唇の血行を良くする5つの方法

唇の色が悪かったり、かさかさと乾燥していると、顔色が悪く見えるだけでなくせっかくのメイクも映えません。それどころか不健康で老けて見られる原因にもなります。体調によって唇の色が悪くなることもありますが、黒ずみがある場合は、肌と同じように色素沈着が起きている可能性もあります。

メイクをしていなくても、唇が血色良くツヤがあるだけで魅力的に見えますので、唇が荒れている人は早急にケアが必要です。そこでツヤのある唇のために、今すぐすべきケアについて、詳しくご紹介します。

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唇の血行不良の原因

唇の色が悪い時に考えられる原因としては、唇の血行が悪い場合と、唇が汚れている場合とが考えられます。唇が汚れる原因としては、リップクリームや口紅をきちんと落としていないため、また紫外線を浴びて色素沈着を起こしている可能性がありますが、ほとんどの場合、唇の色が悪い原因は血行不良から起きています。

唇の血行不良は、以下のような原因で起こります。

冷えによるもの

冬など寒い時期や、エアコンの効きすぎた部屋に長時間いることで体が冷えてしまい、顔に血液が届かないことで唇の色が悪くなります。一時的な冷えであれば、体を温めればいいのですが、慢性的に体が冷えているとなかなか元の色に戻すことができなくなります。

体調不良によるもの

疲労やストレスなどで免疫力が低下すると、血行が悪くなります。また体力が落ちている時や女性の場合は生理になる前などにも血行が悪くなるため、唇の色が悪くなります。

また冷たいものをよく飲む、食べるという人や、偏った食事も体の血行を低下させる原因となります。

唇の血行を良くする5つの方法

血行を促進する方法

唇の色を血色良くするためには、体全体の血行を改善する必要があります。それに加えて唇のお手入れをすることも必要です。唇の血行を良くするためにすべきケアについてご紹介します。

1.唇を保湿する

唇にリップやワセリンを塗り、上からラップをかぶせて5分ほど置きます。また荒れなどがひどい場合には、濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど加熱し、唇に押し当てて温めます。そこから保湿パックをすると効果的です。

2.唇をマッサージする

唇の血行を改善するには、直接マッサージする方法がおすすめです。ただし唇は薄いため、刺激が強すぎると逆に黒ずみの原因となる可能性がありますので注意が必要です。

指マッサージ

唇にワセリンを塗り、指先で円を描くようにマッサージをします。力を入れすぎないよう、唇の真ん中から端まで、上下各5回程度マッサージしましょう。

唇たたきマッサージ

指マッサージだと刺激が強いため、唇の荒れなどがひどい場合には、指の腹で軽く叩くマッサージをします。この時も唇にはワセリンを塗って、刺激をやわらげましょう。

3.水をしっかり飲む

血行を改善するためには、十分な水分を取るようにしましょう。ただ冷たい水だと逆効果なので、室温で飲むか、温めて白湯として飲むようにしましょう。

4.入浴で体を温める

体の血行を良くするためには、入浴が効果的です。湯船につかり、体全体の血行を改善しましょう。

5.食事を改善する

唇の血行を改善するためには、栄養バランスの取れた食事をすることも大切です。血液をさらさらにしてくれるビタミンC、抗酸化作用のあるビタミンE、貧血を改善する鉄分や悪玉コレステロールを減らすパントテン酸を含むものを食べるようにしましょう。ビタミンCは野菜や果物、ビタミンEは落花生やナッツ類に含まれています。パントテン酸はナッツ類や納豆に含まれています。

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その他の血色を良くする方法

唇の色がどうもさえない、良くないという時にはリップケアだけでなく、美白クリームを使う方法もあります。

美白クリーム

ハーバルラビットにはメラニン色素抑制作用のあるプラセンタエキスが配合されていて、唇の黒ずみを解消する働きがあります。また、潤い成分により肌にもちもち感をキープさせ、美白成分により透明感のある肌に導きます。

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カプサイシン配合のリップクリームを使う

カプサイシンとは、唐辛子などの香辛料に含まれる辛み成分のことですが、辛さを感じさせるだけでなく、血行を促進し体を温める効果もあります。そのカプサイシンを配合したリップクリームが販売されています。

唇の血行を促進するので、ふっくらとした血色の良い唇にすることが可能です。カプサイシン特有のぴりっとした刺激はありますが、痛くてつけていられないといった痛みではないので、とにかく唇の血色を良くしたいという場合にはおすすめです。

美容液配合のリップクリームを使う

夜寝る時にリップクリームを塗るという人もいるかもしれませんが、実は日中用のものを夜使うと、かえって乾燥させてしまうことも。夜寝ている間に唇のケアをしたいという時には、美容液が配合されたものや、ワセリンなど刺激の少ないものを使うようにしましょう。

唇の血行を良くする5つの方法

唇を守るために気をつけたいこと

唇は皮膚が薄いため、血管の色がそのまま出てしまいます。そのため、普段の唇に対するケアが不十分だと、色素沈着や黒ずみ、シワなどの原因にもなりますので、注意が必要です。

唇をなめない

唇が乾いた時に、つい唇をなめていないでしょうか。唾液で一瞬潤うようにも思いますが、実は逆に乾燥を招いてしまいます。

唇をこすらない

ティッシュやウエットティッシュで口を拭くことは、かなり唇に負担をかけます。押さえるようにして汚れを取るように心がけましょう。

塩分の多いもの、辛いものを食べる

口に塩分がつくと、水分が吸い取られて乾燥を招きます。刺激の強いものは普段から控えるようにしましょう。

また唇に汚れが残っていると、黒ずみの原因となります。週に一回程度、リップスクラブでしっかり汚れを落としましょう。その後、美容液やワセリンでしっかり保湿することも忘れないようにしましょう。