近頃、タイトパンツやタイトスカートがブームですね。ますますキュッと引き締まった小尻でなければ、綺麗に着こなせないファッションが増えました。
カッコ良く引き締まった美尻に憧れるのは女性だけじゃなく、男性にも注目を集めますよね。後ろ姿に思わず二度見しちゃいそうになるヒップは魅力的です。
ところがヒップは、脂肪の塊でもあり、ケアやエクササイズを怠れば、あっという間にブヨブヨになってしまいます・・・。油断できないのですよね。
しかもヒップが垂れ下がってしまうと、下着から大量にお肉がはみ出て、ボトムスに響いてしまうのです。下着のラインが段々、ボコボコになってわかってしまうのは、ホントに残念なお尻です。そんなことにならないために、日課にできる簡単なヒップアップ方法をご紹介します。
なぜお腹とお尻が太るの？！
女性は、女性ホルモンが活発になる思春期以降、皮下脂肪が付きやすく、女性らしい体型になります。男性と比べて女性の方が皮下脂肪が付きやすくなるのは自然なことです。
それでも、一度脂肪が付くとこれが簡単には落ちてくれません。女性は男性と比較して筋肉量が少ないので、エネルギーを燃やすパワーがもともと小さいのです。
だからこそ、一度ついてしまった脂肪は油断できないのですよ。日常生活の中で運動をせずに、座りっぱなし、車の移動ばかり、このような生活を続けていると、皮下脂肪の重量オーバーとなり、垂れ下がっただらしない形になってしまいます＾＾；
お尻にも筋肉はありますが、日常生活でお尻の筋肉を効率よく動かすことは難しく、さらに座り姿勢が長い生活を送る女性は、お尻の筋肉がほとんど刺激されないまま過ごしているという方も多いのでしょう。
それでも諦めてしまっては、引き締まった美尻を手に入れることはできません。お尻の肉は垂れ下がりやすいですが、適度なマッサージと運動を行えば、時間をかけずに綺麗な形をキープすることができるんです♪
骨盤の歪みとヒップの関係
お尻に皮下脂肪が付きやすくなり、お尻の筋肉がどんどん弱くなってしまう原因は、運動不足が一番大きいのですが、もう一つ忘れてはいけないのが骨盤の歪みです。
骨盤は上半身と下半身を繋ぐところにある大きな骨です。骨盤は左右が対象に同じ高さにあるのが正しいのですが、人それぞれの動作のクセや運動によって左右の骨盤がズレてしまったりすることがあります。
さらに、骨盤を支えている筋肉が緩んでしまうことで、骨盤が開きやすくなります。骨盤が開いたり歪んだ状態では、骨盤内の血流が悪くなり、筋肉の活性化が悪くなります。
さらに皮下脂肪がしっかり定着しやすい原因になる冷えも起こりやすくなるため、お腹やお尻に脂肪が付いて、だらっとしたお尻やポッコリお腹になってしまう危険が潜んでいるのです。
骨盤の歪みは日常生活のクセを直すことが大切ですが、なかなか簡単に矯正できないので、骨盤矯正ベルトやガードルなどを用いてみるのも良いでしょう。
やり方
お尻はたくさんのリンパがありますが、女性に多い下半身の冷えが酷くなると、リンパや血液の流れが極端に遅くなり、老廃物が蓄積されます。
老廃物と脂肪がくっつきあうと、これがボコボコ肌のセルライトになります。マッサージは皮下脂肪を付きにくくすると同時に、セルライト撃退にも効果が期待できるわけです。
マッサージはこれらを解消するイメージで行います。
1.肩幅くらいに足を開きます。両手を右膝裏のリンパホールに添え、ぐりぐりともみほぐします。
2.そのままゆっくり交互に手を変えながら、揉み解すようにヒップラインまで上がっていきます。
3.左手を楽にして、右手の全体で右側のヒップをしっかりとつかみます。この時、表面の脂肪だけでなく、中に潜んでいる筋肉まで掴むイメージです♪
4.そのまま360度掴んだ脂肪を20回、回転させます。その後は逆方向に回します。
5.手をグーにして、ヒップ全体を1分間まんべんなく叩きます。
6.右側が終わったら、次は左側を1の手順から行います。
以上の流れでマッサージをすると、お尻の血流が改善されて、ポカポカとするのを実感できると思います。痛みを感じるほど強くマッサージする必要はありませんが、少し圧力をかけてマッサージするのが良いでしょう。
効果をアップさせるポイント
ヒップを揉み解すときに壁に手をついて、揉み解す側の足をうしろに伸ばしながら行うと、さらに効果がアップします。
そして、マッサージの最後にしっかりと左右のお尻のほっぺを真ん中に集めるようにして、お尻の筋肉が引き締まるイメージをしながら行ってみましょう。
座っている時も、お尻をダラッとさせないようにして座るように心がけると自然に背筋もスッと伸びて姿勢も良くなります。座り姿勢が長い人ほどダラッと座らないように気をつけてください。
美尻への道はココに！
1日5分このマッサージをするだけで、1週間もあれば変化を感じることができますよ。毎日の日課にすることがポイントなので、無理をしないでOKですから続けていけるように頑張ってみましょう。
