普段はあまり気にすることの無いお尻ですが、気がつくと肌がごわついていたり、乾燥したりしがちな場所です。特にニキビや黒ずみなどのトラブルは避けたいですよね。
ではどうしてこのような肌トラブルが起きてしまうのでしょうか。今回は、お尻が汚くなってしまう理由や、綺麗な赤ちゃんヒップを作るスキンケアのやり方について解説していきたいと思います。ぜひトライしてみてくださいね。
お尻が汚くなる理由
まずはお尻トラブルの理由からみていきましょう。ひとつでも当てはまるものがあると、赤ちゃんヒップを手に入れることは難しくなってしまうので、改善していく必要があります。
1.下着による圧迫
毎日つける下着のサイズは合っていますか?骨盤を整えるものや、体型をサポートする下着をつけることは良いことですが、しっかりとヒップやウエストのサイズを測り、適したサイズのものを着用しなくてはなりません。
適当なサイズを選んでいると、どうしても肌が圧迫されることになります。締め付けられた肌は血行が悪くなってしまうため、お尻にも悪影響を及ぼしてしまいます。
2.蒸れ
座り仕事をされている方は特にですが、夏場などは蒸れてお尻に汗もが出来た経験はありませんか?汗もができるということは、肌に負担がかかっている証拠です。
座りっぱなしの状態が続くと、肌はつねに圧迫されていることになるので、どうしてもダメージが蓄積されてしまうのです。
3.乾燥
反対に乾燥も美尻にとっては大敵です。すべての部分にいえることですが、乾燥すると肌触りが悪くなるだけでなく、しわなど他のトラブルも起こしやすくなります。
4.ストレス
精神的なストレスは、身体にも影響を及ぼすことが分かっています。もちろん肌にもいえ、ざらつき、色素沈着などの原因にもなりえます。
ストレスを感じない方はいないので、バランスが乱れてしまう前に発散するなどの対策が必要です。
いかがでしたか?きちんとサイズを測ってから下着を購入しているという方は意外と少ないと言われています。これでは自らが汚尻の原因を作っているようなものなのです。
でも、今からでもしっかりとケアを始めていけば赤ちゃんヒップを目指すことはできますよ。さっそくケアのやり方を確認していきましょう。
スキンケアのやり方
1.保湿ケア
1.お尻に保湿成分が配合されたクリームをたっぷり塗ります。
2.太ももとお尻の境目や、座った時に圧迫されやすい場所は念入りに塗り込み、肌にうるおいを与えてあげましょう。
3.ヒアルロン酸やビタミンEが含まれたクリームがおすすめです。
クリームから塗り始めるのも良いですが、もうひと手間プラスして、化粧水で水分を補給させてあげるとさらに効果がアップします。お尻もお顔の肌と同じように丁寧にケアをしてあげると、ぷるんとしたもちもち肌に仕上がります。
2.リンパケア
1.両手でこぶしを作り、お尻の中央にあてます。
2.Vの字をイメージして5回さすりましょう。
3.次は円を描くようにお尻の上でこぶしを一回転させます。
4.足との境目までしっかり行ってください。
5.続いて片足を前に一歩踏み出し、ももの裏側からお尻の付け根に向かってさすりあげます。
6.反対の足も同様に行ってください。
リンパを流してあげるだけで、老廃物を押し流すことが出来、セルライトの予防にもなります。セルライトがあるとせっかくの美尻も台無しになってしまうので、血の巡りやリンパのめぐりを良くするためにも、毎日のケアに取り入れてみて下さいね。
スキンケア以外で気を付けたいこと
スキンケアを行うことで赤ちゃんヒップを目指すことはできますが、それ以外にも気をつけておかなければならない点があります。
下着のサイズ
先にもお話した通り、一度ご自身のウエストとヒップサイズを計測してみましょう。年齢とともにお尻のトップ位置は変化しますし、ショーツだけでなくブラを購入する時もサイズ計測はとても大切です。
購入するお店で計測をお願いすることが一番ですが、自分で測りたいという方は鏡を見ながら行ってください。
下着の素材
手に入りやすく私たちが着用する衣類などにもよく使われている化学繊維ですが、肌のためを思うなら天然素材を利用するようにしましょう。蒸れたり汗をかきやすいという方や、夏場の季節などは汗を吸い込む力に優れた素材を選ぶとよいですね。
クッションを利用する
座ってお仕事している方は、必ずクッションでお尻を保護するようにして下さい。お尻とイスの間にほんの少しでも弾力があるものを挟むだけで、圧迫感を和らげることができます。
また、2時間以上同じ姿勢を取り続けないことも大切。立ってお尻を開放してあげる時間を作るよう意識しましょう。
ヒップアップ筋トレも◎
赤ちゃんのようなふんわり肌のヒップを目指すとともに取り入れたいのが筋トレです。美尻には美しい形も大事ですよね。簡単な筋トレ方法もご紹介いたしますので、トライしてみましょう。
1.座った姿勢で両膝を立てて下さい。
2.足は肩幅より少し広めに開き、両方の手はお尻より後方に置き上半身を支えましょう。
3.右足を左足のももの上にのせ、股関節を開いていきます。
4.上半身を前方へ倒し、10秒維持します。
5.反対側も同様に行ってください。