとは反対に、顔を立体的に見せるため明るい部分を作っていくメイク方法です。シェーデイングと合わせることで立体的で彫りが深い印象を与えることが可能です。
ハイライトを入れることでお肌の透明感が増すため、小顔効果だけでなくお肌のくすみで悩んでいる方にもおすすめです。
ハイライトを入れる基本的な位置は
・おでこから鼻にかけてのTゾーン
・あご
・頬骨付近の頬
です。
ハイライトもシェーディング同様、自分の顔の形に合わせてアレンジしていきましょう。
簡単小顔メイクのやり方
丸顔の方は縦に見せるのがポイント
丸顔の方は全体的な印象を縦に見せることで小顔効果がアップします。
シェーデイングは頬からあごにかけて広めにいれ、顔の印象を小さく見せていくことがポイントです。
ハイライトはシェーディングを引き立てるイメージでTゾーン・あご・頬に入れていきます。シェーディングを入れ終わったあとにバランスを確認しながら、ブラシなどを使いふわっと入れていくときれいに仕上がりますよ。
面長の方は顔の印象をカバーしよう
面長の方はいかに顔を長く見せないかということが重要になります。シェーディングはおでことあごを中心に横に入れていき、顔の縦幅を小さく見せるようにするのがポイントです。
ハイライトはおでこと頬に横長に丸みが出るようにいれ、面長のラインから視線をそらしていきましょう。横に広くいれていくことでバランスが良くなり小顔効果もアップしますよ。
逆三角形の方は顔に丸みを
逆三角形の方は顔に丸みをだしていくことで小顔効果が高まります。シェーディングはあごを中心とし、おでこの両側に入れていきましょう。
ハイライトは頬の外側、フェイスライン寄りに入れていきます。このときあごにまで入れるとあごの形が反対に強調されるため注意しましょう。
ベース型の方はエラの部分に
エラの部分を中心にシェーディングを入れていきます。頬骨より上に入れるとエラが強調されてしまうため、入れすぎないように注意しながらメイクをしていくことがポイントです。
ハイライトはV字ラインをイメージしながらおでこから鼻筋にかけて、縦に入れていきましょう。
シェーデイングを選ぶコツ
よりお肌に近いマットタイプがおすすめ
シェーディングにはパウダーとクリームの2種類がありますが、初めて挑戦する場合は自然な影を作りやすいパウダータイプがおすすめです。
お肌に艶を出す効果があるパールが配合されているシェーディングもあります。しかし、パールが配合されているものは使い方によっては、顔が大きく見えてしまうことがあるため、お肌に近い質感のマットタイプを初めは使うようにしましょう。
2トーン暗めの色をチョイスして
小顔効果を出すにはシェーディングの色選びも重要です。自分のお肌と同じ色味を選んでしまうと影が付きにくいため、自分のお肌よりも2トーン暗めの色を選ぶと効果を実感しやすいですよ。
ハイライトを選ぶコツ
普段使いはラメが少ないものを
ハイライトのラメが強いものを普段使用してしまうと、お肌になじみにくくハイライトの部分が浮いたような印象を与える可能性があります。普段のメイクではラメやパールが少ないものを選びましょう。
結婚式など華やかなイベントのときは、華やかな印象を与えるラメが多く配合されているハイライトがおすすめですよ。
お肌になじみやすいピンクやベージュを
ハイライトを選ぶときに、あまりにも白い色を選んでしまうとその部分だけ浮き上がってしまいます。お肌になじませやすい明るめのベージュやピンクから挑戦すると良いでしょう。
アイメイクやチークも小顔を意識して
アイメイクは目尻長めで小顔効果
小顔効果をより高めるためにはアイメイクやチークも欠かすことはできません。アイメイクで小顔効果を高めるには、いつもよりも目尻を少し長めにすることです。少し上に上げるようにアイラインを描くことで顔全体が引きしまって見えますよ。
チークは頬と並行に入れ小顔に
チークで小顔効果を演出したい場合は、目と平行になるように頬骨の上に楕円形に入れるようにしましょう。上に引き上げるように入れると、顔を大きく見せてしまうので注意してください。
メイクで小顔効果を演出するにはシェーディングとハイライトが必要不可欠です。基本の入れ方に自分の顔の形を考慮してアレンジすることで、より小顔に見せることができます。
アイメイクとチークと合わせることでより、小顔効果を高めることができるでしょう。