夫婦になった記念すべき日。夫婦どちらも大切にしていきたいのが結婚記念日ですね。しかし、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
・記念日って籍を入れた日?それとも式を挙げた日?
・記念日によって渡す最適なプレゼントはあるの?
・何年目は何婚式になるの?
などといったことです。
銀婚式や金婚式は有名ですが、他にもたくさん〇婚式は存在しているのです。
今回は、結婚記念日をテーマにお話していくとともに、記念日ごとに渡したい最適な贈り物についてもご紹介していきたいと思います。
結婚記念日って入籍した日?
まず知っておきたいことといえば、記念日とはいつのことなのか。実はこれには明確な決まりは存在しません。
入籍日、挙式日どちらかを記念日とする方もいれば、どちらとも結婚記念日として祝う方もいらっしゃいます。一般的に入籍した日にお祝いする方の方が多いかもしれませんね。
婚姻届けを提出することで、法的に夫婦として認められることになります。ただ、式の日は友人や家族、たくさんの人に認めてもらえた日になりますから、どちらを選んでも正解といえるでしょう。
結婚記念日の数え方と意味
結婚生活も長く続いてくると、今結婚何年目だったかな?と混乱してしまうこともありますね。
結婚1周年というと、婚姻した日から1年経過した日になるため、1年後の記念日が1周年記念日です。婚姻日から2年後の結婚記念日なら2周年というふうに考えて下さい。
例)結婚した日…2018年1月12日→結婚1周年は2019年1月12日
そして、1年、2年、3年目と年月を重ねていくごとに祝ううえでの意味が存在することは知っておいていただきたいものです。
記念年数ごとの意味
1周年目 紙婚式
夫婦として初めての記念すべき1年目。この日はその名の通り、まだまだ白紙の状態の将来に、夢や願いを記そうという意味があります。
2周年目 綿、藁婚式
まだまだ新米夫婦の2人。恋人から一歩大人になったばかりですが、未来のために節約、倹約をしましょう。
3周年目 革婚式
結婚も交際も、魔の3年目といわれる時期です。一緒にいることへの幸せがいつの間にか当たり前のように感じてしまうとき。革のしなやかさ、強さを見習い、乗り越えよう。
4周年目 花、皮革、書籍婚式
花が咲き誇るように、ここまでこれたお互いへの感謝を伝えるときです。あなたと一緒になれて、幸せだよ。これからもどうぞよろしくね。なんて言葉をお互いが言い合えるように。
5周年目 木婚式
ひとつの節目でもある5年という年月。ここまできてようやく木のごとく固い絆が芽生えます。まだまだここから。ふたりで未来を誓い合いましょう。
6周年目 鉄婚式
木からさらに強く鉄のような絆を作っていくとき。
7周年目 銅婚式
胴に例えたもので、家族、暮らし、すべてが胴体のようにしっかりとゆるぎないものになっていくときです。ふたりの胴があってこそ。感謝を忘れずにしましょう。
8周年目 ゴム、青銅婚式
沈んでも跳ね返るような弾力、切れないしなやかさ。そんなゴムのような関係をイメージしてつけられた名前です。
9周年目 陶器婚式
割れないよう、壊さないよう、傷つけないよう。そんな風に大事にする陶器と同じように、これまで壊れずに育んでこれた愛に感謝します。
10周年目 アルミ、錫(スズ)婚式
美しさや清らかさのある錫のように、10年という長い月日を迎えられたのもふたりの愛の証です。
11周年目 鉄鋼婚式
強い力で離れなくなった絆をこれからも大切にしたい日。
12周年目 絹婚式
やわらかく、優しく触れる絹のように、相手を思いやる優しい愛情を忘れないでいましょう。
13周年目 レース婚式
こまやかで繊細な織りが重なるレース。そんなレースのように糸をつないでいくかのような気持ちで迎えましょう。
14周年目 象牙婚式
人の骨よりも硬いといわれる象牙。幾年もの歳月を経て立派な象牙になるように、夫婦としても硬く成長していこうという意味が込められています。
15周年目 水晶婚式
水晶が映す心の鏡をイメージし、透明感溢れる心で嘘偽りなく信頼関係を築いていきましょう。
20周年目 磁器婚式
素地は白く透けたように輝き、強度の高さが特徴の磁器のように、お互いを想い合うことを再認識してみて下さい。
25周年目 銀婚式
晴れてここまで関係をつむいでこれた二人。いぶし銀に例えられたこの言葉が持つ意味は、味わいのあるベテラン夫婦として認められた証でもあります。
30周年目 真珠婚式
真珠といえば高価なものです。互いの生活も富に溢れ、健やかであるよう宝石に例えられました。
35周年目 珊瑚婚式
珊瑚は長いもので500年、1000年生きると言われています。それほどの年月を過ごす中で、幾度も困難に見舞われ、成長を続けてきたことでしょう。
そんな珊瑚のように、生が途絶えてもなおともに生き続けられるようなふたりでいましょう。
40周年目 ルビー婚式
恋人だった時は淡いピンク色だった関係も、結婚してからはさまざまな色に変化してきたことでしょう。
そんなふたりも40年を迎えた日には、深く実りのある紅色へと変化していくのです。絆に感謝してください。
50周年目
ここまで来てやっと金に例えられる関係です。今まで歩んできたお互いへ尊敬の念を込めるとともに、ふたりを支えてくれた数多くの方へ愛を伝えると良いでしょう。
その年の結婚記念日に最適なプレゼントは?
周年ごとにそれぞれ名前がつけられ、意味も異なりますが、この名前にはもうひとつ意味が込められています。それは、周年ごとの贈り物についてです。
例えば、1年目なら紙の名の通り手帳やフォトブックを贈ろうという意味合いがあるのです。2年目なら綿を使った衣類、革ならバッグなど、名称通りのものを贈ることで、ふたりでその意味を考えることが出来ます。
できれば見えるところに表を作って、毎年のプレゼント選びに役立ててみて下さい。過ごしてきた歳月を数えることで、より絆が深まり、互いへの感謝を深められるきっかけになりますよ。