エステティシャンにとって
技術や知識はもちろん重要ですが
お客様に触れる手や指は、
さまざまな病気の感染を防ぐためにも
常に清潔にしておかなくてはなりません。
爪が伸びていたり、爪に角があったり
指にささくれや角質があったりすると
お肌に当たって痛いですし
お客様の大切なお肌に傷をつけてしまうことになります。
爪は、爪切りではなく
キメの細かいヤスリで
お客様の肌に当たることのないよう
丸くなめらかにしておきます。
そして、指にささくれができないよう
爪周囲の乾燥を防ぐために保湿も重要です。
そこで今回は、
プロ向けのお手入れ方法をご紹介いたします。
参考動画
お手入れ方法
1.熱いお湯は使わない
お湯は脂分をとってしまいます。
水が冷たくて辛い場合には、できるだけぬるいお湯にしましょう。
2.手を濡らしたままにしない
自然乾燥は、手指の水分も奪われてしまいます。
3.水を使用するたびにハンドクリームや乳液を手や爪に塗る
日中の活動時は、乳液がお勧めです。
安いもので構わないので、ポンプ式のボトル乳液を
水周りに置いておくと便利です。
4.台所洗剤を使う時には、ビニール手袋をする
台所洗剤には、界面活性剤が多量に含まれています。
お皿の油を洗い落とすようにお肌の潤いも落としてしまいます。
できるなら、直接は触らない方が良いでしょう。
5.日頃のフェイスケア時に手指にも保湿をする
基礎化粧品で顔のお手入れの時に
手指も一緒に化粧水や乳液を塗りましょう。
6.寝る前にはたっぷりのハンドクリームと手袋
手袋をするのとしないのとでは、浸透力が全然違います。
清潔な手袋を何枚か用意しておくと良いでしょう。
7.ビタミンのあるものを食べる
意識してビタミンを多く摂取することで、肌が強くなります。
8.ハンドマッサージをする
血行不良は肌を弱くする原因の1つです。
おふろで手の平を押したり
指先から側面を挟んで根元に向かっていき
上下を挟んで指先に戻ります。
その後、指先を圧迫します。
1本1本、丁寧にマッサージしましょう。
おわりに
手指や爪は、普段から色々なものに触れ刺激が多いので
保護するだけでなくお手入れもしてあげる必要があります。
また、自分で手指のマッサージをすると
意外と疲れが溜まっているのがわかりますので
体調管理にも気を配れて一石二鳥です。
是非、今から試してみてくださいね。