まぶたが腫れぼったいと老けた印象を与えたり、疲労感が見え決して魅力的とは言えません。しかし寝不足だったり、目の使い過ぎなど様々な理由でまぶたはたるみやすくなっています。
そこでまぶたがたるむ6つの原因を知り、解消法と予防について考えていきましょう。
まぶたのたるみの原因
ではまぶたのたるみの原因を6つご紹介していきますね。
1.加齢
避けては通れない加齢により、皮膚がたるんでしまうこと、眼輪筋と呼ばれる目の周りの筋肉の低下が起こります。皮膚のたるみにはコラーゲン減少も関係していますよ。
2.乾燥
目元の皮膚は柔らかくかつ薄い部位です。そこで水分をため込みづらいことから乾燥と隣り合わせであり、スキンケアが不十分なこともたるみにつながります。。
3.紫外線
紫外線による皮膚ダメージは乾燥に拍車をかけてしまい、コラーゲンの減少にもつながり、やがてまぶたをたるませます。
4.摩擦
まぶたはアイメイクをオフする時の摩擦や、目のかゆみなどで目元をこする動作などで摩擦が起きやすい部位です。摩擦はシワや乾燥を引き起こし、たるみへと繋がります。
5.筋肉疲弊
筋肉疲労もまぶたをたるませます。パソコンで長い時間作業することも疲労につながります。またコンタクトレンズの長時間着用や、度があっていないメガネなども目の疲れに繋がりますよ。
6.血液循環の滞り
無関係に感じがちですが、ストレス過多や疲労の蓄積による血液循環の滞りもまぶたのたるみに繋がります。これはまぶたに老廃物が溜まりやすくなるせいだと言われています。
解消する方法はコレ!
まぶたのたるむ原因が分かったところで、解消する方法をご紹介していきましょう。
皺眉筋マッサージ
眉毛の上あたりにある眼輪筋の一部である皺眉筋にアプローチする方法です。
1.人差し指から薬指までの3本の指を眉毛の下に入れる
2.3本の指で眉毛を持ち上げる
3.左右に指をグラグラと振動させる
※老廃物を取り除くことができるので、指をおく部位を移動させながら行いましょう
4. 皺眉筋を親指と人指し指でつまみ、上げたい方向に引っ張るようにひねる
※ひねる部位を変えながら眉毛の中央部から外に向かって数回行いましょう
ツボ押しによる解消法
目周辺にはまぶたのたるみを解消させたり、目の疲れを緩和させるツボが多数あります。これらを刺激することもまぶたのたるみ解消に有効です。
動画を見ながらやってみて下さい。
1.目頭に人差し指の腹部分をあて、目尻に向かって移動しながら圧を加えます
※目尻の斜め下にある「球後(きゅうご)」にもアプローチ
※軽くはじくように5回程度繰り返す
2.目の下のすぐ上に位置する「承泣(しょうきゅう)」に押圧
3.眉毛の中央の下に親指の腹を当て、押し上げながら揉む
※魚腰(ぎょよう)にアプローチ
※20回程度心地よい強さで行う
4.目尻から1センチ程度外にあるくぼみを人差し指で押す
※瞳子りょう(どうしりょう)にアプローチ
また、まぶたをケアする商品を使用することでまぶたのたるみを解消させる方法もあります。例えばドリーミンアイリッチは寝ている間に、まぶたの疲れを取り二重をパッチリさせると好評です。このような商品を併用することでより効果が期待できますよ。
たるむ前に予防することも大切
できてしまった目元のたるみを解消することは女性にとって必須ですが、できることならたるむ前に予防したいものです。またたるみが解消した後も再発しないために予防をすることが欠かせないのです。
そこで予防法をいくつかお届けしますね。
日常のスキンケア
お肌全体だけでなく目元の保湿もしっかりと行うようにしていきましょう。ただ塗り込む、パッティングするというよりも、そっと載せて浸透させてあげるイメージで行うことです。これは目元の皮膚がデリケートであるため、摩擦によるたるみを防ぐためです。
また温かいアイマスクで目元を温めて疲れをとり、血流を上げるのも有効です。もちろんタオルを濡らして硬く絞りレンジで温めることで作れるホットパックでも問題ありません。
パソコンやスマホで目が疲れたときは目薬を差すなど、日常的に目に疲れを溜めないことが大切です。
表情筋を鍛える
目元のたるみを防ぐために表情筋や目の周りの眼輪筋を鍛えておくのも重要です。
1.目を軽く閉じた後、今度はギューッと目を閉じていきます
※ゆっくり閉じるのがポイント
2.目を閉じた状態を5秒保ちます
3.力を入れている目の力をゆっくり抜いていきます
4.一気に眉を上げ目を見開きます
5.目を見開いた状態を5秒保ち、元に戻します
こうすることで表情筋を簡単に効率よく鍛えることができます。
まぶたのたるみに着目してお話してきましたが、いかがでしたか?
まぶたは確かにたるみやすい部位ではありますが、日常のケアに少し工夫するだけで予防を行うことができます。また既にできたたるみもマッサージやツボを刺激することなどで随分と解消されますので試してみてくださいね。