薄着の季節になるとふくらはぎが人目にさらされる機会も増えますね。スカートやパンツから見えるふくらはぎがスラッと伸びている様子は、スタイルも良く見えるものです。その一方でふくらはぎがムッチリしているのがコンプレックスという女性も多いものですね。
今回はスレンダーふくらはぎを目指すために取り組んでほしい引き締め法をお届けします。
ふくらはぎが太くなる原因
まずはふくらはぎが太くなってしまう4つの原因から見ていきましょう。
1.筋肉によるもの
1つ目は筋肉が原因になるケースです。
スポーツをしていた経験がある方や、現在ジムなどに通って筋肉を使っている方に多く見られます。いわゆる筋肉太りと言われるものです。でもふくらはぎを痩せさせるために運動をしていたのにそれが原因!?と思われるかもしれません。しかし筋肉の中に脂肪があるとそれが太さに繋がることはよくあることなのです。
運動だけでなくハイヒールをよく履くことも影響します。これはハイヒールを履くと前傾姿勢になりやすく、それだけで筋肉を使ってしまうからです。
2.脂肪によるもの
2つ目は脂肪が原因になるケースです。
ふくらはぎは脂肪がつきにくく全体の7割が筋肉でできています。しかしながら、運動不足で消費カロリーが少ないと脂肪がつきやすくなってしまいます。
脂肪によってふくらはぎが太くなる方は、全体的に下半身太り気味で体脂肪が多く、セルライトが見られる人です。また運動をあまりしない方もこのタイプに該当します。
3.むくみによるもの
3つ目はむくみが原因になるケースです。
ふくらはぎに見られるむくみは、ふくらはぎのポンプ作用の低下が大きく影響します。ふくらはぎの筋肉は収縮することで、血液を心臓に送り返すポンプのような働きをもっています。しかし同じような姿勢が長時間続くなど筋肉が動かないと、ポンプ作用が働かないので血液はもちろんリンパなどの流れも悪くなり水分がたまってくるのです。
靴下の後がなかなか消えないという方、夕方になると靴などがきついという方はこのタイプに該当するでしょう。
4.冷えによるもの
4つ目は冷えが原因になるケースです。
冷え症になると血液やリンパの流れが滞ってしまうので、必然的にむくみやすくなります。その結果ふくらはぎがパンパンになってしまうという悪循環が生まれます。
運動不足であったり、湯船につからずシャワーで済ませるといった方はこのタイプに該当する可能性大です。
ふくらはぎの理想サイズ
ふくらはぎが太くなる原因に該当する女性は非常に多いのではないでしょうか。ただふくらはぎの太い細いは、体型によっても異なり、感じ方も人によって違います。同じ背丈で体型であっても、ふくらはぎの太さが気にならない方もいれば、太すぎると気にする人もいるものです。
そこで一般的な指標を知っておきましょう。以下に計算式をご紹介しますね。
理想のふくらはぎサイズ=身長×0.2 cm
つまり身長が150センチの方で考えると以下の計算となります。
150X0.2=30cm
上記の計算式で求められる数値は、ふとももの最も太い部分を立った状態で図った時のサイズです。ただしあくまでも理想の数値であり、これよりも4 cm以上太くなると、太目であると判定できます。
ふくらはぎを引き締める方法
ではお待ちかねのふくらはぎを引き締める方法を原因別にご紹介しましょう。
1.筋肉太りが原因の引き締め法
筋肉太りが原因でふくらはぎが硬くなってしまう場合は、マッサージで筋肉をほぐした後にストレッチで柔軟性を与えることが最適です。
まずはふくらはぎのマッサージ法からご紹介しましょう。
ふくらはぎマッサージ
- マッサージオイルやクリームを足の裏からふくらはぎ全体に塗る
- 足の裏を手のひら全体でほぐした後、ふくらはぎを下から上に手のひら全体でほぐす
- 親指と4本の指の間にふくらはぎの筋肉をはさみ、足首から膝下に向かってほぐす
- グーを作り、第二関節部分をふくらはぎに当てながらマッサージする
