ニキビができると、ついついメイクで隠したくなりますが、メイク方法が間違っているとニキビが悪化してしまいます。ニキビを隠すためにはメイクをしないといけないのに、ニキビが悪化して隠しきれないほど広がることもあります。そこで、ニキビを悪化させないメイク方法をご紹介いたします。
ニキビを悪化させるメイクって?
ニキビが一つでもできると、とても気になりますね。鏡を見てもニキビばかりが気になってしまいます。ニキビはメイクで隠すことで目立たなくできますが、メイク方法を間違えると悪化させる原因にもなります。
ニキビが悪化した感じたなら、もしかしたらメイク方法が間違っているのかもしれません。
間違ったメイク法とは、油分の多いベースメイクです。
ファンデーションにはパウダーやリキッド、クリームタイプなどいろいろな種類がありますが、ニキビを悪化させるのは、油分や界面活性剤、防腐剤が多く配合されているリキッドやクリームファンデーションです。
こういったファンデーションは毛穴を塞いで詰まらせ、菌の繁殖をまねきます。
ニキビができているときは、パウダーファンデーションやルースパウダーなど毛穴を詰まらせない軽いメイクがおすすめです。
悪化させない正しいメイクのやり方
本来はニキビができているなどの肌トラブルがある場合は、ノーメイクの方がお肌にとって良いことは間違いありません。でも、ニキビができているからといってノーメイクで外出するわけにはいきません。
ニキビを悪化させないメイク方法をすれば、ニキビをナチュラルにカバーできます。
ニキビには思春期の青春ニキビや、大人特有の大人ニキビなどがあります。大人ニキビができる原因は、乾燥やストレス、生活環境の乱れです。そのため保湿がニキビ予防や改善には大切です。
まず、ぬるま湯で洗顔します。お肌の乾燥を防ぐため、朝の洗顔には洗顔料は使いません。
洗顔後すぐに化粧水と乳液で保湿をします。お手入れは次のステップへ行くまで5分ほど時間をかけましょう。化粧水をたっぷりお肌につけたら5分ほど経ってから、乳液をつけましょう。
次に化粧下地を付けていきます。化粧下地は付けても付けなくても変わらないと思っている方もいますが、付けることで格段にメイクのりがアップしますし、メイク崩れも防いでくれます。また紫外線防止効果も含まれているので、必ず使いましょう。
ニキビをカバーするのに使うアイテムとしてコンシーラーが使われがちです。でもコンシーラーは油分が多く、毛穴を詰まらせるため悪化させる要因となるのです。そのためニキビカバーにはコンシーラーでなく、コントロールカラーがおすすめです。
ニキビができている部分にイエローのコントロールカラーを優しく叩き込むように付けましょう。イエローは赤みを自然にカバーしてくれるので、ニキビだけでなく、頬の赤みが気になる方にもおすすめです。
そして仕上げにファンデーション。パウダーファンデーションやルースパウダーを顔の中心部分から外に向けて塗っていきましょう。コントロールカラーでカバーしたニキビ部分はスポンジで押さえるようにしましょう。
スポンジでこするとせっかくのコントロールカラーが取れてしまいます。
洗顔方法を見直そう!
ニキビを予防する・悪化させない洗顔方法をご紹介いたします。
洗顔の手順は、
1.初めに手を洗う
2.ぬるま湯で顔を予洗いする
3.洗顔料をたっぷり泡立てる
4.手や指がお肌に触れないように丁寧にTゾーンから洗う
5.ぬるま湯で十分にすすぐ
6.タオルで押さえるように水分を吸い取る
特にたっぷりと洗顔料を泡立てることは大切です。泡をクッションにして摩擦刺激からお肌を守りならが汚れを落としましょう。
生活習慣やケアも見直そう!
ニキビは悪化させずにメイクでカバーしながら、生活習慣やケアも見直して、ニキビができないお肌に導くことが大切です。
ニキビを作らせない生活習慣
良質な睡眠をとる
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、お肌の新陳代謝が高まる大切な時間です。夜更かしは、その機能を低下させるので、古い角質が剥がれずに蓄積したりと、ターンオーバーサイクルが乱れてしまいます。ニキビを予防改善するためには良質な睡眠が大切です。
特に夜10時から2時までの4時間は、ゴールデンタイムと呼ばれる大切な時間です。10時に寝るのが難しい方は、せめて0時までには眠りましょう。
お菓子を食べ過ぎない
仕事中など、休憩がてらちょっとお菓子を食べてしまうこともありますが、お菓子の食べ過ぎはニキビの原因です。スナック菓子には油分がたくさん使われていますし、甘いお菓子には糖分がたくさん入っています。
お菓子を食べ過ぎると、油分や糖分がニキビの原因になります。特に糖分は代謝するために、美肌に欠かせないビタミンBをたくさん使うので、肌荒れの原因にもなります。
顔を触り過ぎない
頬杖をついたり、髪をかき上げたりなど、あまり意識せずに顔を触る機会は多いです。顔を触ることはお肌にとっては大きな刺激になるので、角層が乱れて毛穴を詰まらせる原因になります。
ニキビがあるとついつい触れたくなりますが、悪化の原因になるため、顔はできるだけ触らないことが基本です。
お通じを良くする
腸の健康状態はお肌にあらわれるといいます。女性で便秘に悩んでいる方は多いですが、便秘は腸内環境が乱れているために起こります。そのため便秘が治らない限り、美肌には近づけませんし、ニキビもできやすくなります。
食事内容や軽い運動など、生活習慣を見直して便秘を改善しましょう。
ニキビを改善するケア
ニキビをケアするには保湿が重要です。
お肌が乾燥していると角質が厚くなり毛穴を詰まらせてしまいます。しっかりした保湿と、定期的な角質ケアがニキビ予防や改善のポイントです。