魚の中でも特に青魚は、
生活習慣病の予防や
改善をするなどの
効果があります。
青魚は表面が青光している魚のことで、
サンマ・アジ・イワシ・
マグロ・サバ・ブリ・ニシン
などの魚です。
これらの魚を日々食べていますか?
今回は青魚で健康的になる!
そして肌質を改善する方法を
紹介させていただきます。
栄養たっぷりの青魚
1.不飽和脂肪酸で血液サラサラ
私達の身体に必要不可欠な必須脂肪酸が、
青魚には多く含まれています。
よく耳にしたことはあるかと思いますが、
青魚には不飽和脂肪酸という
常温でも固まりにくい油である
「 DHA(ドコサヘキサエン酸) 」
と
「 EPA(エイコサペンタエン酸) 」
が豊富です。
グリーンランドの極寒の中で
暮らすイヌイット達は、
日頃から不飽和脂肪酸を
多く含む青魚やアザラシを
常食しています。
彼らの血中からはEPAが多く含まれ、
心筋梗塞などの心臓病に
罹る人が少ないとのことで、
研究者の人達の間では注目されています。
2.タウリンが多く含まれている
青魚にはタウリンが多く含まれています。
タウリンには
コレステロール値や血糖値を下げ、
糖尿病を予防し、
血圧の上昇を抑え、
心臓・腎臓・肝臓の機能を正常にしたり、
視力回復の効果もあります。
3.カルシウムやビタミンB群が豊富
カルシウムが豊富なので、
骨を丈夫にしてくれます。
またビタミンB群が多いので、
美肌効果があり
動脈硬化予防にも優れています。
4.身体に吸収されやすいヘム鉄で貧血予防
貧血が気になる方は、
青魚を意識して食べて下さい。
身体に吸収されやすいヘム鉄が
含まれているので、
貧血予防に効果的です。
5.DHAやEPAで頭が良くなる!
DHAは頭が良くなる!ということは、
結構有名ですよね。
青魚に多く含まれるこのDHAやEPAが、
記憶学習機能を司る部分にある
必須脂肪酸なので、
頭を良くしたい!という方は
積極的に摂取するといいですね。
健康面で多くの効果が
血液がサラサラになって
血流が良くなるので、
髪や肌のパサつきのトラブルが
改善されます。
それだけではなく・・・・
1.動脈硬化、心臓病、脳梗塞予防に
青魚に含まれるEPAが
赤血球の膜を柔らかくするので、
毛細血管などの細い血管までも
血液が行き渡りやすくなります。
血液が滞ったりすることで、
動脈硬化、心臓病、脳梗塞などの
リスクが高くなります。
2.脂肪を溶かす
EPAには
皮脂を溶かす作用があります。
詰まった皮脂を溶かすので
ニキビの予防改善によく、
内臓脂肪を減らす働きもあります。
3.満腹感をもたらすのでダイエットにも
満腹感を得るには、
脳内の満腹中枢をヒスタミン
という物質で刺激されることによって
起こります。
このヒスタミンは口から摂取しても
脳内の関門をくぐり抜けられません。
ところが青魚に含まれる
ヒスチジンというアミノ酸の一種が、
脳に達してから酵素の働きで
先程のヒスタミンに変わります。
よって青魚を食べることで、
満腹感が得やすくなります。
4.生活習慣病を防ぐ
青魚にはオメガ3脂肪酸という
私達の身体では作ることが出来ない
必須脂肪酸が含まれています。
このオメガ3脂肪酸を摂取することで、
動脈硬化、ガン、肥満、うつ、
認知症、心臓病などを予防し、
悪玉コレステロールの低下、
炎症を抑える効果、神経疾患を防ぐ
などの働きがあります。
5.関節リウマチの炎症を鎮める
関節リウマチの炎症を
EPAが鎮めてくれます。
6.学習機能アップ!痴呆予防にも
よくDHAを摂取すると
頭が良くなると言われますね。
DHAによって脳が活性化するので、
学習機能がアップしたり
痴呆症の予防にもなります。
7.生理痛緩和
生理痛の痛みの原因
プロスタグランジンという
物質をつくる酵素を
DHAやEPAが抑えてくれます。
8.乾燥肌やアトピーにも
EPAにはアレルギー促進酵素を
つくりにくくする効果があります。
9.精神安定効果
EPAにうつ病を改善させる
作用があります。
10.眼精疲労にも
目の疲れ・かすみ・乾きに
EPAが効果を発揮します。
11.いつまでも生き生き
いつまでも生き生きと過ごす為に必要な
アラキドン酸が含まれています。
厚生労働省は
このDHAやEPAを1日1g以上
摂取することを推奨しています。
1日1食、アジなら1身、サバなら1切れを
摂ることをお勧めします。
効果的にDHAやEPAを摂るなら、
魚を焼いてしまうと
油が流れ出てしまうので、
煮魚や刺身の方が効率的に摂れます。
より健康になることはもちろん、
そしてお肌の改善に
ぜひとも青魚を食べて
美しくなりましょう。