【ハマる子供続出中】1歳児におすすめの絵本7冊

まだねんねの赤ちゃんの頃から絵本を読んであげることがよいとされています。視界がくっきりとし始めた頃になると、色が認識できるようになってきて、目で追うなどの反応がみられるとすごく嬉しくなりますよね。

成長とともに、絵本選びも変わってきますが、1歳児にはどんな絵本がいいのでしょうか?まずは1歳というのがどんな時期なのかを知っておきましょう。また、絵本の選び方や、おすすめの絵本もいくつかご紹介いたします。

広告

1歳はどんな時期?

1歳を迎えるころになると、早いお子様ならよちよち歩きができるようになります。よちよち歩きまでいかなくても、一人で上手につかまり立ちや、支えなしで立ったりすることができるお子様が多いです。

体つきも赤ちゃんっぽさが抜けてきて、少しずつ幼児のような体型に近づいていっていることを、ママやパパも実感するはずです。

言葉の発達も、個人差がとても大きいのですが、早いお子様は「ママ」「パパ」「マンマ」「ブッブー」「ワンワン」など、親が聞き取り理解できる言語を発するようになってきます。

このころの言語の発達には、やはり一緒にいるママやパパがどれだけコミュニケーションをとってあげるかにもかかってきます。たくさんお子様とやり取りをすることで、言葉を引き出すきっかけを作ってあげてください。

また、1歳といえば卒乳を検討する時期にもなりますが、最近は昔と違って1歳になってすぐ始めるという方は少なくなりました。本格的に始めるのは、だいたい1歳半ごろからという傾向があります。

1日3回の離乳食にも慣れ、乳歯が増えるお子様もいます。しっかりと歯磨きの習慣をつけてあげましょう。

絵本にも益々関心が高まるのがこの時期。言葉の発達をサポートする上でも、たくさんの絵本を読んであげることをおすすめします。

【ハマる子供続出中】1歳児におすすめの絵本7冊

絵本の選び方

本屋さんの絵本コーナーに行くと、年齢別におすすめの絵本がわけられていることがあります。ついつい何気なく目についたものを買ってしまっていませんか?絵本の選び方にはポイントがあります。

発達に合うもの

まず最初にしっかりと考えてほしいのが、お子様の発達度合いです。1歳頃になると、

・パパやママといった簡単な言葉を発する
・指さしをする
・よちよち歩きをし始める
・マネをするようになる
・器用に指先を使うようになる

といったような成長がみられるようになります。この成長を目安に絵本を選んでいきます。

・お子様が発する言葉がでてくる絵本
・色と形がハッキリしているもの
・ページは少ないもの
・お子様がマネできるような内容の絵本
・指先を使って遊べるしかけが付いているもの

これらのような絵本を選ぶと良いでしょう。ですが、お子様が興味を示さないこともよくあります。発達していく中で、また時間をおいて読んであげたりすると、最初とは違った反応が見られるようになります。

コミュニケーションをサポートしてくれるようなもの

読み聞かせというと、ただ読んで「はいおしまい」だと一方通行になってしまいます。この時期は親子のコミュニケーションで、お子様の言語を発達させられる大切な時期です。

絵本を読んであげながら「●●はど~こだ」と指さしを誘導してあげたり、しかけのあるものなら、一緒に遊ぶこともできます。お子様との遊び方がわからないというパパも、絵本の力を借りることで、お子様と上手にコミュニケーションをとれるようになります。

発達をサポートできるもの

はじめてがいっぱいのこの時期には、発達をサポートしてくれるような絵本がおすすめです。

・お子様が好きなもの(電車や動物、車など)
・歩くことをサポートするもの
・生活習慣を身に着けるサポートをするもの
・言葉の発達をサポートするもの
・遊びをサポートするもの

例えば、1歳になると好きなもの、興味があるものも明確になってきます。今まで絵本に興味がなかったお子様も、好きなものや興味のあるものが載っていると、それだけでとても喜んでくれるはずです。

広告

おすすめの絵本

はらぺこあおむし

これは有名なので皆さんもご存知なのではないでしょうか。色彩豊かな絵本なので、お子様が見ているだけでも楽しめる絵本になっています。また、フルーツや食べ物、数字などもでてくることから、「学び」という点でもおすすめの絵本です。

がたん ごとん がたん ごとん

お子様が電車に興味をしめしているならピッタリの絵本で、黒い記者が、コップや猫やりんごなどを乗せるという物語です。1歳児は「繰り返し」が大好きなので、「がたん ごとん」というリズムも楽しめる1冊となっています。

だるまさんが

一時期話題になった絵本で、このシリーズは大人気となっています。「だるまさんが」の次には「ころんだ」が普通なのですが、「だるまさんが・・・」「プー」など、お子様が喜びそうなフレーズが満載です。

パパやママが本を読みながら、だるまさんになりきって真似てあげると、お子様も一層喜んでくれること間違いなしです。

くっついた

表紙にはママとお子様の顔がくっついている絵が描かれています。ページを開いていくと、あひるさん同士がくっついたり、お鼻同士をくっつけたり、手をくっつけたり(手をつなぐ)しています。

言葉の成長が少しゆっくり目のお子様でも、言っていることは1歳を過ぎるとどんどん理解するようになります。そういった時期におすすめになります。本を読みながら、くっついた遊びをするのも楽しいですよ。

とっとこ とっとこ

歩き始めたお子様に読み聞かせてあげるのにおすすめの1冊です。ねこさんやありさん、ぶたさんが歩いている様子を「とっとこ とっとこ」というリズミカルな言葉で表してくれています。

おやさいとんとん

にんじん、じゃがいも、たまねぎなど、いろんなお野菜をまな板にのせて、「とんとんとん」という音で切っていく様子が描かれています。最後に切ったお野菜をお鍋に入れて、どんな料理ができるのか、そういうお話です。

お野菜の名前を覚えられるだけでなく、野菜嫌いなお子様に、まずは野菜に興味を持ってもらうための1冊にもなるのではないでしょうか。

きんぎょが にげた

金魚鉢に入っていた金魚が逃げてしまいます。逃げた金魚はキャンディのびんの中にいたり、赤いお花のふりをしていたり。きんぎょがどこにいるのか、絵の中から探し出すという絵本です。

言葉はまだでも、絵をみて覚えて探すというのは、親が思っているよりも早くできるようになります。一緒に金魚さんをさがしてみませんか?

【ハマる子供続出中】1歳児におすすめの絵本7冊

読み聞かせはのんびりと

読み聞かせをどれくらいの時期から始めるかにもよりますが、1歳になってから始めると、どうしても見てくれなかったり、聞いてくれなかったりします。ママが目を離したすきに絵本をびりびり破いてしまうということもあります。

どんな絵本にお子様が興味をしめすかはわかりません。でも、ママやパパの読み方ひとつで、まったく興味がなかったお子様でも絵本が大好きになるということもあります。

「聞いてくれない」「見てくれない」からといって焦る必要はありません。そういうお子様もいらっしゃいます。気長にのんびり、お子様の様子をみながら進めていくことをおすすめします。

お住まいの地域の図書館に一度足を運んでみてください。たくさんの絵本があります。それをみて、お子様がどんな反応かみるところから始めてみてはいかがでしょうか。