観葉植物は
主に屋内で育てる植物で、
・手に入りやすい
・病害虫に強い
・形崩れしにくい
・葉が落ちにくい
・お手入れが比較的ラク
・緑に癒される
という理由で人気ですよね。
室内のインテリアの
アクセントにもなる観葉植物ですが
今回はその効果のワケ
についてご紹介します。
観葉植物の効果
観葉植物はインテリアとして
だけではなく、様々な効果があります。
1.インテリアを良い雰囲気に
室内に観葉植物を置くことで、
華やかになったり、
雰囲気が柔らかくなったり、
オシャレで居心地の良い空間に
変わります。
殺風景な部屋も
観葉植物を置くだけで、
部屋の雰囲気が断然変わりますよね！
2.空気清浄効果
室内の有害物質の
ホルムアルデヒド・キシレン・
トルエンなどを
吸着・分解してくれる働きがあります。
またフィトケミカルという
植物が作り出す化学物質が、
カビの胞子を抑制するそうです。
観葉植物を置いた部屋と
置かない部屋を比べてみたところ、
置いた部屋はこのカビの胞子が
50～60％も減ったそうです。
一番空気清浄効果があるのは、
オリヅルランやサンセベリアなどです。
3.室温や湿度を調節する効果
夏は植物の葉から蒸散する水分が
気化熱を奪うことで、
気温上昇を抑えてくれます。
冬は熱を放出する働きがあるので、
気温低下を防いでくれます。
葉から出る水分の蒸散効果で、
乾いた空気を適度な湿度にしてくれます。
多くの観葉植物が
1日100～500mlの水分を蒸散し、
また湿度が50～60％になると
水分の蒸散がおさまる性質があります。
4.癒されるリラックス効果
生きた観葉植物と
フェイクの造花を置いたところ、
疲労回復効果が
断然生きた観葉植物の方が
良かったという結果が出ました。
観葉植物が目に入ることで
アルファ波が増え、血圧が低くなって、
筋肉の緊張が取れ、
疲れ目が軽減されたり、
精神が落ち着く効果があります。
また、人がリラックスする
効果があるので、
観葉植物がある空間にいることで、
会話や交渉が落ち着いて
進められるので、
この観葉植物があるかないかでは
ビジネスの場では
大きな違いがあるようです。
オススメ観葉植物
1.100円ショップを利用
100円ショップでも
小さな観葉植物が多数あります。
小さい観葉植物から
サボテンまであります。
2.ホームセンター
たくさんの種類があり、
大きさも様々あります。
小さな卓上に飾って育てられるものから
床に置ける大きなものまであるので、
インテリアに合わせて選べますね。
水をあげるのが面倒なら
つい水をやり忘れてしまって
枯らせてしまってはかわいそうですよね。
そういった場合は
エアープランツといって
空気中の水分だけで育つ
植物もありますし、
サボテンもほとんど水がいらないので
ものぐささんにもOKです。
土も肥料も不要なのです。
手入れが簡単なものは？
オシャレで手入れがラクで丈夫なもので、
ワイヤープランツ、プミラ、
アジアンタム、サンスベリア、
アイビー、テーブルヤシ、
パキラ、モンステラ、ポトス、
ガジュマル
などがあります。
オリーブの木なんかもとっても素敵です！
こんなものも観葉植物に？
アボカドも観葉植物には素敵ですし、
育てている楽しみも出てきます。
まず、アボカドを食べたら
すぐ種をきれいに洗い、
アボカドに3か所ほど
爪楊枝を刺します。
水を入れた入れ物の縁に
爪楊枝が引っ掛かるようにし、
種が水に浸かるようにします。
室温は20度以上がベターです。
1か月位発芽するまでかかります。
その後ある程度まで伸びたら、
土に入れて栽培します。
結構オシャレな感じの植物に
成長してくれます。
鉢を変えるだけでもオシャレに
買ってきたままのビニールの鉢で
育ててはいませんか？
鉢をオシャレなものに変えるだけでも
断然雰囲気が変わります。
育て方は難しい？
ほとんどのものが、
土が乾いて白っぽくなったら
たくさん水をあげます。
乾くまであげなくていいようです。
あまりあげすぎると、
根が腐ってしまいますので
注意してください。
受け皿の水は捨てて下さい。
観葉植物の多くは熱帯地方原産なので、
高温多湿な環境が本来はいいのですが、
日本の冬は寒く乾燥しがちなので、
冬の室温は10度以上保つようにして下さい。
太陽光の当たる所で
育てるのがベターですが、
日の当たらない部屋で育てる場合は
日中、時々日の当たる所に
置いてあげましょう。
雑貨屋さんで
オシャレな観葉植物を見かけると
つい買いたくなりますよね。
ついでに鉢も素敵なものにすると、
部屋がとてもいい雰囲気になりますよ。
