最近足の血管が
浮き出てきた気がする。。。
スカートやショートパンツを
履いたとき、見た目もみっともないし
ふと気づくと、ぼこぼこ具合が
ひどくなったかもと心配になりますね。
下肢静脈瘤は、年齢に関係なく
若い人でも起こります。
まあいいかと油断せず、
原因と予防法を
チェックしておきましょう。
下肢静脈瘤とは?
まず、下肢静脈瘤を知るために
血流のメカニズムを
少し勉強しておきましょう。
心臓から動脈を通り、
全身に送られた血液は
今度は静脈を通って
心臓に戻されます。
そしてその「静脈」には
血液の逆流を防ぐ
”逆流防止弁”
が存在します。
しかし、その弁が壊れてしまうと
静脈に血液が溜まります。
そうすると、血管がボコボコと膨れ、
瘤ができ、下肢静脈瘤が出来上がるのです。
下肢静脈瘤になる原因
では、弁が壊れる原因には
どんなことが関係するのでしょうか?
一番大きな原因は
長時間同じ姿勢でいることです。
ずっと、「立ち仕事」
ずっと、「座り仕事」
と同じ姿勢を続けると、
足の筋肉が動かされないため
静脈のポンプ機能が低下してしまいます。
静脈はそれ自体にポンプ機能がないので、
筋肉を動かすことで
ポンプ機能を作り出しているのです。
また、締め付けがきつい下着や
靴下を身に着けていませんか?
締め付ける時間が長くなると、
血流が悪くなるので、
血液が滞りがちになるので要注意です。
予防するには
予防するには、どうしたらいいのでしょう?
実はとっても簡単なことなのです。
ずっと同じ姿勢の方は、
立ち上がったり、歩く時間を
作ってあげればいいのです。
これだけで血流は変わります。
そして、お風呂に入った時などに
ふくらはぎをマッサージしてあげたり
むくみやだるさが酷いときは
ストレッチを取り入れましょう。
また、寝るときに足を少し高くして
あげましょう。
あまりに高いと腰などに負担となるので
クッションや座布団を二つ折りぐらいで
十分です。
きれいな脚でいたいですよね。
毎日使っている足、
これからも長くお世話になる足
だからこそセルフケアをしっかりして
日々労わってあげましょう。
それこそが、下肢静脈瘤を防ぐ
何よりの予防法です。