最初はソフトに、そしてほぐれてきたら少し力を入れながらやっていきましょう。オイルなどを使わないと摩擦がおこり、指がうまくすべりませんので注意してくださいね。
マッサージで柔軟性を持たせた後は、筋肉を伸び縮みさせることで、ふくらはぎの筋肉を柔軟にしましょう。そうすることで、硬い筋肉がほぐれ、太さが解消できますよ。
ふくらはぎストレッチ
- 床に開脚して座り、片足を膝から折り曲げる
- 膝を伸ばした足側に身体を向け、上半身を倒し5秒数える。膝が曲がらないように両手で押さえる
- 逆側も同じようにストレッチする
お風呂上りなどにテレビを見ながらするだけでokです。身体がうまく倒れない、膝が浮いてしまう、痛くて伸ばせないといった方も続けることでだんだんと柔軟性がつきますので、無理のない程度で続けていきましょう。
2.脂肪太りが原因の引き締め法
脂肪が原因の方におすすめしたいのは、脂肪を燃やすべく筋トレをすることです。ただし筋トレといっても、激しく行う必要はありません。たるんだふくらはぎを引き締める程度に適度な筋トレ行うことで、筋肉太りも避けることができますよ。
では早速、脂肪太りのふくらはぎに効く筋トレをご紹介しましょう。
- 壁に向かい合って立ち、左右の手のひらを壁にべったりつける。足は踵も床につけアキレス腱を伸ばす状態にする
- 踵を持ち上げつま先立ちになる
とっても簡単な方法ですが、ポイントがいくつかあります。伸びあがった時に腰をさらさない事と、腹筋を意識することです。また、肩や腕に力が入らないようにすることも大切です。
ご自宅でも家事の合間でも簡単にできるので続けやすい上に、地味にふくらはぎに効いてくるのでおすすめですよ。足首が細くなるうれしい効果もあります。
これに加えて行いたいのがウォーキングなどの有酸素運動です。代謝をあげることで、脂肪が燃えやすくなりますので、運動不足の方は特に率先して行いましょう。雨の日だとウインドウショッピングにデパートなどの店内を歩くのもおすすめです。
2.冷えやむくみが原因の引き締め法
冷えとむくみは非常によく似ており、冷えが起こればむくみが起こる、また逆もしかりであるため、解消法も同じです。
筋肉太りの方のようにマッサージやストレッチをすることも有効ですし、脂肪太りの方のようにウォーキングもおすすめです。それに加えて行いたいのがツボを刺激する方法です。
1つ目は三陰交と呼ばれるツボで、足首の内側にあります。足首の内くるぶしの骨から指4本分程度上にあがったところにあります。血液の流れを良くすることで冷え解消はもちろん、疲れ解消や婦人系の疾患にも有効とされています。
人差し指で三陰交をじんわりと押していきましょう。
もう1つのツボは大衝と呼ばれるツボです。足の親指と人差し指の間を甲に向かって進んだ骨同士がつながる位置にあります。冷え性や不眠、頭痛などにも有効とされるツボです。
大衝は以下のような感じで圧を加えていきましょう。
1.息を吐きながら3秒じんわり押す
2.3秒休憩して息を吸う
エステで脚やせ
若い頃からの運動癖がないと、ご自宅で継続するのはなかなか大変かもしれません。
そういった場合は、エステに通われてみると良いでしょう。エステにはプロのエステティシャンのハンドテクニックや最先端の痩身マシンなどもあるため、効率よく美脚になることができます。
おすすめのエステはこちらです。
●「エルセーヌ」美脚時代コース(70分 / 500円)
●「ラ・パルレ」美脚女子コース(60分 / 500円)
●「リフィート」脚やせ体験コース(60分 / 3,240円)
金額と実績面から一番おすすめなものは「エルセーヌ」です。とても良心的な価格でエステしていただけるので、まずは試していただいて損はないと思います。
※体験コースは時期によって変動します。現在の料金は公式サイトでご確認ください。
今回はふくらはぎ痩せに着目し原因別の解消法をお届けしました。ご自宅でできるケアを取り入れながら時にプロの手を借りるのも選択肢の1つでしょう。