見た目年齢が人によっては5~10歳もアップしてしまうという恐怖のゴルゴライン。鏡を見るといつの間にか刻まれていたりしますよね。
そんな老け顔の代名詞にもあるゴルゴラインの原因と対策についてお届けします。
ゴルゴラインとは?
ではゴルゴラインとは何を指しているのか?を見ていきましょう。
ミッドチークラインというのが正式名称であり、位置的には目がしらから下方向に円を描くようにできるくぼみのことです。ほうれい線と勘違いしやすいのですが、別物です。
どんな人がゴルゴラインができやすいのかというと、表情が乏しい人です。私愛想笑いは得意だからという方は要注意です。口元だけ笑っていて、目元は笑っていないという人はゴルゴライン予備軍なのです。
表情が乏しいと暗いイメージを与えたり、怒っているのかと誤解されたりしがちです。その上ゴルゴラインまでできて老けた顔になるのは絶対避けたいですよね。
ゴルゴラインの原因
ではゴルゴラインを作りだす4つの原因をご紹介します。
1.表情筋の衰え
顔にはいくつもの表情をつくる筋肉が存在します。そのなかでも特に大頬骨筋と上唇挙筋といった2つの筋肉の衰えがゴルゴラインを作ってしまう原因。
身体の他の部位においても筋肉が衰えるとたるみが出てしまいますよね。それと同様に顔に存在する表情筋も低下してしまうと皮下脂肪が垂れ下がってしまうのです。
2.加齢による脂肪減少
脂肪がなくなるのはいいことでは?と思われがちですが、一概にそうともいえないのです。脂肪は悪者のように扱われがちですが、お肌のハリを作るという重要な役割ももっています。
そこで年齢と共に顔部分の脂肪が少なくなることは、ハリを減少させげっそりした顔を作り上げてしまうのです。
そういった意味では急激なダイエットで脂肪が減ってしまう事もゴルゴラインに繋がるので要注意です。
3.スマホやパソコンの多用
最近では老若男女問わず、スマホやパソコンを見る機会が増えています。
そして画面を見ている時、大抵の場合口元がゆるんでおり、ともすればポカンと開いていることが多いのです。これは筋肉が弛緩してしまったいる状態ですが、これにより頬の筋肉や瞼の下側の筋肉などもが低下しゴルゴラインを誘発するのです。
4.紫外線によるもの
夏の暑い時期だけでなく1年中紫外線は降り注いでいます。肌を老化させる紫外線の対策が不十分であると×。
お肌の内部にあるコラーゲンがダメージを受けることで、たるみやシワを作り出してしまうからです。
ゴルゴラインを消す方法
では最後に、アンチエイジングにも繋がるゴルゴラインを消すための方法をお届けしますね。
1.表情筋トレーニング
衰えてしまった表情筋を鍛えることはゴルゴラインを消すのに非常に有効です。では早速やってみましょう。
1.満面の笑顔を作る
※目が開けないぐらい頬をしっかり持ち上げる
※シワができやすい部位は指で皮膚を押さえてシワを防ぐ
2.おを発音する口の形を作る
3.おの口の形を保ち、頬をしっかりと持ち上げ満面の笑顔を作る
※顔の上半分のみを使うイメージ
テレビを見ながら、お手洗いに行った時などいつでもできる方法です。ポイントは思いっきりやり、筋肉に負荷をかけることです。ほうれい線防止や涙袋を作る効果もあるのでぜひ試してみてくださいね。
2.コラーゲン補充
加齢とともにげっそりした頬のボリュームアップをはかるのに有効なのがコラーゲンの摂取です。
最新の研究によってコラーゲンを摂取すると排出されてしまうのではなく、体内の様々な細胞へ行き渡るということが明らかになっています。
つまりお肌の細胞にもコラーゲンが行き渡り、ふっくら頬が取り戻せることはもちろん、筋肉の成長のサポートをしてくれるので表情筋トレーニングもより効果がでやすくなるのです。
飲むタイプ、サプリメントなどご自分にあった物を試してみて下さい。
3.スキンケアの見直し
最後にご紹介するのはスキンケアの見直しです。
紫外線対策をしっかりと行うことはもちろんですが、乾燥対策として保湿クリームなどを使用することも大切です。また忘れてはいけないのが化粧水などでしっかりとお肌を潤わせることです。
これらをすることでお肌が元気になるとゴルゴライン撃退に繋がります。
また、合わせてスペシャルケアを取り入れることも非常に有効です。たとえば老け顔やシワなどに効果的な人工被膜美容液として有名なトワエッセなどを使用するのも1つの方法です。ゴルゴライン改善へと繋がるのはもちろん不可能ではと思われがちなお肌の若返りにも貢献してくれるので、ご自身のお肌に自信が持てそうですね。
今回は女性を悩ますゴルゴラインに着目してお届けしてきました。アンチエイジングは女性の永遠のテーマでもありますが、その一環として老け顔につながるゴルゴラインと簡単トレーニングやスキンケアなどを用いながらさよならしましょう。