最近では結婚して身を固めたくない男性が増えていることを知っていますか?もちろん結婚願望のある男性もいますが、生涯未婚率を上げる原因のひとつに結婚したくない男性の影響があります。どうして結婚したくないのか、結婚したくない男性に結婚を意識させる方法はあるのかをご紹介します。
結婚したくない男性はどのくらいいる?
「嫌婚男」という言葉がじわじわ浸透しているようですが、読んで字のごとく結婚を嫌がる男性を指しています。
ある程度お付き合いを重ねたら、結婚という流れが好ましいと考える女性に対して、結婚する気がない男性が彼氏だと辛いですね。
生涯未婚率が右肩上がりの日本ですが、実際に結婚を望まない男性はどのくらいの割合なのでしょうか。
結婚を考えるといえば、20代や30代になりますが、2008年と2015年に20代に実施されたアンケート調査の結果を見てみると、結婚したくないと考える男性の割合が2倍にも増え、約22%にものぼりました。
「早く結婚したい」「いい人がいれば結婚したい」「いつか結婚したい」という結婚に前向きな男性は約85%から約73%と減少結果となりました。
一方同じ20代女性を見てみると、同じく結婚したくない割合は約13%で、2008年のアンケート結果よりも増えています。
男性が結婚したくない理由
男性が結婚したくない理由は一体何なのでしょうか。
結婚はデメリットが大きい
結婚したくない理由のひとつが結婚に対するデメリットです。
結婚すると仕事をして稼いだお金は奥さんが管理する家庭が多く、欲しいものをこれまでのように自由に買ったり、お金を自由に使えなくなります。
子供が生まれれば育児などで自由に飲みに行ったり友達と遊んだりと、行動が制限さます。
自分の時間が自由に使えないことや自分の稼いだお金を自分以外に使うのが嫌なのです。
20代という年齢を考えればまだまだ遊びたいので、ある程度は仕方がない部分もあるのかもしれませんね。
自分に見合う女性がいない
自分の外見に自信があって、学歴も高く、仕事もできるなど、自分に自信がある男性は結婚に対してのハードルも高い傾向にあります。
また自分磨きを頑張る男性は、専業主婦思考の女性を嫌う傾向にあり、自分と同等のパートナーシップを築ける女性を求めています。
結婚したくないというよりも、自分に見合う女性が見つからないのです。
自分で何でもできるので、妥協してまで結婚する必要はないのです。
責任を持ちたくない
結婚するということは女性が働くにしても専業主婦になるとしても、家族を持つことに対する責任が生じます。
女性側の親や兄弟などの親戚付き合いも出てきますし、いろいろなしがらみができてしまいます。
これがとにかく面倒と考えるのです。
結婚に対してトラウマを持っている
男性の両親が不仲だったり、シングルマザーの家庭で育つと、結婚すると不幸になるとイメージが定着することもあるようです。
もちろんそういった家庭で育った男性のすべてがそうなるわけではありませんが、結婚のマイナス部分を知り過ぎてしまうと、どうしてもしり込みしてしまうようです。
特にそういった家庭でなくても、結婚した友人などから結婚に対するマイナスの情報を聞いてしまうことで、結婚に対してマイナスイメージしか持てなくなることもあるようです。
男性に結婚を意識させる方法
お付き合いが進んでいくと結婚を考える女性が多くなります。
でも男性が結婚に対して前向きでない場合、なかなかプロポーズしてもらえずにヤキモキしますね。
結婚に後ろ向きな男性に結婚を意識させるには女性側からのアプローチが必要です。
結婚のメリットを伝える
結婚はデメリットが多いと考える男性は意外といます。
そんな男性には結婚のメリットを伝えてみましょう。
どこにメリットを感じるかは個人差があるので、例えば仕事を頑張っている男性であれば、「結婚した方が出世しやすい」「社会人としての信頼が高くなる」など、相手の心をくすぐるようなメリットを話してみると、結婚を意識しやすくなります。
ずっと一緒にいたいことを伝える
「この先もずっと一緒にいたい」という気持ちをストレートに伝えてみましょう。
結婚とはこの先もずっと一緒にいることなので、プロポーズするようなものですが、気持ちをストレートに伝えれば結婚を意識するきっかけになります。
お付き合いを真面目に考えている男性なら、この先ずっと一緒にいたいといわれて嫌な気分になりません。
周りの人に協力してもらう
周りの友人や知人に協力してもらって、結婚を意識させるのもおすすめです。
あからさまなやり方では逆効果になってしまうので、協力はあくまでさりげなく。
結婚している友人や知人から、結婚の良さを伝えてもらったり、お付き合い期間が長いなら、「〇〇ちゃんと結婚には良い時期だよね」などそろそろ結婚した方が良いんじゃないの?と協力してもらいましょう。
妊娠にはタイムリミットがあると伝える
結婚して出産を望むなら、残念ながら女性にはタイムリミットがありますから、のんびりと構えていられません。
真剣なお付き合いであれば、妊娠にはタイムリミットがあることをストレートに伝えてみるのも方法です。
「だから〇〇歳までには結婚したい」というのもつけ足してみるのも良さそうです。
逆効果な意識のさせ方
結婚を焦るあまり、結婚を意識させるやり方を間違ってしまうこともあります。
間違った意識のさせ方は逆効果になるので注意しましょう。
例えば会うたびに結婚の話ばかりするのはNGです。
もちろん結婚を意識してほしいので、結婚の話も大切ですし、意識させるのにとても有効ですが、話題が結婚ばかりになると嫌気がさします。
あまりに彼女からの押しが強いと結婚を意識するというよりも引いてしまうので、注意しましょう。
またなかなか結婚の話が出ないからといって、無理矢理自分の両親に合わせるのも避けるべきです。
自分から会って挨拶がしたいといってくれるまで待つべきです。
結婚への近道は結婚を意識させること!
ある程度お付き合いが長くなると結婚を意識しますが、結婚願望が強い男性もいればあまり強くない男性もいます。
結婚願望があまりない男性には、女性側からアプローチして結婚を意識してもらうことが大切です。
結婚願望があまりない男性は、待っていても結婚に進みません。
上手なタイミングを見計らって、結婚を意識させましょう。