オイリー肌の原因はさまざまですが、
・更年期世代に入った
・思春期
・生活が不規則
・食事内容の偏り
・スキンケアの誤り
などにより、誰でも起こりうる可能性のある肌質といえます。そんなオイリー肌さんに大切なのは、正しく丁寧なスキンケアをすることと、崩れにくいメイク法をマスターしておくことです。
今日はメイクのやり方からメイクを直すときのポイントまで、詳しくご紹介していきます。
まずはスキンケアから!
まず確認しておきたいのが、スキンケアにおいてオイリー肌の方がしてはいけないこと2つです。
1.保湿しない
2.過剰な洗顔
この2つはどちらも肌のテカリが気になるからとしがちな行為です。しかしそもそもオイリー肌だからといえ肌が乾燥していないわけではなく、肌の内部では水分が足りていないこともあるのです。
また、皮脂を取り除きすぎる過剰な洗顔法では、オイリー肌を悪化させるだけとなってしまいます。
この2つをしっかりと意識したうえで、スキンケア方法について学んでいきましょう。
1.洗顔
1.洗顔は固形石鹸を使用するのがおすすめです。お肌にとって必要ない添加物が含まれていない自然派のものが多いためです。たっぷり泡立てましょう。
2.肌にのせるときは優しく、泡の厚みだけでマッサージしていきます。
3.ぬるま湯で洗い流しますが、擦らないように注意。
4.タオルオフするときは、肌に押し当てる程度で大丈夫です。
2.保湿
1.化粧水と乳液については、油分が少なめのものを選びましょう。また、アルコールが含まれていないものにするのもポイントです。
2.まずは掌に化粧水をおき、そこから肌になじませていきます。
3.両方の掌を使って包み込むように浸透させることがポイントになります。
4.乳液、クリームも同様に、肌全体に行き渡らせたら両手で浸透させてあげましょう。
5.ここまでの流れは動画で確認できますので、参考にしてみて下さい。
崩れにくいメイクのやり方
それではさっそくメイク方法についてみていきましょう。
下地編
下地はできれば皮脂を吸収してくれるもの、オイルが含まれていないものを選ぶとよいです。
1.おでこ、頬、顎、鼻に少量のせてから全体にのばします。
2.全体に馴染んだら下地が浮かないよう手のひらで馴染ませることも忘れずに。
3.オイルタイプの下地なら、最後にティッシュを使って余分な油分だけオフしておきましょう。
ファンデ編
1.リキッドなら下地同様に肌に数か所のせてからのばしていき、パウダーならスポンジを使って顔の内から外へのばしましょう。
2.毛穴をカバーするためのポイントとしては、斜め上方向へ向かってのばすということ。
仕上げ編
1.ルースパウダーなどで仕上げに入りますが、つけすぎないことが大切。
2.鼻先や小鼻、頬のテカリやすい部分、おでこと顎に軽くパフを使って仕上げていきます。
3.チークやハイライトなど、意外と肌にのせる粉は多く、オイリー肌とはいえ乾燥や粉のつけすぎによるメイク崩れが起こる可能性もあります。
4.あくまでも気になるところだけ、を心がけていきましょう。
アイテム選びも重要
ファンデでおすすめのタイプはパウダーかミネラルです。リキッドはつけやすく伸ばしやすい利点はありますが、やはりテカリやすいといえます。
一方ミネラルファンデなら肌に優しいだけでなく、メイク崩れしにくいという利点もあります。
また、使用する前に肌にのせ、試してみることがもっともおすすめです。あなたの肌質に合っているかどうか、コスメ売り場で一から肌を仕上げてもらい、そのままの状態で一日過ごしてみましょう。
するとヨレや崩れの生じ方で肌にぴったり合っているかがわかります。試す行為は手間のように感じますが、肌質に不向きなものを使い続けているとどうしてもよれてしまうので心がけて下さいね。
メイク直しのやり方は?
崩れないよう気をつけていても、汗をかく量などによっては崩れてしまうこともあります。そんな時に慌てることの無いよう、メイク直しのやり方についても確認しておきましょう。
1.まずはパフをティッシュで包みます。気になるところをポンポンとおさえ、肌の上にある余分な皮脂を取り除いていきます。
2.こするのではなく、気になる鼻周りやおでこなどを上から押さえる程度でOK。
3.その後はファンデを付け直していきますが、中にはアイメイクまでよれてしまうことも。
4.アイメイクなどの部分メイクは、綿棒と乳液、もしくはクリームを使ってお直ししましょう。
5.クリームなどをつけてから綿棒で擦ると、肌に負担を与えることなく崩れた部分のメイクをオフできます。
6.オフした後はルースパウダー使って、整えていきましょう。
いかがでしたでしょうか。メイク法からお直しのテクニックまでご紹介しました。オイリー肌さんにとって、夏場はもっともメイク崩れが気になる季節だと思います。そんな時は、夏向きのアイテムを使用すると◎。
季節によって下地やファンデを変えていくだけでも、外気による乾燥を防いだり、夏場の皮脂を抑えてくれる効果を得ることが出来ます。季節によって使い分けることができれば、メイクを直す手間も最小限にすることができるので、ぜひ取り入れてみて下さいね。