メイクの崩れやヘアスタイルの乱れにもつながる顔汗に悩む方は、少なくありません。暑い時期だけでなく、緊張したときに滝のような顔汗をかいてしまうという方もいますよね。
今回は顔汗の悩みを改善できるような、対策グッズについてご紹介していきます。取り入れやすいアイテムをぜひ見つけてくださいね。
顔汗が多くなる理由
運動不足
身体はそれほど汗をかかないのに顔だけ汗をかくという場合は、運動不足を疑いましょう。運動する習慣がないと身体から熱を発生する機会が減少し、汗が出ることがなくなります。その状態が続くと下半身や指先といった心臓から遠い部分の汗腺が休眠状態になってしまいます。
身体は汗を出すことで体温調整をするため、運動しなくても動かすことが多い顔や頭といった汗腺が活発になり、顔汗が多くなります。
ホルモンバランスの乱れ
睡眠不足や不規則な生活が続くとホルモンバランスが乱れ、自律神経が乱れるため汗のコントロールが難しくなります。
また、お肉中心の食生活を送っていると汗をかきやすくなるため、注意が必要です。女性ホルモンには汗を抑える働きがあるためお肉だけでなく、女性ホルモンに似た性質のイソフラボンが豊富な大豆製品を積極的に取り入れていきたいものです。トマトやナスといった夏野菜も汗をかきにくくするカリウムが含まれているため、こちらもわすれずに取り入れましょうね。
ストレスや過度な緊張
緊張や過度なストレスがかかると交感神経が刺激されるため、汗がでやすくなります。顔汗に悩む方は『汗をまたかいてしまうかもしれない』といった潜在的な不安が引き金となり、顔汗がひどくなることもあります。
ストレスがかかったときや緊張しているシーンでの顔汗が多い方は、意識的にリラックスさせる方法を見つけるようにしましょう。
顔汗を抑える対策グッズはコレ
顔用制汗剤クリーム
顔汗対策グッズでおすすめの1つが、顔用制汗剤クリームです。顔用の制汗クリームは顔へ塗るだけで有効成分がお肌に浸透し、顔の汗腺から汗が出にくくなるという優れものです。特に人気が高いのが「サラフェプラス」です。
「医薬部外品」なので制汗効果が国から認められていて、顧客満足度97.7%ととても高いことからも効果の高さが分かります。返金保証制度もついているので、万が一変化がなければ返金OKなのも安心です。
使い方は洗顔後に顔に塗るだけです。お肌にやさしい成分で作られているため、敏感肌の方でも安心して使用できますよ。
サプリメント
顔汗対策にサプリメントも有効です。サプリメントは服用することで代謝がアップし、一気に汗をかくのではなく少しずつにしてくれる効果が期待できます。代謝がアップすることで臭いが軽くなり、ベタベタではなくサラサラとした汗に変化してきます。
サプリメントを選ぶときは副作用の心配がない、自然由来成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。汗を抑える作用以外にホルモンバランスを整えたり、ストレスを軽減させてくれる効果が期待できるものも。自分が必要としている効果のものを選びたいものですね。
その他の対策法は?
血管を冷やす
汗は体温が上昇することでかくため、血管を冷やし体温を下げることで汗をかきにくくできます。特に首の後ろや脇・ももの付け根には太い血管があるので冷たいペットボトルや保冷剤で冷やすと良いでしょう。
また手首や肘の内側といった皮膚表面の近くに血管が通っている部分を冷やすのも効果的ですよ。
ツボ押し
労宮
外出先や人前で汗を抑えたいときにおすすめなのが手のツボ押しです。ツボを刺激することで身体全体がリラックスするため、汗が緩やかになります。
老宮は手のひらの中央にあり、刺激することで高いリラックス効果があります。緊張やストレスが原因の顔汗の方は積極的に刺激してみると良いかもしれませんね。
後谿
小指の付け根部分にあり、労宮と同じくリラックス効果があり緊張やストレスからくる汗の悩みにピッタリです。寝汗の改善にも効果が期待できるため、悩んでいる方は刺激してみてくださいね。
半側発汗
京都の舞妓さんも使用している方法です。皮膚反射の1つで身体の1部を刺激することで刺激した周辺の汗を減らし、その分反対側の発汗量を増やすというものです。
顔汗を抑えたい場合は上半身、特に大包と呼ばれるワキの真下にあるツボを刺激しましょう。大包を刺激することで気になる顔の汗が一時的に止まります。顔の汗は止まりますがその分胸から下は発汗量が多くなるため注意が必要です。
漢方を利用
体質改善効果が期待できる漢方薬を利用するのも1つの方法です。時間はかかりますが成功すれば、顔の汗に悩むこともなくなります。漢方は自身の体質により調合されるため、専門店に行き相談してみましょう。
漢方は空腹時、食前30分前または食後2時間の服用がおすすめですよ。
日常生活に支障が出る場合は病院へ
運動時や暑いときに汗がでてくるのは生理現象のため正常です。しかし、汗をかくような状況でないときに大量の汗が出たり、緊張時にしたたり落ちるほどの大量の汗は顔面多汗症と呼ばれる病気の可能性があります。
顔面多汗症の原因はいまだハッキリとは解明されていませんが、交感神経が活発になりすぎるのが要因ではないかと考えられています。日常生活に支障が出るほどの発汗である場合は、1度病院を受診してみると安心ですね。
顔汗の主な原因は運動不足やホルモンバランスの乱れと考えられています。顔汗対策として有効なのは顔用制汗剤クリームやサプリメントです。特に顔用制汗剤クリームは塗るだけで顔汗を抑えることができるため、手軽にできると人気です。
自分にできる顔汗対策を取り入れ、悩みを改善していきましょうね。