くらっ!立ちくらみの原因と予防方法

立ちくらみは起立性貧血とも言います。

若い女性に多いですが、
高齢者の約20%前後にも見られます。

酷い立ちくらみになると、
気を失って倒れることもあるのです。

多くは、低血圧によるものですが、
非常に大きな病気が
潜んでいることもあります。

その一つに、脳梗塞の前兆として
手足のしびれや麻痺と同じ位多いのが
めまいや立ちくらみなのです。

ですので、軽く見てはいけません。

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立ちくらみの原因

【 1.貧血・脳貧血 】

貧血が強いと、立ちくらみやめまい、
疲労感、息切れ、動悸などが起こります。

脳貧血と貧血は違います。

貧血は、血液が薄くなった状態で、
血液中のヘモグロビン濃度が
基準値を下回った時に貧血とされます。

脳貧血は、立ち上がった際に
ふらつきやめまいなどを感じる場合をいい、

ヘモグロビンの変化とは関係なく
血圧の変化で起きます。

【 2.低血圧 】

血圧が上が100以下、下が60以下だと
低血圧と言われます。

血管内を流れようとする血液の力が弱いと、
心臓よりも上にある脳に向かって
血液を押し出す力が弱いので、

立ち上がった時に
脳の血液が不足するのです。

【 3.ストレス・睡眠不足・運動不足・ダイエット 】

これらが原因で自律神経を乱して、
立ちくらみが起こりやすくなります。

自律神経は血液の流れ、血圧や心拍、
体温調整、胃腸の調子などに関係していて、

私たちの意思では
コントロール出来ないのです。

脳からの自律神経の中枢から
コントロールされるのです。

起き上がった際や立ち上がった際に、
健康な人は血管を収縮させて
血液が一気に落下するのを防げるのに対し、

自律神経が乱れると
これが十分に出来なくなってしまいます。

【 4.栄養の偏り 】

鉄分が足りず、
貧血になっていることもあります。

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予防法

1.
コップ2杯の水を飲む

日常立ちくらみが気になる方に、
コップ2杯の水を飲ませたところ

立ちくらみを予防出来る
可能性があったそうです。

2.
鉄分を多く含む食事

貧血防止の食事を意識しましょう。

鉄分を中心に、たんぱく質、ビタミンC、
造血効果のあるビタミンB12B6葉酸
摂取すると良いです。

鉄分が多い食材は、
レバー、カツオ、ほうれん草、小松菜、
ブロッコリー、プルーンなどです。

サプリメントで効率良く
摂取してもいいですね。

3.
規則正しい生活を送る

早寝早起き、睡眠を十分に摂りましょう。

4.
急に立ち上がる、

急に方向転換をすることは避けましょう。

何かにつかまりながら
ゆっくり立ち上がるようにしましょう。

5.
軽い運動をするように心がけましょう

起床時に立ちくらみを起こしやすい人は、
寝たままの姿勢で手足をブラブラさせたり

背伸びをして軽い刺激を与えてから
起きると良いです。

6.
朝の入浴や乾布摩擦をすると良い

朝は低血圧の人にとって
立ちくらみや貧血が起きやすいので、
朝、血流を良くすることで
立ちくらみが起きにくくなります。

7.
便秘や腹痛に気を付ける

便秘で長時間トイレで座った状態も、
立ちくらみを起こしやすくなります。

8.
きつめの衣服やストッキングは避ける

血流を阻害させてしまうので、
ゆったりした服の方が良いでしょう。

参考動画