面長さんは目の下から口までの距離が長く、間延びした印象を与えます。長いといってもほんの少しのことですが、顔が大きく見えることも悩みですね。面長さんもチークの入れ方で小顔に見せることができます。チークの入れ方ひとつで、たまご型に近づけるなんてすごいですね。そこで今回は小顔効果抜群のチークの入れ方をご紹介いたします。
面長顔ってどんな顔?
コンプレックスに感じている方も多い面長顔。面長顔とは一体どんな顔なのでしょうか?
面長顔とは、眉毛から口元までの長さと、口元を基準とした顔の横幅の長さの比率が、3:2と縦に長くなっているのが特徴です。理想といわれるたまご型は1:1です。
面長顔は日本人に最も多い形で、落ち着いた大人っぽい印象を与えます。落ち着いた大人っぽいといえば良い印象ですが、老けて見られることも多いのが悩みでしょう。
目と目の間隔は狭めで、頬は丸みがなくすっきりとしています。顎のラインは細長くシャープなのが特徴です。面長顔をコンプレックスに感じる方もいますが、日本人には多い顔型なのでコンプレックスに感じる必要はないでしょう。気になる場合はメイクでたまご型に近づけることができます。
チークの種類と選び方
縦に長い面長さんは、大人っぽい落ち着いた印象を与えますが、小顔かどうかといえばまた別問題です。実際に顔を小さくできるわけではありませんが、チークの選び方や入れ方ですっきり小顔に見せることは十分可能です。
チークにはパウダー、リキッド、クリームなどがありますが、よく使われるのはパウダーチークやクリームチーク。
パウダーチークはパウダーがプレスされたものがほとんどで、ふわっと自然に入れることができるので、メイク初心者さんでも使いやすいのが特徴です。
クリームチークは、発色がよく、しっかり馴染ませることで内側からにじみ出るような血色を与えることができます。パウダーのファンデとは合わないことが多いため、リキッドやクリームタイプと使うのが◎。
パウダーチークはブラシに取ってふんわりと入れるのに対し、リキッドチークは指に直接取ってポンポンと馴染ませていきます。使いやすさや仕上がりの好みによって選ぶと良いでしょう。
チークは自分に合ったカラーを使うことが大切です。色によっては顔色がくすんで見えたり、顔から浮いてしまうことも。
イエローベースの方は暖色系のカラーを選ぶと失敗がありません。黄みを含んだ赤やピンクなどを選ぶと馴染みが良いです。ブルーベースの方は寒色系カラーが良いです。青みの入った赤やピンクをチョイスしてください。
チークの入れ方
面長さん向けのチークの入れ方をご紹介いたします。
面長をたまご型に近づけるには、横のラインを強調するようにします。チークを頬からこめかみに向かって入れてしまうと、縦のラインが強調されることになり、より面長に見えてしまいます。そのため、横のラインを強調したい面長さんは横にまっすぐチークを入れるのが正解です。
チークをブラシに取り、鼻先と耳のちょうど真ん中を中心に楕円形になるように広げます。ハイライトを用意し、鼻側のチークをぼかします。そうすることで頬に丸みが出て立体的になり、のっぺりした印象がなくなります。
チーク以外で小顔効果を狙おう!
チークだけでも十分小顔効果が狙えますが、さらにおすすめの方法をご紹介いたします。面長さんがメイクをするときに意識したいのが、顔に丸みを持たせることです。赤ちゃんは輪郭も丸く可愛いですね。つまり丸みを帯びている方が可愛らしい印象を与えることができるということです。小顔効果もあります。
眉毛はまっすぐ短く
面長さんにおすすめの眉毛は、まっすぐで短い眉毛です。アーチ状、上に上がるような眉は縦のラインを強調します。まっすぐ並行で目尻ギリギリの短さがベストです。
額と顎にシェーディング
面長さんは顔が縦に長いので、額と顎にシェーディングを入れることで短くみせましょう。額のシェーディングは額からこめかみまで生え際に沿っていれます。顎のシェーディングはふんわり入れると良いでしょう。
メイクに合わせてヘアスタイルも意識しましょう。面長さんは縦のラインを強調するようなヘアスタイルはNGです。せっかくメイクで小顔に見せても、ヘアスタイルが合っていないと狙ったイメージを与えられません。
面長さんは前髪をセンターで分けると縦のラインが強調されますので、斜めで分けたり前髪を作ったりするのがおすすめです。色っぽい印象のかき上げヘアも縦のラインが強調されるので避けましょう。
メイクで面長顔を解消しよう
面長さんには美人が多いといわれていますが、のっぺり見えたりセンターわけが似合わないなど悩みも多いですね。そんな面長顔も、チークや眉の描き方、シェーディングで理想のたまご型に近づけることができます。メイクは色味をはっきり入れてしまうのはNGです。かならず周囲をぼかしてくださいね。